「産業界のニーズに即した産業技術コミュニケーター人材育成プロジェクト」を実施

株式会社リバネスは平成21年度産業技術人材育成支援事業「産学人材育成パートナーシップ等プログラム開発・実証」に唯一の民間企業として採択されました。大学・企業と連携し日本で初めて産業技術コミュニケーターを育成する「産業界のニーズに即した産業技術コミュニケーター人材育成プロジェクト」を実施いたします。

報道機関各位
                                 平成21年7月6日
                                株式会社リバネス

「産業界のニーズに即した
産業技術コミュニケーター人材育成プロジェクト」を実施

株式会社リバネス(注1)は、「産業界のニーズに即した産業技術コミュニケーター人材育成プロジェクト(注2)」を実施いたします。平成21年度産業技術人材育成支援事業「産学人材育成パートナーシップ等プログラム開発・実証(注3)」に、唯一の民間企業として採択されたプロジェクトです。当プロジェクトでは、大学と企業間でコンソーシアムを形成し、日本で初めて産業技術コミュニケーターを育成します。さらに、産業界でのキャリアパスモデルを構築いたします。

将来の科学技術産業の発展のためには、社会の産業技術に対する理解を深め、異分野間の組織・人材の連携を促進することが求められます。しかしながら、従来の科学コミュニケーター育成プログラムでは、大学のコミュニケーター育成目的と産業界のニーズ間に相違があり、プログラム修了者のキャリアパスが産業界につながっていないのが現状です。このため、産業界で異分野横断的に活躍するコミュニケーター育成し、産業界に輩出していくことが必要不可欠となっています。
当プロジェクトでは、リバネスを管理法人として、東京大学・東京工業大学・東京農工大学の3大学、ならびにカルピス株式会社・株式会社マルハニチロホールディングス・株式会社ベネッセコーポレーション・ケニス株式会社・JITSUBO株式会社の5企業とコンソーシアムを形成いたします。3つのプログラム(注4)を開発し、それぞれに4の科目群(注5)を設置します。この科目群は、各大学の既存カリキュラムと組み合わせる形で、新規科目として追加されます。実施期間は、契約日(今年夏以降)から平成22年3月31日までです。対象は各大学の大学院に在籍する修士課程と博士課程在学生となります。
科学技術に関する幅広い基礎知識を有し、CSR活動や科学教育、産学連携等を行う産業界において、コミュニケ−ション能力とマメネジメント能力、問題発見・解決能力を有する人材の育成を目指します。企業の広報担当や研究職としてCSR活動に従事する人材、科学教育の企画・営業や産学連携コーディネーターなど、これまでに科学コミュニケーターの職種として想定されてこなかった、産業界で活躍できるコミュニケーター人材のキャリアパスモデルを構築します。



(注1)  2002年6月設立。資本金3,000万円。従業員28名。日本で初めてのバイオ教育事業を主事業として事業を開始し、現在では教育開発事業、教材開発事業、人材開発事業、研究開発事業、農林水産開発事業、プロモーション事業、コンサルティング事業の7つの事業を展開。平成18年度に経済産業省委託事業「バイオ人材育成システム開発事業」にて、バイオテクノロジーを分かりやすく伝えることのできる人材の育成プログラムを開発しました。現在は対象領域をバイオ分野から科学技術分野全般に拡大し、これまでに82名の理系人材を育成しています。また、修士・博士・ポスドク等の理工系人材のスキルアップを目的とした研修を多くの大学・公的研究機関で実施しており、これまでに100名以上の理系学生が受講しています。

(注2)  「産業界のニーズに即した産業技術コミュニケーター人材育成プロジェクト」の実施体制詳細(別紙参照)

(注3)  地域経済活性化のための人材育成の要請を踏まえ、産学が協同して人材育成プログラムの開発・実証に着手することを契機に、産学の持続的な関係強化が図られる取組みを支援する事業です。当該モデル・プロジェクトが大学・大学院の教育課程に組み込まれる等自立・発展し、また各地、複数の大学等でに拡がることによって産学連携による人材育成の取組の面的拡大を図り、人材育成に関する新たな社会システムの構築・実現を目的とします。本年度、26件の応募があり、13件が採択されています。

(注4)  1.「SR(social responsibility)推進人材プログラム」: リバネスを管理法人として、国立大学法人東京大学大学院総合文化研究科 科学技術インタープリター養成プログラムとカルピス株式会社、株式会社マルハニチロホールディングスが連携してプログラムを開発いたします。
2.「科学教育推進人材育成プログラム」: リバネスを管理法人として、東京工業大学 留学生センター/統合研究院と株式会社ベネッセコーポレーション、ケニス株式会社が連携してプログラムを開発いたします。
     3.「産学連携推進人材育成プログラム」: リバネスを管理法人として、東京農工大学 産官学連携・知的財産センターインキュベーションとJITSUBO株式会社が連携してプログラムを開発いたします。

(注5)  1.「コミュニケーター基礎」: 科学コミュニケーションの基礎とコミュニケーション等の基本的スキルを学びます。
     2.「コミュニケーション実践」: 学んだ基礎的スキルを実践的に定着させます。ライティング研修やサイエンスカフェの企画・運営を予定しています。
     3.「ビジネス基礎」: 産業界で科学コミュニケーションを実践する上でのマインドとスキルを学びます。ビジネスマインドやネゴシエーション講座を開設いたします。
     4.「インターンシップ」: 企業で実践的に科学コミュニケーションスキルとビジネススキルを学びます。科学教材製作やCSR現場体験、企業への取材・記事作成を予定しています。


連絡先 株式会社リバネス 
代 表 長谷川和宏 (人材開発事業部 部長)
電話番号 03-6277-8041   FAX番号 03-6277-8042
E-mail: info@leaveanest.com
〒160-0004 東京都新宿区四谷2-11-6 VARCA四谷10階・11階

企業情報

企業名 株式会社リバネス
代表者名 丸 幸弘
業種 その他サービス

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