セカンドパートナーとキスした?ハグは?それ以上は?本物のセカパがいる/いた約400名に「どこまでした?」を聞きました!
15,000人の既婚男女のなかから「本物のセカンドパートナーとお付き合いしている」「お付き合いしたことがある」377名を選び出して実態を探る、『[レゾンデートル]真のセカンドパートナー実態調査2024』の第5報です。今回は、皆さんのセカンドパートナーに対する疑問の本丸、「身体接触はどこまで?」を調査しました!すると、驚きの結果が…。本調査の根幹を揺るがす事態になりました…。どうぞ、ご覧ください。キーワードは「人間だもの」です。
不倫にならない既婚者の新しい男女関係として、「セカンドパートナー(通称:セカパ)」に興味を持つ既婚者が増えています。最近はインターネット以外にTVや雑誌でも取り上げられるほか、巷でも仕事仲間や友人、ママ友などとの間で話題になることもあるようです。
しかし、セカンドパートナーはまだ新しい概念・考え方のため、実際まわりにセカンドパートナーを持つ人がいるかといえば、そういう人は少ないでしょう。そのため、多くの人にとっては「実態がよく分からない」「理解できない」存在かもしれません。
そこで、『[レゾンデートル]真のセカンドパートナー実態調査』では、約15,000人の既婚男女への予備調査から選び出した、肉体関係のない「本物のセカンドパートナー」が現在いる人/過去にいた人377名を対象に、その実態を調査していきます。
今回(第5報)のテーマは、「セカンドパートナーとどこまでしたか?」です。「どこまで?」とは、キス、ハグ、セックスなどの身体的な接触を指します。セカンドパートナーの関係性で「どこに一線を置くのか」は、インターネットでも最も疑問を持たれている部分です。果たして、本物のセカンドパートナーは相手とどこまでしたのか──。ぜひ最後までご覧ください。
本調査は、既婚者向けコミュニティサイトの運営会社、レゾンデートル株式会社(東京都新宿区、https://raisondetre-inc.co.jp/)が行う「既婚者の男女関係に関する調査プロジェクト」の一部です。
セカンドパートナーに関する初の大規模調査として、すでに様々なメディアに引用されています。
過去の報告は以下の通りです。「既婚者の男女関係に関する調査」で検索いただければご覧いただけます。
<セカンドパートナー実態調査2024 過去の報告> [予備調査]※既婚者約15,000名対象 [真のセカンドパートナー実態調査2024]※実際にいる人/いた人約400名対象 ・第3報:セカンドパートナーがいて「良かったこと」は? ・第4報:セカンドパートナー長続きする?「交際期間」「別れた理由」は? |
<ご注意> ・20~59歳の既婚者に限定し、男女別の数や年齢層も均衡な対象に行ったインターネット調査です。調査方法・調査対象等は最後に記載しています。 ・セカンドパートナーは現在、既婚者以外の独身カップルにも広がっている様子ですが、今回の調査は本来の意味に則して対象を既婚者に限定しました。 |
セカンドパートナーとは?不倫との違いについて
まずはセカンドパートナーの定義から。セカンドパートナーとは、既婚者の男女が妻や夫(ファーストパートナー)と別に持つ、プラトニックな第二のパートナーのことです。2018年に日本で生まれた造語で、その後、既婚者の間で徐々に浸透し、現在は不倫にならない既婚者の新たな男女関係として多くの人に注目され、通称の「セカパ」も浸透しています。
不倫と違って肉体関係を持たない点が重要で、セカンドパートナーの関係性は「友達以上、恋人未満」とも言われます。セカンドパートナーにどこまで許すかという基準は人それぞれです。「手をつなぐ」「ハグ」までは許すケースが多く、中には「キス」までOKにするカップルもいます。
「プラトニック不倫」という別名も生まれていますが、法的に問題になる「不貞行為」には該当しないため、不倫とは別ものです。
セカンドパートナーについて、おおよそのイメージができたでしょうか。本編に入る前に、既婚者の男女関係の用語を整理しておきましょう。
婚外恋愛 | 既婚者が配偶者以外の既婚者と恋愛関係になること。互いの家庭を壊さない、介入しないなどのルールがある |
セカンドパートナー (セカパ) |
既婚者が配偶者(ファーストパートナー)とは別に持つプラトニックな婚外パートナーのこと。「友達以上、恋人関係」の関係で、肉体関係なしの婚外恋愛も含む。「プラトニック不倫」という別名も。 |
不倫 | 既婚者が配偶者以外の異性と男女関係になること。相手は既婚者に限らず、既婚者同士の場合はW不倫とも呼ぶ |
浮気 | 既婚者が配偶者以外の異性と肉体関係を持つことで、不倫よりも軽い関係 |
オープンマリッジ | 別の相手との恋愛やセックスを制限しないパートナーの形。1970年代に欧米で生まれた考え方で、現在再び注目されている |
セカンドパートナーと「どこまでした」?
では、いよいよ本題です。本物のセカンドパートナーがいる人/いた人377名に、身体的な接触をどこまでしたか尋ねたところ、グラフの通りとなりました。当てはまるものをすべて選ぶ複数回答形式なので、ご注意ください。
◆男性の5割以上、女性の3割以上が「セックスしたことがある」と回答
驚きの結果です…! なんと、「セックスしてしまったことがある」人が、男性53.5%、女性32.2%もいるのです。「本物のセカンドパートナーがいる人/いた人」に聞いたことが売りの、この「真のセカンドパートナー実態調査」の根幹を揺るがす事態…。
言い訳にはなりますが、後ほど「調査対象者について」でご説明するように、私たちは全国15,000人もの既婚者の中から「セカンドパートナーが肉体関係なしと理解している」人を選び出し、そのうえで「肉体関係のない本物のセカンドパートナーがいる人/いた人」を選んでアンケートを行っています。「真の」という名前にふさわしいよう、入念な調査対象の選定を行っていました。それがまさか、調査対象者の男性5割以上、女性約3割がセカンドパートナーとセックスしたことがあると回答しているのです…。
調査対象者はほぼ「本物のセカンドパートナー」と考えられるため、やはりお付き合いのなかで「セックスしてしまったことがある」人もいると理解するのが妥当でしょう。「人間だもの」という印象で、ある意味、自然かもしれません。
◆5割近くが「手をつなぐ」、4割前後が「キス」を経験
上のグラフは読み方が難しいですが、「セックス」までした人は当然、「手をつなぐ」「キス」はするでしょう。ですから、「手をつなぐ」は、男性45.5%、女性48.6%はしたことがある訳ですから、裏を返せば男性の54.5%、女性の51.4%はセカンドパートナーと手もつながなかったことになります。
キスも同様で、男性44.0%、女性35.0%はしたことがある訳ですから、男性56.0%、女性65.0%がセカンドパートナーとキスをしなかったことになります。
「セックスまでした割合」と数字は完全に一致しませんが、対象者に複数のセカンドパートナーがいた人も含む複数回答ですし回答漏れなどもあるため、多少の不整合は生じます。大きな傾向としては妥当性がある結果ではないでしょうか。
なお、「どれもしていない」は、完全なプラトニックとなりますが、男性は6.0%、女性は14.1%と非常に低く、最低でも男性の9割以上、女性の8割以上は「手つなぎ」「キス」「ハグ」のどれかはしているということになるでしょう。確かに何もなければ友人と変わりませんから、こちらも妥当性はあると考えられます。
年代別で「したこと」に違いはある?
続いて、同じ質問への結果を年代別に分析してみましょう。グラフの形式を変えます。色で比較しやすい形式で、左側の薄い色の部分が「プラトニックかそれに近い」、右側の濃い色の部分が「濃厚な身体接触をした経験がある」ことを示します。
こうして性別・年代別に比較してみると、女性は年齢が高いほど濃い身体接触は未経験であり、純度の高いセカンドパートナーとしての関係を求めていると読み取ることができそうです。一方、男性の場合は、年齢による違いがあまりみられません。
なお、この棒グラフは回答人数を並べたもので、100分率ではありませんからご注意ください。
ここまで読まれた方は「セックスしてしまったあとはどうなるのか」という行く末(末路)が気になるところと思います。婚外恋愛・不倫に進むのか、踏みとどまるのかの部分です。すでにデータは入手しており分析中ですので、今後の発表をお待ちください。
調査対象者について
先ほど少し述べた通り、今回の調査は、肉体関係のない本物のセカンドパートナー経験者に絞ったものです。そのため、「真の」という名前が付いています(今回の結果には少々矛盾が生じていますが、調査対象の選定は厳密に行いました)。
「セカンドパートナー実態調査2024 第1報」(レゾンデートル調べ)で約15,000人の既婚者に「セカンドパートナーが現在いるか?過去にいたか?」を尋ねたところ、セカンドパートナーいる人/いた人の割合は4.5%(657人)でした(調査日:2024年5~6月)。セカンドパートナーは肉体関係がない特別な男女関係ですから、まだ少ないことが分かります。婚外恋愛の経験者が22.5%に上る(レゾンデートル調べ)のに比べると大きな差です。
他社のセカンドパートナー調査は「婚外恋愛」と「セカンドパートナー」を区別せずに行っているものが多いので、注意してください。本物のセカンドパートナー経験者を見つけ出してアンケート調査ができる人数を確保するには、少なくとも1万人以上の既婚者を対象とした予備調査が必要になりますが、他社の調査はそこまで行っていません。
弊社の本調査は探し出した657人のなかから、男女・年齢構成が均等になるよう377人を抽出して調査を行ったため、実態をある程度、正確に反映しているでしょう。
下表の通り男女、年齢層ともにほぼ均等なサンプルになっています。
全体 | 男性200人(100%) | 女性177人(100%) |
20代 | 男性50人(25.0%) | 女性50人(28.2%) |
30代 | 男性50人(25.0%) | 女性50人(28.2%) |
40代 | 男性50人(25.0%) | 女性37人(20.9%) |
50代 | 男性50人(25.0%) | 女性40人(22.6%) |
回答者は「和歌山県」がゼロなほかは全都道府県に分布しており地域的な偏りはありません。子どもの有無は、子ども有が311人(82.5%)、子ども無が66人(17.5%)でした。
真のセカンドパートナー実態調査 第5報|まとめ
♦セカンドパートナーで付き合っても「セックスしてしまった」人が意外に多い(男性5割、女性3割) ♦セカンドパートナーとは5割が「手つなぎ」、4割が「キス」の経験あり ♦手をつなぐ・キス・ハグは9割近くが経験 |
今回の調査では,以上のことが分かりました。セカンドパートナーのお付き合いについて「どこまでOK?」「本当にプラトニックなの?」などの疑問の声が多くあがりますが、実態はこのようなものでした。結論としては、手を繋ぐ・キス・ハグはOKラインの場合がほとんどとなるでしょう。納得感はあると考えますが、皆様はいかがでしょうか。
次回以降も今回と同じ「本当のセカンドパートナーが現在いる人/過去にいた人」 377名を対象に、「普通の婚外恋愛/不倫に進んでしまったことはあるか?」「セックスしなかった理由」「配偶者がセカンドパートナーを持つことを許すか?」など、謎の多いセカンドパートナーの実態を解明していきます。
今回の調査の詳しい報告は「既婚者の男女関係に関する調査」に掲載中です。このリリースでは紹介しきれない詳しいデータなども公開しています。また、過去に行った「婚外恋愛」「セックスレス」の調査報告もアップされていますので、ぜひご覧くださいね。
「レゾンデートル 調査」「既婚者の男女関係に関する調査」などと検索いただけると、すぐに調査報告のページにアクセスできます。
<調査概要> ・調査タイトル:[レゾンデートル]真のセカンドパートナー実態調査 第5報 |
<定義> 次の定義でアンケートを実施しました。 セカンドパートナー:既婚男女のプラトニックな婚外関係で、友達以上・恋人未満のパートナー |
◎調査の目的 私どもレゾンデートル株式会社は、「結婚後の新たな生き方」を提案する既婚者向けメディアやインターネットサービスを展開するシステム開発会社です。現代の夫婦関係のあり方、既婚者の男女関係の多様性を把握し、今後のサービス開発に向けた市場動向を探るため、今回の調査を企画しました。 |
◎調査内容・本リリースに関するお問い合わせ 今回の調査内容やデータの詳細に関するお問い合わせ、報道関係の皆様の取材依頼やお問い合わせは下記までお願い申し上げます。 〒160-0022 東京都新宿区新宿4-3-15 レイフラット新宿B棟3F |
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企業情報
企業名 | レゾンデートル株式会社 |
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代表者名 | 磯野妙子 |
業種 | ネットサービス |
コラム
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