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フードデリバリーサービスを選ぶ基準は、レストランやメニューの選択肢の多さが最多に!「フードデリバリーの利用状況に関する実態調査」を2024年12月に実施

フードデリバリー業界に特化したメディアを運営している合同会社YUM JAMは、フードデリバリーを利用する人々の実態を数値で把握することで、急拡大してきたフードデリバリーサービスの更なる発展へのヒントになることを目的として、消費者調査を実施しました。

 

合同会社YUM JAM(所在地:東京都中央区、代表社員:井手庸介)は、2024年12月2日~12月9日にかけて、フードデリバリーを利用したことがある20代〜60代の男女834名を対象に、「フードデリバリーの利用状況に関する実態調査」を実施しました。


▼デリバリー配達員によるデリバリー配達員のためのブログhttps://www.yumjam.co.jp/delivery/


当社は、2020年5月に「デリバリー配達員によるデリバリー配達員のためのブログ」の運営を開始。フードデリバリー業界向けの情報発信を4年以上にわたって続けてきました。


今回、フードデリバリー業界に特化しているメディアとして、フードデリバリーを利用する人々の実態を数値で把握することで、急拡大してきたフードデリバリーサービスの更なる発展へのヒントになることを目的として、消費者調査を実施しました。

 

【調査概要】

1. 調査期間

2024年12月2日~12月9日

2. 調査方法

インターネット調査

3. 調査対象

20代~60代の男女

4. 調査人数

834人


【質問内容】

1.最も利用するフードデリバリーサービスは何ですか?

2.フードデリバリーサービスを選ぶ基準を教えてください。(複数回答可)

3.フードデリバリーサービスを利用する目的はで何ですか?(複数回答可)

4.フードデリバリーサービス利用時1回あたりの平均注文金額はいくらですか?

5.フードデリバリーサービスの利用頻度はどのくらいですか?

6.フードデリバリーサービスを利用する時間帯で最も多いのはどれですか?

7.フードデリバリーサービスの利用に関して不満はありますか?(複数回答可)

 

◾️6割以上の方が「Uber Eats」を最も利用すると回答

はじめに、「最も利用するフードデリバリーサービス」について調査したところ、

 

Uber Eats(ウーバーイーツ):67.6%(564人)

出前館:26.5%(221人)

その他:3.8%(32人)

Wolt:1.4%(12人)

menu:0.6%(5人)

 

という結果になりました。

 

全体の67.6%が「Uber Eats(ウーバーイーツ)」と回答しており、フードデリバリー市場で圧倒的な支持を獲得していることがわかりました。

 

次いで、日本のデリバリーサービスである「出前館」を全体の3割弱が利用しているという結果となりました。

 

全体の9割以上を、この2社が独占していることがわかります。

 

一方で、「Wolt」と「menu」に関しては、現時点ではまだ市場に浸透していないという結果に。

 

「Uber Eats」と「出前館」の2社に全体の9割以上のシェアを奪われていることもあり、ここからどのようにして巻き返してくるのか注目されます。

 

また、「その他」と回答いただいた方は、宅配ピザや宅配寿司、マックデリバリーといった、フードデリバリーサービスを利用していることもわかりました。

◾️選ぶ基準、第2位は「クーポンやキャンペーンが充実している」、気になる第1位は・・・

2つ目に「フードデリバリーサービスを選ぶ基準は何ですか?」(複数回答可)と質問したところ、

 

レストランやメニューの選択肢が多い:35.8%(396人)

クーポンやキャンペーンが充実している:32.2%(357人)

配達時間が短い:16.3%(180人)

口コミや評判が良い:9.5%(105人)

サポートが充実している:6.2%(69人)

 

という結果になりました。

 

アンケート結果から、多くのユーザーが「レストランやメニューの選択肢が多い」を最も重視していることがわかりました。

 

次いで、「クーポンやキャンペーンが充実している」が2位という結果に。

 

サービスを選ぶ基準において、クーポンやキャンペーンなどの価格に大きく関わる要素よりも、選べる店舗の多さや食事メニューの種類の豊富さが重視されていることがわかりました。

 

この背景には、クーポンやキャンペーンも2020年~22年と比較すると、明らかにキャンペーン特典の内容が薄くなってきていたり、クーポン割引額が低くなってきていることが影響していると感じています。

◾️フードデリバリーの利用目的、第1位は「料理をするのが面倒」が31.4%で最多

3つ目の質問では「フードデリバリーサービスを利用する目的は何ですか?」(複数回答可)と聞いたところ、

 

料理をするのが面倒:31.4%(402人)

食事のために出かけるのが面倒:21.5%(276人)

忙しくて食事の準備ができない:16.4%(210人)

贅沢な気分を味わいたい:11.0%(141人)

家族や友人・恋人とお家時間を楽しみたい:10.8%(138人)

お家時間を充実させたい:8.9%(114人)

 

という結果になりました。
 

上位3位まで全体の約70%弱が、全て「時間の節約」や「手間を省く」といった目的で利用されているということが明らかになりました。

 

また上記以外の観点として、「贅沢な気分を味わいたい」が4位の11%、「家族や友人・恋人とお家時間を楽しみたい」が10.8%、「お家時間を充実させたい」が8.9%と続きました。

 

全体の約30%の方が、生活を豊かにするという目的でもフードデリバリーサービスを利用していることがわかります。

 

今後は、単に食事を届けるだけでなく、いかに付加価値を届けられるかが、フードデリバリーサービスの成長に寄与すると考えられます。

◾️834人が回答した、1回あたりのフードデリバリーサービス平均注文金額1位は・・・ 

4つ目の質問では、「フードデリバリーサービスを利用時、1回あたりの平均注文金額はいくらですか?」と質問したところ、「1,500円~1,999円」の回答が最も多く35.3%という結果となりました。

 

次に多いのが、「1,000円~1,499円」で22.1%、そして「2,000円~2,499円」が17.3%という結果に。

 

フードデリバリーサービスでは、商品単価に加えて送料やサービス手数料が上乗せされた金額となるため、1人分を注文しても1,500円程度かかることが多くあります。

 

そのため、全体的に1、2人分の注文をしている方が最も多いということがわかりました。

◾️利用頻度は、「半年に数回」の方がほぼ半数の49%を占める結果に

5つ目の質問では、フードデリバリーサービスの利用頻度について聞いたところ、「半年に数回」が49%と最も多い結果となりました。

次に「月に数回」が39%、「週に1・2回」注文される方は、全体の10%弱いるという結果に。

 

頻繁に利用する方よりも、3つ目の質問の回答であったような、ふと目的がよぎったときに利用される方が多いという印象を受けました。

◾️69.1%が、夕食時にフードデリバリーサービスを利用

6番目に「フードデリバリーサービスを利用する時間帯で最も多いのはどれですか」(複数回答可)と質問したところ、下記の結果となりました。

 

夕食時(18時~21時):69.1%(576人)

昼食時(12時~15時):21.3%(178人)

15時~17時:8.2%(68人)

夜食(22時以降):1.0%(8人)

朝食:(7時~10時):0.5%
 

全体のほぼ7割の方が、夕食時に利用していることが明らかとなりました。

これまでのアンケート結果から、デリバリーサービスを最も利用している層は、単身で仕事をしている方だと推察できます。

そのため、仕事終わりの夕食時の利用が最も多く、次に仕事中のランチに利用されることが多いと考えられます。

◾️フードデリバリーサービスの 不満点、第1位は実店舗よりも価格が高いこと

最後に「フードデリバリーサービスの利用に関して不満はありますか?」(複数回答可)と質問したところ、47.8%の方が「実店舗よりも価格が高い」と回答しました。

 

フードデリバリーでは、実店舗で提供している商品価格よりも高く設定されています。

 

これは、飲食店がサービスを利用するための手数料や容器やカトラリー代など発生している経費分を商品価格に上乗せしていることが影響しています。

 

また、商品価格に加えて、送料やサービス手数料も発生するため、実店舗価格の2倍近くの金額になることも多く、割高に感じる方が多いと考えられます。

 

2番目、3番目に挙げられた「待ち時間が発生する」「商品が冷めている」もデリバリーサービスを利用するうえで避けて通ることはできないため、利用者は待ち時間を見越したうえで注文したり、ピークタイムを避けて注文するといった工夫が求められることも明らかになりました。

◾️まとめ 

フードデリバリーサービスは、いまやフードだけではなく、さまざまな価値を追求していくことを求められています。

顧客のニーズを捉え、プロモーションやクーポンの提供、利用可能店舗の拡大などが、フードデリバリー市場の成長に大きく寄与する可能性が高いといえるでしょう。

 

合同会社YUM JAMでは、フードデリバリー業界のマーケティングに役立つ情報を数多く調査し、発信しています。

 

各種調査データは、引用元を記載頂ければ自由にご利用いただけます。

 

【合同会社YUM JAMについて】

所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス 2F

代表者:代表社員 井手庸介

URL:https://www.yumjam.co.jp/

お問い合わせ:https://www.yumjam.co.jp/contact/

事業内容:

・Webメディア事業
・軽貨物運送事業
・フードデリバリーサービス出店サポート事業
・ 鯔背屋の運営

 

【一般の方向けのお問い合わせ先】

企業名:合同会社YUM JAM

担当者名:井手庸介

Email:media-team@yumjam.co.jp

お問い合わせ:https://www.yumjam.co.jp/contact/



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企業情報

企業名 合同会社YUM JAM
代表者名 井手庸介
業種 運輸・交通

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