名古屋大学が海外で初めての技術シーズ発表会をニューヨークで開催

国立大学法人名古屋大学(愛知県名古屋市)は、米国ニューヨークにおいて、科学技術振興機構(JST)と中部連携大学との共同開催で、同大学としては初めて海外での本格的な技術シーズ発表会を開催した。

国立大学法人名古屋大学(愛知県名古屋市)は、米国ニューヨークにおいて、科学技術振興機構(JST)と中部連携大学との共同開催で、同大学としては初めて海外での本格的な技術シーズ発表会を開催した。この技術シーズ発表会は、”The Next Generation Japanese Technology Showcase”と題して2009年1月14日に、米国ニューヨークの*The Cornell Club New Yorkにおいて、多くの製薬・ヘルスケア関係企業及び、日本の最先端技術に興味を持つベンチャーキャピタルなどの投資家、弁護士、弁理士などの専門家多数の来場者を集めて開催された。

主催者である名古屋大学の他、中部連携大学から名古屋工業大学、岐阜大学、浜松医科大学、豊橋技術科学大学、JSTの支援で京都大学、慶応大学、北九州大学、合計8大学から14人の発表者を集めて行われた。

名古屋大学は国立大学法人化に先駆けて平成12年に制定した名古屋大学学術憲章において「先端的な学術研究と,国内外で指導的役割を果たしうる人材の養成を通じて,人類の福祉と文化の発展ならびに世界の産業に貢献する」ことを掲げ、産学官連携の推進に力を入れ全国トップレベルのライセンス収入をあげていることで知られている。同大学副総長で産学官連携推進本部の宮田隆司本部長は「名古屋大学は、今回の技術シーズ発表会開催により国際産学連携の分野でもその先駆者として乗り出したことになる。」と熱く語る。

この技術シーズ発表会は、名古屋大学と、米国フィラデルフィアに本拠地をおく日系の国際技術移転会社であるジャパン・テクノロジー・グループ・インク(JTG)及び国際知財戦略を専門とする恵泉国際特許法律事務所グループ(東京・米国フィラデルフィア)との提携により可能になったものである。同グループ代表の矢口 太郎弁理士は、「近年、日本の大学には国際競争力を高めることが要請されているが、日本人の国際技術人材の不足や不慣れなことがあり、日本の大学がこのような技術シーズ発表会を海外で独自に開催するということはほとんどなされていなかった。」と語る。このように、今回の発表会は海外で活躍する日本人の国際知財専門家を使うことですべて日本人の手による産学連携説明会となり、日本の他の大学の良い先例となる。

名古屋大学は、その積極的な産学連携活動により、国内のみならず、海外においても、日本の大学を引っ張るリーダ役として、欧米の企業、大学、研究機関とのライセンスや共同研究などの連携の実績をあげてゆく事が今後ますます期待される。

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*The Cornell Club New York:
今回JTGが手配した会場であるThe Cornell Clubはアメリカ東部アイビーリーグの名門コーネル大学の卒業生によって設立された会員制クラブ。ニューヨーク中心部の5番街とマジソン街の中間に位置し、技術発表会開催には最適な立地。
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【本ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
恵泉国際特許事務所グループ
ジャパン・テクノロジー・グループ・インコーポレイテッド
〒102-0082
東京都千代田区一番町22−1一番町セントラルビル8F
担当: 山本 光良(マーケティング)
電話: 03-3230-1244
E-mail:myamamoto@japantechnologygroup.com

企業情報

企業名 ジャパン・テクノロジー・グループ
代表者名 矢口 太郎
業種 その他サービス

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