2024国際航空宇宙展: 超小型人工衛星用のフレーム、オートマチックファイバープレースメントロボット、航空機の構造向けリベッティングマシンなどの出展情報を公開
2024年10月16日(水)から4日間に渡り東京ビッグサイトにて開催される国内最大級の航空宇宙産業の総合展示会「2024国際航空宇宙展」。
本展では、航空・宇宙・防衛の製造・運航・整備に加え、AAM・脱炭素などの新分野を加えた幅広い展示を通して、航空宇宙産業のトレード・情報交換等の促進と共に、同産業の振興と国民の理解並びに若年層の関心喚起等を図ってまいります。今回のメインテーマは「空宙(そら)で織りなす、拡がる未来。」近年、航空宇宙産業を取り巻く環境は大きく変化するとともに新たな拡がりをみせています。そんな航空宇宙産業の今後の拡大と多様化を表し、ともに航空宇宙産業の振興を図る思いがメインテーマには込められています。また、英語版メインテーマ「SOARING for DIVERSITY, over the GLOBAL-SKY, into SPACE」のイニシャルは“SDGS”となり、いま航空宇宙業界においても対応が求められているSDGs分野の展示が新設されることを象徴しています。
本ニュースレターでは、実際に「2024国際航空宇宙展」で展示される最新技術の一部をご紹介いたします。ぜひご取材時の参考にしていただけますと幸いです。
出展者①IFSジャパン株式会社(小間番号:W4-057)
航空機、エンジン、装備品の整備を一元管理し、AIを活用して効率的なプロセス統合とKPIの可視化・最適化を支援
製品名:IFS Cloud for Aviation Maintenance~航空宇宙業界向けMROソリューションサービス~
IFS Cloud for Aviation Maintenanceは、航空機、エンジン、装備品の整備を一元管理し、AIを活用して効率的なプロセス統合とKPIの可視化・最適化を支援する先進的なMROソリューションです。品質管理機能や200以上の直感的なダッシュボードにより、迅速な導入と運用が可能で、初期導入費やランニングコストの削減も実現します。年2回のアップグレードで最新技術に対応し、柔軟なカスタマイズも可能。多くの航空業や重工業企業が採用し、業務効率と競争力の向上をサポートしています。
出展者②石敏鐵工株式会社(小間番号:W1-024)
NASAが発行している小型衛星の最新技術レポートにも掲載されている超小型人工衛星用のフレームを展示
製品名:MBF(Mono Base Frame)
NASAが発行している小型衛星の最新技術レポートにも掲載されている超小型人工衛星用のフレームを展示いたします。ブロックから削り出された一体型のフレームはつなぎ目がないため、振動によるゆがみなどに強く、品質も安定しているため量産性に優れています。メガコンステレーションに最適なフレームです。
出展者③ADR-ALCEN(小間番号:W2-089)
欧州宇宙機関(ESA)で50年以上にわたる採用実績
製品名:高精度ボールベアリング、メカトロニックシステム
航空宇宙および防衛に特化した高精度ボールベアリングとアクチュエーターのリーディングカンパニー。航空宇宙産業における長年の経験に裏付けされた技術で、特に過酷な環境での耐性があり、高精度なムーブメントに適した製品。即戦力となる製品で、オーダーメイドかつ小ロットでの製造・納品が可能。欧州宇宙機関(ESA)で50年以上にわたる採用実績があり、今日まで不具合を発生させることなく高性能ベアリングを提供し続けています。
出展者④CORIOLIS COMPOSITES(小間番号:W2-089)
複雑な表面形状への複合材を積層を可能にするファイバープレースメントシステムを提供
製品名:オートマチックファイバープレースメントロボット
複合材構造の製造の自動化を可能とするアーム式ロボットとソフトウェアを開発・提供。複雑な表面形状への複合材を積層を可能にするファイバープレースメントシステムを提供しており、100台以上が既に航空宇宙、自動車産業、研究開発の分野で導入されています。エアバスやサフラン、DAHERなど主要な航空宇宙OEMに広く採用され、長年にわたりAFP(Automated Fiber Placement)のリファレンスとなっています。
出展者⑤CYBERMECA(小間番号:W2-089)
欧州のエアバス製造工場に30機以上導入されている他、サフラン、ダッソー、STELIAなど主要な航空宇宙OEMに広く採用
製品名:航空機の構造向けリベッティングマシン
航空機の構造向けリベッティングマシンの開発・製造。20年以上の経験を有し、オーダーメイドで顧客の仕様や製造ラインに応じた半自動および自動リベッティング工程の提案だけでなく、完全自動化されたフローラインも対応可能です。高い生産性、顧客の要望に応じる柔軟性や価格優位性等を強みに、欧州のエアバス製造工場に30機以上導入されている他、サフラン、ダッソー、STELIAなど主要な航空宇宙OEMに広く採用しています。
出展者⑥Look Up Space(小間番号:W2-089)
衛星運用者のニーズに対応する最先端のプラットフォームの提供に注力
製品名:SYNAPSE Digital Platform
宇宙状況把握(SSA)、宇宙安全・運用に特化した先進航空宇宙ソリューションのリーディング・プロバイダで、宇宙の安全性と運用効率を高めることをミッションとしています。宇宙物体の軌道を正確に監視・予測する最先端の追跡システムの開発、軌道上での衝突の可能性を早期発見し回避するための警報システムの設計、デブリ管理戦略の実施、衛星運用の最適化支援等をとおし、衛星運用者のニーズに対応する最先端のプラットフォームの提供に注力しています。
出展者⑦SAFRAN.AI (旧PRELIGENS)(小間番号:W2-089)
航空宇宙、防衛、政府向けの地理空間のワークフローの自動分析に基づくAIソリューションを提供するグローバルリーダー
製品名:AI-powered Geospatial Analytics
航空宇宙、防衛、政府向けの地理空間のワークフローの自動分析に基づくAIソリューションを提供するグローバルリーダー。防衛・情報機関向けに大規模なデータフロー(衛星画像、ドローンのビデオストリーム、音響信号など)を処理・活用するAIソリューションを開発し、アナリストが関心のある事象を検出・理解するのをサポートしています。また自然災害発生時の現状把握や管理、インフラプロジェクトのマッピングなど、日本特有のニーズに対応した民間アプリケーションも開発しています。
出展者⑧SOCOMORE(小間番号:W2-089)
航空機用コーティング剤を中心とした、高品質の特殊化学ソリューションと技術のサプライヤー
製品名:化学および航空宇宙産業用特殊化学ソリューション
航空機用コーティング剤を中心とした、高品質の特殊化学ソリューションと技術のサプライヤー。50年以上の歴史を持ち、OEMやMROの金属や複合材への表面処理、保護、コーティング作業用に設計されたソリューションは、複数のグローバルOEMに承認。日本市場には、OEM向けの三価クロムをベースとし化成処理と陽極シーリングの双方を行う次世代表面処理製品等に加え、MRO向けに100%植物由来で生分解可能な環境に優しい機体洗浄剤を提案しています。
出展者⑨株式会社ミライ化成(小間番号:W3-007)
航空機、自動車、スポーツ用品由来のCFRP端材・廃材から再生炭素繊維(rCF)回収~成形加工に至るまでのプロセスを研究開発
製品名:CFRPリサイクルプロセス
ミライ化成では、航空機、自動車、スポーツ用品由来のCFRP端材・廃材から再生炭素繊維(rCF)回収~成形加工に至るまでのプロセスを研究開発している。当社採用のリサイクル方法:溶媒法で回収されたrCFは樹脂残渣が少なく、繊維の機械的損傷も少ないのが特長。それを用いた不織布、人工皮革、レーザー加工、ドローンなどの加工技術も展示し、rCF早期社会実装を目指す取り組みをご紹介しています。
出展者⑩国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所(小間番号:W1-078)
東京国際空港に設置しているFOD監視システム評価装置の動態展示
製品名:滑走路異物監視システム
滑走路異物(FOD)監視システムは、空港滑走路上のFODを自動的に探知し、空港運用者に情報を提供するシステムであり、空港運用を支える新しい監視システムです。FODに起因する事故を未然に防ぐだけではなく、滑走路を閉鎖して実施する点検の時間短縮を図ることが可能となります。滑走路利用効率の向上および滑走路閉鎖に伴う航空機の上空待機時間の低減が図れ、CO2排出削減が期待でます。本展示では、東京国際空港に設置しているFOD監視システム評価装置の動態展示を実施しています。
出展者⑪Kallman Worldwide - USA Partnership Pavilion(小間番号:西4ホール)
Kallman Worldwide、米国44社の出展で航空宇宙展20周年 日本・アジアへのコミットメントをさらに強化
Kallman Worldwide社は、2004年以来、Japan Aerospaceに出展する米国企業をサポートしており、今回で20周年を迎えます。米国13州を代表する44社の米国企業が出展します。来場者は、民間および軍用航空宇宙産業の製造、組立、運用、メンテナンスに関する革新的なソリューションを幅広く見つけることができます。USAパートナーシップ・パビリオンは、商務省、国防総省、国務省、運輸省を含む政府機関と連携して企画されたもので、今回が初出展となる約29社の米国企業を紹介します。または自国での事業に参加する日本のパートナーを募集することによって、新たなビジネスを創出し、雇用を創出しようとしています。USAパートナーシップ・パビリオンの出展者は、会場での存在感に加えて、ジャパン・エアロスペースでの競合他社よりもさらに有利な立場にあります。グローバル・サプライチェーン・ネットワーキング・プラットフォームであるwww.Sourcehere.com との提携により、Kallman Worldwide 社はインタラクティブなデジタル・ディレクトリを作成し、展示会前、会期中、そして会期後に、参加サプライヤーとより多くの見込み客をオンラインで結びつけることができます。Sourcehereは、世界中の何千ものB2B企業を、いつでもどこでも出会い、ビジネスを行い、取引関係を構築するためのツールやユーティリティ(ダイレクトメッセージを含む)でサポートしています。Japan Aerospace 2024 の米国出展者についての詳細は、www.Sourcehere.com をご覧ください。
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企業情報
企業名 | 2024日本国際航空宇宙展 広報事務局 |
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代表者名 | 前田 信弘 |
業種 | その他サービス |
コラム
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