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安曇野市の歴史的文化財「本陣等々力家」、 官民連携による再生・活用プロジェクトが始動!代表法人として扉ホールディングスが選出されました。

扉ホールディングス株式会社(本社:長野県松本市、代表取締役:齊藤 忠政)は、安曇野市の古民家「本陣等々力家(一部が市有形文化財に指定)」の再生・活用を官民連携で推進する事業において、このたび安曇野市と協定を締結しました。2025年3月14日には、『本陣等々力家 再生・活用事業に関する民間提案 協定締結調印式』が執り行われ、太田寛 安曇野市長をはじめ、株式会社アルファコンサルティング(東京都)、降幡建築設計事務所(安曇野市)、山共建設株式会社(安曇野市)の代表者が出席。安曇野市を中心に本プロジェクトの代表法人を務める扉ホールディングスを含む4社が一堂に会し、今後の基本方針とプロジェクトの方向性について発表いたしました。歴史と文化が息づく貴重な文化財を未来へ継承すべく、安曇野市ならではのコアバリューを掘り起こし、その価値を国内外へ発信することで、持続可能な観光地づくりに貢献してまいります。

《本陣等々力家 再生・活用事業に関する民間提案  協定締結調印式》


1. 日 時   2025年3月14日(金) 午前11時30分~ 

2. 会 場   安曇野市役所 4階 会見場

3. 協定締結者   

      ・安曇野市

      ・扉ホールディングス株式会社(松本市)  ※代表法人 

                ・株式会社アルファコンサルティング (東京都)

                ・降幡建築設計事務所 (安曇野市) 

                ・山共建設株式会社(安曇野市) 

                (※代表法人を中心とする4者のコンソーシアム) 

 

~本陣等々力家について~

江戸時代に松本城主の狩猟休憩場として利用され、「本陣」と呼ばれた。18世紀初頭には等々力村を含め計 11 村をまとめる組手代の役割を担った。現在の屋敷内には主な建物として長屋門、主屋、 座敷、裏座敷の他に5棟の蔵が残る。このうち長屋門が市有形文化財、庭園の樹齢 400 年前後 と伝わるビャクシンが市天然記念物に指定されている。(安曇野市穂高2945-1ほか 敷地面積:5,674.34㎡)

 

本陣等々⼒家、安曇野の時をつなぐ──受け継ぐ伝統、新たな価値への扉

本陣等々力家は、江戸時代から続く安曇野市の歴史的建造物であり、その一部は有形文化財に指定されています。本事業では、その歴史的価値を尊重しつつ、地域資源を最大限に活用した新たな観光・交流拠点を創出します。文化財の保存・継承にとどまらず、地域に根差した持続可能な社会づくりを目指し、観光を推進力として、歴史・文化・観光の融合を図りながら、地域社会に貢献してまいります。

 

創業以来、持続可能な観光事業を推進してきた、扉グループの変遷

当グループは、1931年の扉温泉明神館開業以来、持続可能(サステナブル)な観光事業の推進に取り組んでまいりました。2009年5月には、日本で初めて国際エコラベル「グリーンキー」認証を取得。その後、2006年には、1886年に建造された名門商家の蔵屋敷・旧「光屋(ひかるや)」をリノベーションし、レストラン事業を開始しました。さらに、2007年に登録有形文化財に指定されたその敷地の一部を活用し、2013年に松本丸の内ホテルを開業。文化や歴史、伝統の保存・継承を進めてまいりました。

 

また、2019年から2020年にかけては、里山文化とそこに暮らす人々の生活を体験できる「Satoyama Villa 本陣」および「Satoyama Villa DEN」を開業し、古民家事業をスタート。旅行者が地域の魅力をリアルに体感できる場を提供してまいりました。

 

このように当グループは創業以来、一貫して持続可能な観光事業を通じて地域社会に貢献し続けております。これまでの歴史的建造物のリノベーションや文化財の保存・継承の事業で培ってきた経験値やノウハウを、本プロジェクトにおいても大いに活用し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。

 

 

高付加価値観光市場の潮流と、安曇野の可能性

近年、世界的に「本物の体験」を求める旅行者が増加しており、特にZ世代やX世代を中心に、高付加価値な旅への観光ニーズが今後ますます拡大すると予測されています。こうした本物志向の旅行者が求める重要な要素として「圧倒的な自然の中での体験」、「より人が少ない場所への訪問」、「その地域ならではの文化や暮らしの体験」などが挙げられます。

こうした観光ニーズが国内外で高まる中、安曇野市は、北アルプスを背景とした雄大な自然、豊かな水、そして伝統的な文化が息づく「本物の価値」を備えた観光資源に恵まれており、まさにこのニーズに応えるポテンシャルを持つ地域であると確信しています。

本プロジェクトでは、本陣等々力家を「本物の価値」を提供する観光のエンジン、そして重要な観光拠点として位置づけ、地域の魅力を最大限に引き出すことで訪れる人々に深い感動と満足を提供し、安曇野市の観光の新たな未来を切り開いていくことを目指してまいります。

 

施設コンテンツ概要

 本陣等々力家の敷地内で、「宿泊エリア」、「文化交流促進エリア」、「レストラン等」等に分けて、様々なサービスを展開していく予定です。(※現段階で詳細は確定しておりませんが、下記がゾーニングイメージとなりますのでご覧ください)


 

~扉ホールディングス 齊藤代表メッセージ~

多くの人々を魅了し、観光地として選ばれ続けるには、まず、そこに住む人が幸せであることーー「訪れる前に住んで良し」と感じてもらえるような地域になることが大前提であると考えています。そこに住む人々が輝いているからこそ、多くの人を惹きつることができ、「また訪れてみたい」とその場所が魅力的に映る吸引力となるのです。

 

 今、世界の観光トレンドでは“本物志向”が強まり、とくにX・Z世代は飾られたものではなく、その土地ならではの文化やストーリーを求め旅に出る傾向が年々強くなっています。安曇野には北アルプスの自然や等々力家の歴史があり、まさに“本物”として、世界の旅行者を惹きつける力を持っていると確信しています。

 

 だからこそ、安曇野市の地域のコアな価値を掘り起こし、地域の皆様とともに様々な事業を創っていくことで、地元にしっかりと還元していくーーそんな持続可能な観光地を目指していきたいと思っています。



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企業情報

企業名 扉ホールディングス株式会社
代表者名 齊藤 忠政
業種 旅行・観光・地域情報

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