酪農学園大学がGISテクノロジーの先進的利用を進めるユーザとしてSAG賞を受賞

酪農学園大学、NPO法人EnVision環境保全事務所、環境省は、米国で開催された第29回ESRIユーザ会にて「Special Achievement in GIS Award(SAG賞)」を受賞した。同大学などが取組むプロジェクトでのESRI社 GISテクノロジーの革新的利用とビジョンが評価された。

報道関係者各位
2009年7月22日(水)

ESRIジャパン株式会社 
プレスリリース

酪農学園大学がGISテクノロジーの先進的利用を進めるユーザとしてSAG賞受賞
 
GIS(地理情報システム)ソフトウェア国内最大手のESRIジャパン株式会社
(※1)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:正木千陽、資本金:5千
万円、以下ESRIジャパン)は、酪農学園大学(北海道江別市)、NPO法人
EnVision環境保全事務所(北海道札幌市)、環境省(東京都千代田区)の
三者が第29回ESRIユーザ会(※2)において「Special Achievement in GIS
Award(SAG賞)」を受賞したと発表した。

酪農学園大学、NPO法人EnVision環境保全事務所、環境省は、カリフォルニア
州サンディエゴ市で開催されたESRI社(本社:米国カリフォルニア州レッド
ランズ市)主催、第29回ESRIユーザ会において「Special Achievement in GIS
Award(SAG賞)」を受賞した。同大学などが取り組むプロジェクトにおける、
ESRI社地理情報システム(以下GIS)テクノロジーの革新的利用、ビジョン、
リーダーシップが評価され、GISを利用する世界30万団体の中から選ばれた。

酪農学園大学は、WebベースのGISを用いた公共情報の共有化を幅広く推進して
いる。NPO法人EnVision環境保全事務所とともに設計した「海域-陸域統合型
GIS」Webサイトでは、人工衛星等の情報から海鳥の生息分布を予測し、油汚染
などの災害に対する影響評価をGISマップで表すなど、迅速な災害対策や環境
モニタリングを行うことが可能となっている。また、環境省と連携し構築した
釧路湿原自然再生プロジェクトやサロベツ自然再生プロジェクトのサイトでは、
3次元画像や湿原植生の時系列変化を、GISを活用してビジュアルに情報発信
するなど、自然再生事業の普及啓発や環境教育に貢献している。

酪農学園大学をはじめ上記三団体が使用するGISテクノロジーは、その基礎に
地図を配置することで情報を視覚化し理解しやすくする。これは環境の変化や
現状に関する正確な情報伝達に役立つ。さらに、インターネットに接続する
ことでリアルタイムな情報交換が可能になり、突然の災害に対する迅速な緊急
措置の実行につながっている。

酪農学園大学では、環境システム学部が設立された1998年にGISを導入して
以来、環境保全分野での教育研究にGISを利用している。また、2005年から
毎年、「GIS Day in Hokkaido」を開催し、広くGISの普及に努めてきた。
将来的には、GISとGPSテクノロジーを併せ持つリモートセンシング情報サービ
スセンターの設立を予定するとともに、北海道およびアジア太平洋地域の環境
保全と農業の分野での地域貢献を目指している。

「私たちの世界は急速な変化に直面している」とESRI社社長ジャック・デン
ジャモンド氏は言う。「GISテクノロジーは、問題を理解する手段として普及
してきている。ESRI社では、各ユーザの研究に非常に感銘を受けており、その
研究と成果をSAG賞として発表している」

第29回ESRIユーザ会でのSAG賞受賞団体には酪農学園大学の他、モンタナ州立
図書館、NASAラングレー研究センター、アメリカ海洋大気圏局、ヨセミテ国立
公園、マドリッド市、DHL Express、オーストラリア ビクトリア警察などがあ
る。

※1 テクノシステムリサーチ調べ
※2 2009 ESRI International User Conference
   世界最大規模のGISイベント。2009年は7月13日〜17日の日程で開催。
 
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ESRI社について
ESRI社(本社:米国カリフォルニア州レッドランズ市)は、1969年以来、
地理的な視点で考え、計画する力を世界中のユーザに提供している。
GISマーケットのリーダとして、ESRI社製GISソフトウェアは、米国内の主要
200都市をはじめ、各国の政府機関、世界の一流企業350社以上、7,000校を
超える大学など、世界30万以上の企業・団体にて利用されている。ESRI社の
アプリケーションは、100万台以上のデスクトップと数千にもおよぶWebサイト、
統合型サーバで稼働し、世界のマッピングと空間分析のバックボーンを担って
いる。ESRI社は、デスクトップ、モバイル、インターネットプラットフォーム
向けの総合的なソリューションを提供するベンダー企業である。
(ESRI社:www.esri.com)


【問合せ】
ESRIジャパン株式会社
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-1 塩崎ビル
Tel:03-3222-3941
e-mail: gisinfo@esrij.com
http://www.esrij.com/

企業情報

企業名 ESRIジャパン株式会社
代表者名 正木 千陽
業種 コンピュータ・通信機器

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