【開催レポート】昨年に引き続きナマケモノ好きが集結!ナマケモノオンリーイベント「ナマケモノフェスティバル2024」
書籍化やカプセルトイ化の実績をもつSNSフォロワー数2.7万人超のキャラクター「ただのなまけもの」(イラストレーター:とりあたま)は、2024年10月19日、20日に東京都中央区のレンタルホール綿商会館にて「ナマケモノフェスティバル2024」をナマケモノ研究所と共同開催しました。
◆開催概要
『ナマケモノフェスティバル2024』
・開催日時:2024年10月19日(土)、20日(日)
・会場:綿商会館(〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町8-10)
・入場料:600円(小学生以下無料)
・入場特典:作家作品をデザインに組み込んだチャリティータオルハンカチ
※数量限定
※ハンカチ配布終了後は入場料300円、特典はポストカードに変更
【共同主催】ナマケモノ研究所
ナマケモノの魅力を広めるためにナマケモノに関する情報を発信するX(旧Twitter)アカウント。中の人の愛称は「所長」。
X(旧Twitter):https://twitter.com/sametyphoon
10月20日&10月第3土曜日の「国際ナマケモノデー」を記念して総勢23組の作家が集結。ナマケモノをモチーフに作品を制作し、キャラクター雑貨のほか羊毛フェルトなどを使用した手芸雑貨、絵画や絵本などを作家自ら販売しました。
「怠け者」「こんな風にのんびり生きたい」と言われがちなナマケモノですが、生き残るためにコツコツ工夫して進化してきた、実は「ガンバリモノ」な動物。
「自分の頑張りを認めてもらえない」「人と同じような生き方ができない」そんな悩みを持つ現代人こそナマケモノから学び、ナマケモノに癒しを感じるのではないでしょうか。
◆来場者数
【10月19日(土)】計263名
・先行入場:25名
・一般入場:228名
・無料入場(小学生以下):10名
【10月20日(日)】計186名
・先行入場:25名
・一般入場:147名
・無料入場(小学生以下):14名
2日間合計449名のナマケラー(ナマケモノ愛溢れる人)にご来場いただき、昨年(2日間合計349名来場)と比べて来場者数が100名増加。
大盛況のうちに幕を閉じました。
◆寄付のご報告
多くのお客様のご来場、ご購入により集まった入場料、チャリティーグッズの収益$404(61,794円相当、手数料込)をコスタリカのナマケモノ保護団体「THE TOUCAN RESCUE RANCH」へ寄付しましたことをご報告いたします。
「THE TOUCAN RESCUE RANCH」ではナマケモノを含むコスタリカの負傷した野生動物を救出し、治療して野生へ戻すなどの活動を行っています。
<寄付金内訳>
・運営収益の一部:51,794円
・はるのひ工房様チャリティーグッズ売上の一部:5,000円
・むぅあ様よりご寄付:5,000円
◆動物行動学の研究者 村松大輔先生とのトークショー開催
奈良教育大学 自然環境センター/京都大学 野生動物研究センター所属の村松大輔先生をお迎えし、各日約1時間のトークショーを開催。
ナマケモノ研究所所長の司会で、事前に募った質問やご来場のみなさまからの質問にご回答いただきました。ノドジロミユビナマケモノを捕獲する際の様子や、野生のフタユビナマケモノとの関わりなど、普段知ることのできない貴重なお話を伺うこともできました。
ナマケモノは省エネルギー戦略など生態が特殊であり、研究を進めることで世の中の役に立つ可能性を秘めています。「ナマケモノフェスティバル2024」ではこれからも村松先生の研究を応援していきます。
《プロフィール》
村松 大輔
奈良教育大学自然環境教育センター ならサイエンス・モール / 京都大学野生動物研究センター
ブラジルのナマケモノを対象に、省エネルギー戦略や活動パターン、採餌生態などの研究を行っている。
◆ナマケモノに関する豆知識を紹介
会場内ではイラストレーターや絵本作家など8名によるナマケモノ豆知識イラストを展示。
豆知識の内容は村松大輔先生の監修を受けており、昨年以上に深い内容を学ぶことができる展示になりました。
様々な作家による可愛いイラストで気軽にナマケモノについて学ぶことができ、大好評でした。
参加作家:美味しい風 / 角煮 / かやのしんや / ことえだ / とりあたま / なまけものまーけっと / 東のなまけものやさん / 羊つぶつぶ
◆ほぼ等身大の赤ちゃんナマケモノぬいぐるみ抽選会実施
ハンドメイド作家”はるのひ工房”によるほぼ等身大の赤ちゃんナマケモノ(ベビナマ)ぬいぐるみの抽選会を実施。
野生動物の安易なペット化にはリスクが伴います。ナマケモノも野生動物であり、飼育環境の整備や医療の確保、ペット化人気の向上による乱獲の恐れなどの観点から安易なペット化には注意が必要です。
それでもナマケモノと暮らしたい、抱きしめたいという気持ちを満たすような羊毛フェルト製のベビナマを、各日1点ずつ抽選でご購入いただきました。
今年はじゃんけん大会形式での抽選となり、参加者は「最初はフタユビ!」の掛け声に合わせて人差し指と中指を揃えて軽く曲げた、フタユビナマケモノの爪の形を表したハンドサインを掲げました。
◆ナマフェスオリジナルかるた大会を開催
ナマケモノ研究所所長が読み札を考案、イラストレーター”美味しい風”によるイラストで取り札を制作した「ナマフェスオリジナルかるた」を使用し、かるた大会を開催しました。かるたで取った札はお持ち帰りいただけるルールになっており、白熱した大会になりました。
取り札は今回のイベントのために描き下ろしていただいたものも多く、参加者同士で絵柄を見せ合うことでより楽しんでいただくことができました。
《プロフィール》
美味しい風
イラストレーター。フタユビナマケモノの認知度向上を目指し、SNSでのイラスト投稿やオリジナルグッズの制作・販売を行う。
X(旧Twitter):https://x.com/ftybmybittyb
◆来場者アンケート集計結果
【来場者の年齢分布】回答数:97件
~19歳:6.2%(昨年2.6%)
20~29歳:18.6%(昨年30.3%)
30~39歳:25.8%(昨年32.9%)
40~49歳:25.8%(昨年19.7%)
50~59歳:21.6%(昨年14.5%)
60~69歳:2.1%(昨年0%)
【ナマフェス参加回数】回答数:97件
今年初めて参加した:70.1%
昨年も参加した:29.9%
【来場動機(複数回答可)】回答数:97件
とにかくナマケモノが好きだから:73.2%
好きな作家が出店しているから:47.4%
チャリティーでナマケモノ保護に貢献したかったから:32.0%
ナマケモノ豆知識を見たかったから:25.8%
村松大輔先生のトークショーを聞きたかったから:20.6%
入場特典のチャリティーハンカチが魅力的だったから:13.4%
【滞在時間】回答数:97件
30分以内:10.3%
30分~1時間:43.3%
1~2時間:19.6%
2~3時間:15.5%
4時間以上:11.3%
【満足度】回答数:97件
満足:82.5%(昨年84.2%)
やや満足:16.5%(昨年15.8%)
どちらとも言えない:0%(昨年0%)
やや不満:1.0%(昨年0%)
不満:0%(昨年0%)
【来場者の声】
<良い点>
・普段はSNS上でしかやり取りできない作家さんと対面して話すことができた
・初めて知るナマケモノ作家にたくさん出会えた
・ナマケモノが好きな気持ちが溢れていて居心地が良かった
・村松先生と直接話すことができた
・堂々とぬいぐるみを持って歩けた
・カルタやトークショーなどイベントが色々あり長時間楽しめた
・先行入場チケットで入場したため欲しいものを全て買うことができた
<不満・改善点>
・熱気がすごく会場内が暑かった
・会場が狭い
・休憩できる場所がなかった
・トークショーの音が会場の奥まで届いていなかった
・トークショーの聴衆のための座席がなかった
《プロフィール》
ただのなまけもの
イラストレーター”とりあたま”が描く、ナマケモノをモチーフにしたキャラクター。ミユビナマケモノのこども「ミユビくん」とフタユビナマケモノのこども「フタユビさん」がなまけものなりに”まいにちがんばる”姿を描いた漫画やイラストを毎日SNSで配信。オリジナルグッズを制作しデザインフェスタ等で対面販売するなど積極的に活動している。初の書籍『ただのなまけものなんです。』(KADOKAWA)を2023年10月2日に発売。
書籍(Amazon):https://t.co/6aMyCrWLyP
X(旧Twitter):https://twitter.com/nonbiri_nama
HP:https://nonbiri-nama.club/
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企業情報
企業名 | ただのなまけもの |
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代表者名 | 芦田凜 |
業種 | その他サービス |