幼児教育・保育業界リーダー向けイベント「ホンマなんコミュニティVol.4」開催報告

このイベントは、全国から集まった園長やミドルリーダーが、共通する課題を共有し、解決策を議論する場として企画されています。これまでのVol.1・2では「理念の重要性」や「トップリーダーの役割」をテーマに取り上げ、Vol.3・4では現役ミドルリーダーの現場課題に焦点を当てた議論を展開しています。

 

▼イベントレポートはこちら

https://blog.buscatch.com/2024/12/26/15664

 

■登壇者一覧

亀山　秀郎（認定こども園 七松幼稚園 理事長・園長）

阿部　能光（認定こども園いぶき幼稚園 園長）

北島　孝通（幼保連携認定こども園 庄内こどもの杜幼稚園 理事長・園長）

藤田　　俊（リンクエイジ株式会社 代表取締役）

西尾　真吾（VISH株式会社 執行役員）

 

特別ゲスト

向平　雄馬（東聖こばと幼稚園 主幹）

栫井　裕矢（認定こども園 安井幼稚園 事務）

 

■イベントのポイント

◎ICT導入と保育の質向上の課題

特別ゲストの向平雄馬先生は、ICTを活用した業務効率化が進む中、それが現場に根付かず、保育の質向上との結びつきが不明確な現状を指摘。この課題に対し、亀山先生は「園文化を根付かせる秘伝のレシピ」、阿部先生は「コマ付き自転車の例え」、北島先生は「心理的安全性の確保」といった具体的なアプローチを提案しました。

 

◎「秘伝のレシピ」で文化を根付かせる

亀山先生は、園のビジョンとミッションを「文化の基盤」として明確化し、それを職員全員で共有する重要性を強調。また、現場の職員が生み出した実践を「園内産の具材」として活用し、全体で発展させる方法を提案しました。

 

■議論から得られた示唆

・ICT導入は「理念」を基盤とした連携が必要。

・管理職の業務を可視化し、現場との信頼関係を深めるべき。

・職員間の距離を縮め、安心して意見を出せる環境をつくることが重要。

 

イベント終了後のアンケートでは、「同じ課題を共有することで自園の方向性に自信を持てた」「管理職の業務を見える化する必要性を改めて感じた」といった声が多く寄せられました。

 

▼イベントレポートはこちら

https://blog.buscatch.com/2024/12/26/15664

 

■次回開催のお知らせ

「ホンマなんコミュニティ」は、次回も全国の幼稚園・保育園リーダーとともに、より具体的な課題解決を目指す場を提供します。今年度内の開催を予定しており、詳細は追ってご案内いたします。ぜひご期待ください！

 

■主催会社について

◎VISH株式会社

VISH株式会社は、「すべての人にゆとりと笑顔を」を使命に、保育士の負担軽減と保護者が安心できる環境づくりを目指しています。2010年にリリースした「園支援システム＋バスキャッチ」は、欠席連絡や保育料計算などの業務効率化を通じて、全国2,600以上の施設で利用されています。

 

園支援システム＋バスキャッチ 公式サイト：https://www.buscatch.com/kindergarten/

 

◎リンクエイジ株式会社

リンクエイジ株式会社は、教育機関向け写真サービス「memoridge」を通じて、愛情あふれる瞬間を提供。全国1,700以上の団体が導入する実績を持ち、「全ての愛を力に変える」をミッションに活動しています。

 

リンクエイジ株式会社　公式サイト：https://www.lage.co.jp/

 

【VISH株式会社（ヴィッシュ株式会社）会社概要】

代表者：代表取締役 田淵 浩之

所在地：愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F

設立：2004年12月

資本金：1,150万円

URL：https://www.vish.co.jp/