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モバイルバッテリーで温められる寝袋の応援販売プロジェクトが、クラウドファンディングサイト「Makuake」で1月8日に目標金額100%を達成!

車中泊や寒冷環境での避難生活に役立つ、電気シュラフ(電気プレートを使用した寝袋)を開発。一般的な寝袋よりも高い保温性を誇ります。熱の伝わり方のムラや、湿気による蒸れ・カビの発生といった課題を克服するため、内綿と外布の素材を徹底的にテストしました。

株式会社イデアル(本社:埼玉県久喜市、代表取締役社長:山岡 慎太郎)は、クラウドファンディングサイト「Makuake」で行っている、自社開発の電気プレート付き寝袋「It’s DEMO++電気シュラフ」の応援販売プロジェクトが、2025年1月8日(水)に目標金額である500,000円を達成したことをお知らせします。モバイルバッテリーに対応しており、アウトドアのほか、災害・停電時の避難所や車中泊で、簡単に暖を取れる商品です。

▼ 「【自然の壁を突破した!】雨風対応寝袋・充電OKな暖かシュラフ|It’s DEMO」(「Makuake」プロジェクトページ):https://www.makuake.com/project/itsdemo/

 

 

■災害時に役立つ新しい防災製品として、電気シュラフの開発をスタート

当社の事業は、停電時にも電気を使えるポータブル電源の輸入販売から始まりました。設立以来、防災製品を中心に「安心」と「快適さ」を提供し続け、現在では日本の「防災力」を底上げする製品の企画・開発にも取り組んでいます。この「It’s DEMO++電気シュラフ」の開発がスタートしたのは、2021年。2月に福島県沖で発生した最大震度6強の地震をはじめ、日本各地で災害が相次いだ年です。多くの地域で停電や物資不足が問題になり、寒い季節に避難を余儀なくされた方々も大勢いらっしゃいました。そうした状況から、当社は新しい防災製品の必要性を痛感し、モバイルバッテリーで温められる電気寝袋をつくる決心を固めました。

 

数々の改善を重ねて完成した「It’s DEMO++電気シュラフ」は、15,000mAhのモバイルバッテリーで約8時間と、省電力で長時間の使用が可能です。首や背中、ふくらはぎなどの血流が集中する部位に合わせて配置された4枚の電気プレートが、全身を効率的に温めます。2024年12月30日(月)から2025年1月30日(木)まで、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、応援購入プロジェクトを実施しています。

 

■快適さを追求し、内綿に中空繊維綿、外布にアンチスプラッシュナイロンを採用

本製品の素材として、開発当初は、市場で主流を占めるダウンやコットンなどを検討していました。しかし、電気プレート付き寝袋の場合、それらの素材は適さないことが判明。ダウンは軽量で保温性に優れるものの、湿気に弱くカビや臭いが発生しやすいこと、素材が偏りやすく、寝袋内の温度にムラが生じる可能性があることが欠点でした。また、コットンにも、湿気を吸収しやすいためにカビや臭いの原因となる、熱の伝わる速度が遅いという問題点がありました。試行を重ねた末、内綿にはエアーフィル繊維(中空繊維綿)を採用することとしました。高い透湿性で湿気がこもりにくく、布団のような柔らかさも兼ね備える素材です。

 

また、寝袋内の温かさを保つだけでなく、強風による冷却や、急な雨で寝袋自体が使えなくなるのを防ぐ必要もあります。そのため、外布についても徹底的なテストを実施。さまざまな素材を調査した結果、アンチスプラッシュナイロンにたどり着きました。ゴアテックス®より軽量で、引き裂きや摩擦への耐性、防水性にも優れています。

一般的な製品では雨風を防ぐため、210Tや230Tの生地を使用したものが多くみられます(T=1平方インチ内で縦横合わせた繊維の本数。数値が高い方が厚手)。繊維の本数を増やすことで防滴性能を向上させるのですが、透湿性が低くなり、湿気がこもり蒸れが生じやすいことがデメリットです。当社ではアンチスプラッシュナイロンを使用し、190Tで縫合することにより、湿度の問題を解決しました。

 

■能登半島地震での現場の声を受け、防災製品としてのさらなる展開が目標

現在、中空繊維綿を使用した電気プレート付き寝袋は少なく、さらにアンチスプラッシュナイロンを採用した製品は、日本国内にはまだありません(※2024年10月自社調べ)。2024年に発生した能登半島地震を受けて現地での話をうかがった際も、災害備蓄品として、省電力で長時間使用できる「It’s DEMO++電気シュラフ」が欲しいとの声をいただきました。

 

本製品の開発は、避難生活における寒さの課題を解決するだけでなく、災害時の快適性と安全性を提供するという目標に向けた、重要な一歩であると感じています。今後は地方自治体や日本財団などにも働きかけ、まずは年間1,000個の販売を目指してまいります。

 

 

【株式会社イデアルについて】

所在地:〒349-1103 埼玉県久喜市栗橋東1丁目19番3号

代表者:代表取締役社長 山岡 慎太郎

設立:2019年6月

電話番号:0480-99-2112

URL:https://phewman.jp/

事業内容:海外製品の小売業及び、独自製品の開発

 

 

【一般の方向けのお問い合わせ先】

企業名:株式会社イデアル

TEL:0480-99-2112

Email:info@ideal-shop.co.jp



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企業情報

企業名 株式会社イデアル
代表者名 山岡 慎太郎
業種 その他製造業

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