ニホンモニター　オバマ大統領初来日関連テレビ報道量調査発表

テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニター株式会社（本社：東京都港区浜松町、代表取締役社長：韮澤美樹）は、2009年11月13日（金） 米国・オバマ大統領初来日時のテレビ報道状況を調査いたしました。


●オバマ一色に染まった当日のテレビ報道
●【トピック】これもオバマ効果！？あの自治体、あのブランドの広告換算料金は？

調査結果は弊社ホームページでも公開しています。（http:/ www.n-monitor.co.jp/）


≪オバマ一色に染まった当日のテレビ報道≫
米国・オバマ大統領の就任後初となるアジア歴訪で、最初の訪問地となった日本。11月13日（金）における同大統領来日関連報道時間はトータルで7時間11分04秒。これは当日放送された全政治関連ニュース13時間06分46秒の実に54.8％を占めました。
その内容は日本に向け出発するオバマ大統領の映像に始まり〜到着（タラップ）〜移動〜鳩山首相との首脳会談の模様まで・・・。
海外誌で“世界で最も影響力がある人物”に選ばれたオバマ大統領の行動はリアルタイムで事細かに報道されました。
また、今回ミシェル夫人の来日はありませんでした。揃って来日していれば、おそらく大統領夫人単独のスケジュールを追う報道も影響し、関連報道量も大幅アップしていたと考えられます。大統領単独来日でのこの報道量からもオバマ大統領の世界的影響力の大きさが見てとれます。

〜前大統領初来日時の関連報道量との比較〜
2002年2月17日（日）に初来日となったジョージ・Ｗ・ブッシュ前大統領の来日当日の関連報道量は2時間26分51秒でした。（小泉首相との首脳会談の主要議題は対テロ問題・経済など）
単純に関連報道量を比較してもその差は歴然ですが、注目すべきは、同日政治ニュース全体における割合。ブッシュ大統領の39.0％に比べオバマ大統領は54.8％を占めており、今回のオバマ人気ぶりを示しています。


≪【トピック】これもオバマ効果！？あの自治体、あのブランドの広告換算料金は？≫
? 昨年の米国大統領・民主党代表選の時期から何かと話題に上がってきた福井県“小浜市”。大統領から小浜市への感謝の言葉も述べられた大統領演説会（14日）に招待された同市・松崎晃治市長のコメントや、現地から駆けつけた「オバマを勝手に応援する会」がハッピを着て歓迎する姿・オリジナルグッズが紹介されました。

?滞在中の食事についての外務省とのやり取りの中で、大統領が事前に「神戸ビーフとマグロが食べたい」と異例の希望を伝えていたことも明らかになり、その記事を掲載した新聞紙面が紹介されました。

一連のオバマ効果で全国的に認知されるようになった“小浜市”と、大統領直々のリクエストにより思いがけず脚光を浴びる結果となった“神戸牛”。効果的なＰＲにも繋がったと思われるこの2つのキーワードを元に出稿放送時間帯のＣＭスポット料金から広告換算料金を算出してみました。

“小浜市”テレビ広告換算料金　約2億9,470万円 （12番組で取り上げ）
“神戸牛”テレビ広告換算料金　約800万円 （2番組で取り上げ）

神戸牛の換算金額は少ないですが、まさに「青天の霹靂」といった思わぬ経済効果になったようです。


【調査概要】（すべて東京地区オンエア分・ニホンモニター調べ）
◇大統領来日当日の関連テレビ報道量◇
●調査期間：2009年11月13日（金）放送分
●対象局：ＮＨＫ/日本テレビ/ＴＢＳ/フジテレビ/テレビ朝日/テレビ東京
◇小浜市/神戸牛の広告換算料金◇
●調査期間：2009年11月13日（金）〜2009年11月15日（日）放送分
●対象局：ＮＨＫ/日本テレビ/ＴＢＳ/フジテレビ/テレビ朝日/テレビ東京
※報道のあった番組のネットワーク局、出稿データの放送時間帯のＣＭスポット料金から算出（ＮＨＫは日本テレビ30局＋沖縄テレビ＝31局で換算）


< この件に関するお問合せ先 >
ニホンモニター株式会社　マーケティング課・星野/本田
〒105-0013東京都港区浜松町1-7-3 第一ビル2F
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