米・BeauTech Power Systems社とJALUX　テキサス州にて航空機エンジンリースの合弁会社を設立

　BeauTech Power Systems LLC（所在地：米国テキサス州ダラス、President & CEO：Lee Beaumont、以下「BPS」）と株式会社JALUX（所在地：東京都港区、代表取締役社長：髙濱悟、以下「JALUX」）は3月7日（米国現地時間）、IAE社製V2500-A5エンジンおよびPW1100Gエンジンの調達・リース事業を営む合弁会社を設立することで合意し、契約を締結しました。V2500エンジンはエアバスA320型航空機に、PW1100GエンジンはエアバスA320neo型航空機に使用されています。

　新合弁会社は、社名を「BVJ Engine Holdings LLC」とし、米国テキサス州ダラスに拠点を構えます。BPSとJALUXはそれぞれ50%ずつ出資をし、BPS のエンジンリース事業における実績、知見、そしてグローバルな顧客ネットワークと、JALUXのV2500エンジンおよびPW1100GエンジンのMRO（Maintenance（整備）、Repair（修理）、Overhaul（オーバーホール））関連データおよび取引情報、ならびに日本を含むアジアの顧客ネットワークを組み合わせることで、市場における独自の競争優位性を発揮する狙いです。まずは1億5,000万米ドルの商用アセットの取得を目指してまいります。

BeauTech Power Systems LLCについて:
　2011年に設立し、主にリージョナル航空会社を顧客に業界最高クラスのエンジンリース事業などを展開しています。本社をテキサス州ダラスに置き、GE社製CF34およびCFM International社製CFM56エンジンに特化し世界中の顧客にサービスを提供しています。BPSはCF34シリーズおよびCFM56シリーズの全モデルを保有しており、市場の需要に合わせた迅速なサービスを提供しています。

株式会社JALUXについて:
　航空・空港、ライフサービス、リテール、食品など幅広い事業を展開するJALグループの商社です。1962年に日本航空の子会社として設立し、航空分野で培われた「安全」「安心」を礎に、高品質で独自性のあるさまざまな事業・商品・サービスを提供しています。特に航空業界においては、物流、貿易、その他の関連分野でのプレゼンス向上とともに重要な役割を果たしており、近年はMROビジネスを拡充し好調な業績を上げています。

　JALUX は「幸せづくりのパートナー～人に社会に環境に、もっと豊かな輝きを～」の企業理念の下、これまで培ったノウハウや専門性を通じて、今後も航空・空港業界の発展に寄与してまいります。