【プレスリリース】ネットとテレビから選挙を予測!『クチコミ@総選挙2009』リポート

ネットとテレビから選挙を予測!『クチコミ@総選挙2009』リポート 日本経済新聞の調査と87%一致、激戦区ランキングも開始

■政党別議席予想
民主258(0)、自民39(0)、公明1(0)、共産1(0)、諸派・無所属1(0)。
(2009年8月24日朝時点のクチコミ予測に基づく)

■22日の日本経済新聞の調査と『クチコミ@総選挙2009』の予想の一致率は87%
 『クチコミ@総選挙2009』の予測と、8月22日の日本経済新聞朝刊に掲載された
調査の結果を突き合わせてみました。
結果は87%の一致でした。本プロジェクトはその前日(8月21日)に発表された
朝日新聞の序盤情勢予想との突き合わせも行っており、その結果は94%。
『クチコミ@総選挙2009』は日本を代表する新聞調査と高い一致率を見ました。
 消息筋によれば、22日に読売新聞が掲載した情勢予想は日本経済新聞と
同じ調査会社によるものとされています。
そのことから、本プロジェクトの予測は、読売新聞予想とも十分一致すると考えられます。
 日本経済新聞の調査結果は明白に当落を予想していなかったため
「リード」「盤石」「突き放す」「水をあける」「(2位の候補が)追い上げる」など、
比較優位な表現が少しでもあれば、優位としてカウントしました。
朝日新聞および日本経済新聞との予想一致・不一致を下記にまとめました。
参考のため朝日新聞と日本経済新聞の新聞2誌の一致率も付け加えてあります。


       朝日新聞 日本経済新聞 朝日と日経の一致率
------------------------------------------------------
新聞予想選挙区数   150     300     150
クチコミ@総選挙との
------------------------------------------------------
予想一致   122     250     121
予想不一致   8   38       7
混戦       20   12      22
予想一致率  94%     87%     95%

■『クチコミ@総選挙2009』サイトで、激戦模様の選挙区も掲載開始
『クチコミ@総選挙2009』サイトは、全国300の小選挙区のうち、激戦模様が強い
選挙区をランキングして掲載し始めました。
各選挙区で、現在の予想得票率1位と2位の候補者に対象を絞り、
「1位と2位の候補者の予想得票率の差が小さい順」にトップ10までをまとめています。
予想得票率の差が小さいほど激戦の度合いが強いと言えます。
 激戦の度合いが強い選挙区では、1位候補者と2位候補者の予想得票率の差は0.38ポイント。
やや大胆な前提ですが、衆議院総選挙区の平均有権者数30万、
投票率60%と仮定して試算してみると、約700票の僅差です。
まさに、どちらに転ぶかわからない激戦と言えそうです。

■『クチコミ@総選挙2009』のサイト http://senkyo.kakaricho.jp/
では、300小選挙区の情報がいつでも見られます。
クチコミのネタ元になるテレビ報道とのクロスメディア分析も掲載しています。

『クチコミ@総選挙2009』プロジェクトは、東京大学の選挙予測に関する研究成果を基に、
株式会社ホットリンクが運営しています。
加えて、株式会社エム・データが協力し、テレビの選挙関連報道とネット上のクチコミの
推移の関係も分析しています。詳細や問い合わせ先は下記に――。

【『クチコミ@総選挙2009』について】
「クチコミ@総選挙」は、株式会社ホットリンクが保有する、国内最大規模で35億記事を
超える口コミデータベースを基に、東京大学の松尾豊准教授と、同大学工学部所属の
末並晃氏の研究する『Web上の情報を利用した公職選挙得票予測』の技術を応用し、
各選挙区の得票率を予想する情報サイトです。
同時に、株式会社エム・データより、同社が所有するTV 番組の放送内容を
テキスト化したデータ(TV番組メタデータ)の提供を受け、政党名や立候補者の
TV番組内での露出とネット上の口コミの推移を分析する『クロスメディア分析』も公開しています。
投開票が行われた翌日8月31日以降に本サイトにおいて、得票率予想結果の検証、
考察を公開する予定です。

【クチコミ@総選挙のコンテンツ】
以下のコンテンツを毎日更新し、公開いたします。
1) 各小選挙区の各候補者の得票率予測
2) 各小選挙区の結果を集計した、予想得票率の上昇率ランキング
3) 各政党の小選挙区での議席獲得数予測
4) 政党別、候補者別の口コミ数の推移
5) 政党別、候補者別の口コミ本文記事
6) TV番組内での露出の推移

【研究内容について】
当サイトにおける予測は、東京大学 松尾豊氏と末並 晃氏による研究
『Web上の情報を利用した公職選挙得票予測』に基づいています。
過去の選挙における候補者の氏名や政党名などのキーワードから抽出される口コミ数、
候補者の属性と得票結果との相関を分析し、且つ投票日前までのネットの
口コミ数の動向を加味することで、各候補者の得票率が予想できるというものです。

研究者プロフィール
松尾 豊
東京大学大学院工学系研究科 准教授。
東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科
電子情報学専攻博士課程修了。博士(工学)。
2002年より独立行政法人産業技術総合研究所勤務。
2005年よりスタンフォード大学客員研究員。2007年より現職。
ホットリンクと情報系研究者との共同研究会「HottoLabo」に参加。
推論処理などの人工知能、キーワード抽出や要約などの自然言語処理、
Webマイニングや電子掲示板の解析などコミュニティ分析で多数の論文・研究成果がある。
キーワード抽出のアルゴリズムに関する研究で、2002年度人工知能学会論文賞受賞。
Webマイニングに関する研究で2007年度 情報処理学会長尾真記念特別賞。

末並 晃
東京大学工学部システム創成学科4年。
2006年3月に大分工業高等専門学校制御情報工学科を卒業後、
同4月に東京大学工学部システム創成学科に編入学。
文理の概念を超えた先進的なカリキュラムの中で、従来型の工学だけでなく、
技術マネジメント、企業経営、ライフサイクル工学、産業情報システムなど、
社会システムと技術の連携について幅広く学ぶ。
2008年4月より大学を休学し、実践経験を求めて、
同大学の仲間とともに会社の立ち上げに参画する。
2009年4月に復学後、松尾准教授の指導の下、Web情報を利用した
公職選挙得票率予測の研究に取り組んでいる。

【エム・データについて  http://www.mdata.tv/ 】
会社名:株式会社エム・データ
所在地:東京都港区虎ノ門1-16-16虎ノ門1丁目MGビル9F(〒105-0001)
代表者:代表取締役社長 森谷 文彦
資本金:1億1,350万円
設立日:2006年1月23日

【ホットリンクについて  http://www.hottolink.co.jp/ 】
ホットリンクは、レコメンデーションエンジン「レコナイズ」やバズマーケティングツール
「電通バズリサーチ」、「クチコミ@係長」の提供を中心に、クライアント企業の
インターネットマーケティング活動を先端技術で支援するエージェントテクノロジーカンパニーです。
会社名:株式会社ホットリンク
所在地:東京都千代田区神田錦町3-26 一ツ橋SIビル4階 (〒101-0054)
代表者:代表取締役社長 内山 幸樹
資本金:2億5199万6千円
設立日:2000年6月26日

<『クチコミ@総選挙2009』に関するお問い合わせ先>
株式会社ホットリンク 広報担当 黒木、公平(きみひら)
E-mail :senkyo_pr@ml.hottolink.com
TEL  :03-3219-6153

『クチコミ@総選挙2009』プロジェクトの情報表現や広報活動を
株式会社パースペクティブ・メディアが支援しています。

企業情報

企業名 株式会社ホットリンク
代表者名 内山幸樹
業種 ネットサービス

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