鹿児島県枕崎市 Makurazaki縁ジェルスが初優勝！「九州移住ドラフト会議2024-2025 supported by ソラシドエア」クライマックスシリーズ

関わる人を増やしたい地域や移住者を受け入れたい地域が「球団」、九州に興味がある人・九州が好きな人・移住希望者が「選手」として参加する、"自称"移住業界最大かつ最高のコントイベント「九州移住ドラフト会議」。2月22日(土)にこれまでの取り組みを発表し、シーズンを締めくくる「クライマックスシリーズ」を長崎県長崎市で開催。5年連続出場となる、鹿児島県枕崎市 Makurazaki縁ジェルスが見事初優勝を果たしました。

「踊りたくなる九州をつくる」をミッションに、九州を一人一人が活躍できる・活躍したくなる舞台にするためにマーケティングやイベント運営、リサーチ専門家が集う九州地域間連携推進機構株式会社（代表取締役：田鹿倫基　本社：鹿児島県鹿児島市）は、過去8回で九州の約70地域、約300名の選手が参加、実際に約40組の移住が実現した「九州移住ドラフト会議」を開催しました。

2月22日(土)には長崎県長崎市ベネックス長崎ブリックホールにて、九州移住ドラフト会議2024-2025シーズンを締めくくる「クライマックスシリーズ」を開催しました。クライマックスシリーズでは、各地から参加球団・選手ら100名以上が集まり、指名会議からクライマックスシリーズまでのおよそ3か月間のペナントレース期間中での取り組みを球団と選手が発表した当日の様子や結果を報告します。

九州移住ドラフト会議公式HP：https://npb-iju-draft.jp/

九州移住ドラフト会議とは

九州移住ドラフト会議は、関わる人を増やしたい地域や移住者を受け入れたい九州の地域が「球団」、九州に興味がある人・九州が好きな人・移住希望者が全国各地から「選手」として参加し、プロ野球のドラフト会議さながらに、球団が選手を指名するマッチングイベントです。2016年に鹿児島で開催した「鹿児島移住ドラフト会議」から始まり、2020年からは九州全域を対象とする現在の形になりました。

九州移住ドラフト会議は主に以下の4つのコンテンツで構成されています。
・参加球団と選手がお互いを知り合う「移住力強化合宿」
・球団が選手を指名してマッチングする「指名会議」
・球団と指名選手がより深い交流を行う期間「ペナントレース」
・ペナントレース期間でどんな交流をしたか発表する「クライマックスシリーズ」

本イベントでは、移住を「移り住む」だけでなく「人と地域の関係づくり」と捉えており、指名する・されるという演出を用いて、人が地域を訪れたり、共に課題を解決したりするきっかけづくりを行っています。従って「指名=移住決定」という訳ではなく、それをきっかけに人と地域との関係づくりが始まります。

地域と人の関係づくりのきっかけをオモシロク演出するためにも、指名会議までに球団と選手が知り合う「移住力強化合宿」や指名会議後に行う「クライマックスシリーズ」など人と地域の関係性をより深めるコンテンツにも力を入れています。

参加した結果として、指名を受けた地域へ移住する方もいれば、二拠点生活を始める方、地域PRや地域課題解決のための協働、イベント企画を一緒に行う方など、多種多様な形で球団と選手が交流を続けています。

球団と指名選手の集合写真。指名会議にてマッチングをした選手とともに各球団は様々な活動を行います。

クライマックスシリーズについて

クライマックスシリーズは今シーズンの九州移住ドラフト会議を締めくくるイベントであり、指名会議からクライマックスシリーズまでのペナントレース期間中の取り組みを球団と選手が発表しました。

2024年11月に開催した指名会議でマッチングした球団と選手は、交流を深めるためオンラインミーティングや実際に球団地域を訪問したり、各地域を盛り上げる取り組みをしたりと、様々な活動を行ってきました。クライマックスシリーズでは、その交流内容や今後の展望を球団と選手がそれぞれユニークな方法で発表しました。

７分間という限られた時間の中で、３ヶ月間の交流を様々な形で発表。
ラジオ形式や、ダンス、歌、劇など、各球団の個性が光る発表が多くみられました。

発表内容については
・真剣かつ楽しそうに取り組んでいるかという「躍動感」
・その地域ならではの活動になっているかという「地域性」
・これまでの交流の様子を加味した「交流度合い」
などの観点から審査を行いました。

また、観客によるオーディエンス投票も実施。
審査員とオーディエンス投票の点数により優勝球団を決定しました。

開催概要

イベント名

九州移住ドラフト会議2024-2025 supported by ソラシドエアクライマックスシリーズ

開催日時

2025年2月22日土曜日 14:30開始 18:00終了予定

会場

ベネックス長崎ブリックホール　国際会議場

住所：長崎県長崎市茂里町2-38
アクセス：https://www.brickhall.jp/access/

参加者

九州移住ドラフト会議2024-2025 参加選手、球団、スポンサーら計100名程度

参加地域(球団)

・ハコザキぽっぽーズ（福岡県福岡市箱崎）

・やめスマグリーンティーズ（福岡県八女市）

・オールスターぶぜんたけた（福岡県豊前市・大分県竹田市）

・武雄ホットスプリングス（佐賀県武雄市）
・おぢかギョギョギョーずNEO（長崎県小値賀町）

・小国シダーズ（熊本県小国町）

・新生★菊池お騒がせエミューズ（熊本県菊池市）

・五木☆ごきげんサンライズ（熊本県五木村）

・秘境☆椎葉ラビリンス（宮崎県椎葉村）

・やまびこ打線宮崎県立美郷高校（宮崎県美郷町）

・奥霧島神隠シーズ（宮崎県高原町）

・Makurazaki縁ジェルス（鹿児島県枕崎市）

※（）内は所属地域

公式サイト

https://npb-iju-draft.jp/

公式サイトには九州移住ドラフト会議2024-2025の年間スケジュールや参加球団の情報、本イベントを通じた過去の球団・選手の連携事例、参加者の声なども掲載しています。

主催
九州地域間連携推進機構株式会社

クライマックスシリーズの結果

審査員や投票によって決定した、今シーズン特に素晴らしい活躍をした球団を表彰しました。

▪️優勝球団

Makurazaki縁ジェルス（鹿児島県枕崎市）

▪️準優勝球団

新生☆菊池お騒がせエミューズ（熊本県菊池市）

また、ペナントレース期間で活躍されていた球団監督や選手を“個人賞”として表彰しました。
▪️監督賞
・最優秀監督賞　﨑元愛琴さん（長崎県小値賀町　おぢかギョギョギョーズNEO）
・功労監督賞　菊池秀樹さん（宮崎県美郷町　やまびこ打線　宮崎県立美郷高校）

▪️選手賞
・最優秀選手賞　目叶貴史さん（宮崎県高原町　奥霧島神隠シーズ）
・ゴールデングラブ賞　周防美佳さん（長崎県小値賀町　おぢかギョギョギョーズNEO）

本イベントを通じた過去の球団・選手の連携事例

指名された宮崎県串間市に移住し休業していたパン屋を事業継承
九州移住ドラフト会議2022において宮崎県串間市に1位指名を受けた岡村治さんは同シーズンクライマックスシリーズ内で当時住んでいた大阪から串間市に移住することを発表されました。その後、職人不在のため3年間休業していたパン屋の事業承継を行い、パン屋の復活を遂げました。

長崎市の球団と選手がグルメ情報メディア制作
九州移住ドラフト会議2024において12球団のうちもっとも選手・球団の交流が活発だったとして”優勝”に選ばれた長崎市球団と指名選手江副佑輔さん（鹿児島県在住）。長崎市のグルメ情報を発信する「〆ディア」を発行。本業のスキルを活かし、媒体のデザイン、コピーライトの作成などを担当されました。

昨年度の九州移住ドラフト会議で優勝した「ながさき坂道クライマーズ」（長崎県長崎市）

九州移住ドラフト会議がきっかけで大学卒業後に移住し、地域商社へ就職
九州移住ドラフト会議2023において鹿児島県枕崎市に１位指名を受けた柳川諒太さん（当時東京都在住）。大学在学中に九州移住ドラフト会議に参加し、大学卒業後枕崎市の地域商社に就職。古民家をリノベーションしたゲストハウスの運営を担当しながら、翌シーズンの枕崎球団の監督として九州移住ドラフト会議にも参加。その後枕崎市内で起業し、現在は会社経営をしています。柳川さんが勤務されていた地域商社では、現在、枕崎市・ソラシドエア・薩摩酒造の４者で包括連携協定を締結し、耕作放棄地を活用した焼酎造りの取り組みも行っています。