ビットアイル デジタルコンテンツ制作事業者向けクラウドサービスを提供

レンダリング・エンコーディング処理のためのオンデマンドインフラを提供

インターネットデータセンターのリーディングカンパニー、株式会社ビットアイル(代表取締役社長兼CEO:寺田航平 本社:東京都港区 以下ビットアイル)は、デジタルコンテンツ制作・編集向けに業種特化型クラウドサービス「デジタルコンテンツ制作事業者向けオンデマンドサービス」を、2009年12月14日に提供を開始します。
「デジタルコンテンツ制作事業者向けオンデマンドサービス」は、ビットアイルのデータセンターに最新の高性能サーバによりHPC環境を構築し、デジタルコンテンツ制作・編集を行う事業者に必要な量のコンピュータリソースを2ヶ月からという短期間利用が実現するサービスです。なお、今回はハードウェアとして、HPCで実績あるIBM System xを採用しています。これにより、アニメ・ゲーム・映画など高精細化が進むコンピュータグラフィックスを用いたコンテンツを制作・編集する事業者は、過大なITインフラ投資を行うことなく、必要なときに必要な分だけの高性能デジタルコンテンツを制作・編集環境を利用することができます。
ビットアイルでは、当初1年間で5,000万円の売上を目標としており、また今後も特定業種向けのクラウドサービスを順次展開し、企業の効率的かつ柔軟なITインフラ活用をサポートしていきます。


■取り組みの背景
アニメーション、ゲーム、映画、TVコマーシャルなど多くの分野でコンピューター・グラフィックス(CG)を用いたコンテンツがますます高精細化することに伴い、デジタルコンテンツの処理量やデータ容量は急激に増加しており、短期間により多くのレンダリング・エンコーディング等の処理を実行し緻密なコンテンツを制作するための高速処理が可能なシステムが重要な役割を担ってきています。たとえば、テレビ映像制作においては、フルハイビジョン映像は、従来のNTSC方式の映像に比べ約6倍の処理能力が必要となります。
また、国内コンテンツ市場では、既存物販流通では縮小傾向にありますが、インターネット・携帯電話などのデジタル配信では5年間で約2倍の成長をしており、今後もデジタルコンテンツは大きな拡大が見込まれています。
こうした中、ビットアイルは、2009年9月より「Cloud ISLE」ブランドでクラウドコンピューティングサービスを展開しており、自社保有の豊富なコンピュータリソースを活用して、「デジタルコンテンツ制作事業者向けオンデマンドサービス」を提供し、デジタルコンテンツ制作事業者の抱えるITインフラに対する課題を解決します。


■デジタルコンテンツ制作・編集における課題
●複数の制作工程でピーク的に発生する膨大なコンピュータリソースへの要求に柔軟に対応できる制作基盤の構築
●ハイパフォーマンスのハードウェアの確保
●大量の電源供給が可能なサーバ運用場所の確保
●ITインフラへの最適な投資


■「デジタルコンテンツ制作事業者向けオンデマンドサービス」の特徴
ピーク時に対応できるボリュームのコンピュータリソースを最低利用期間2ヶ月という短期間での利用が可能
●HPCインフラとして実績あるIBM System xを採用し、IBMの技術支援のもと、最新の高性能ハードウェアを提供
●定評のあるビットアイルデータセンターでの安定運用および高セキュリティ環境の提供
●データセンター内に入館し、処理対象のデータの持込、持ち出しがができる利便性を提供


■「デジタルコンテンツ事業者向けクラウドサービス」のメリット
●一時的・短期的に利用する高速処理用の最新ハードウェアを「購入」「所有」することなく「短期利用」が可能
●ハードウェア運用場所の確保(大量電源の確保)が不要
●ITインフラの大幅なコスト削減とともに、ハードウェア陳腐化など資産保有リスクの回避

【本件に関するお問い合わせ先】
社長室
TEL:03-6252-3522
e-mail:ir@bit-isle.co.jp

企業情報

企業名 株式会社ビットアイル
代表者名 --
業種 未選択

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