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熱海の旅館「湯宿 みかんの木」がかけ流し温泉の自動制御システムを導入、湯守の退職をきっかけに

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街中の、ちょっとお洒落な隠れ宿「湯宿みかんの木(所在地:〒413-0012 静岡県熱海市東海岸町1-11)」は、温泉管理していた湯守の退職を契機に、かけ流し温泉の自動制御システムを導入。インバウンド需要が高まるなか、これまで以上に快適な温泉体験を宿泊客に提供できる。湯宿みかんの木公式サイト:http://www.mikannoki.co.jp

静岡県熱海市に位置する株式会社秀花園(代表取締役: 藤間崇史)が運営する湯宿みかんの木は、熱海温泉で知られる美人の湯、青沼湯を提供する温泉旅館です。最近、長年温泉管理を務めた湯守が退職したことを受け、当旅館はかけ流し温泉の自動制御システムを新たに導入いたしました。

【導入したシステムの概要】

新たに導入されたシステムは、株式会社Hi-tec(静岡県伊東市)が扱うアアキテクトデエタラボが開発した温浴状態監視IoTシステム「ココチー」と、掛け流し全自動システム「ラクチー」。これらは大浴場と客室の露天風呂に設置されたかけ流し温泉を自動管理します。各浴槽に設置された温度計が計測したデータを基に湯量を自動で調整し、IoTデバイスを通じてクラウドにデータを送信、事務所のモニターで温度がリアルタイムに表示される仕組みです。

 

【導入による効果】

 導入したシステムにより、最適な温度と湯量が自動的に制御・維持されるため、お客様はいつでも快適な熱海温泉を楽しむことができます。近年、外国人観光客の増加が見込まれる中、温泉体験の質を向上させることは非常に重要です。当旅館の温泉体験の向上は、国内外の観光客の期待に応えるものであり、リピーターの増加や口コミによる新たな集客を促進します。このシステムの導入により、宿泊客の満足度を高め、熱海温泉の魅力を世界に発信することができるでしょう。

さらに、クラウドに送信されるデータにより、湯量・水量が自動的に計測され、水道光熱費の見える化が実現し、削減が期待できます。また、これにより持続可能な社会の実現やエネルギー資源の節約にも寄与します。

 

【補助金の活用】 

この度の導入に際して、観光庁の観光地・観光産業向け人材不足対策事業の補助を利用いたしました。この補助金を活用することで、システム導入のコストを低減しつつ、業界に広がる労働力不足の問題に対処することが可能となりました。

 

【今後の展望】 

株式会社秀花園は、引き続きお客様に最上の温泉体験をご提供し、環境を考慮した持続可能な社会を目指して、最新技術を積極的に取り入れていく所存です。

 

 

 

【株式会社秀花園について】

本社:〒413-023 静岡県熱海市和田浜南町7-13

代表者:代表取締役 藤間崇史

設立:1956年5月28日

資本金:1600万円

Tel:0557-83-5151

Fax:0557-83-3933

URL:http://www.syukaen.com

事業内容:熱海温泉で「秀花園湯の花膳」と「湯宿みかんの木」の2つの旅館を運営しています。



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企業情報

企業名 株式会社秀花園
代表者名 藤間崇史
業種 旅行・観光・地域情報

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