ISID、製造業向け3次元データ変換・配信システムの低価格版を提供開始
- 中小規模製造業のニーズに対応、開発業務の効率化を支援 -
ISIDは、製造業向け3次元データ変換・配信システム「PDCubic(ピーディーキュービック)」の製品ラインアップを拡充します。基本機能はそのままに、データ変換能力を中小規模の製造業向けに最適化し、価格を抑えた「PDCubic Lite(ピーディーキュービック・ライト)」の提供を開始いたします。これにより、中小規模の製造業における3次元設計データの活用を支援し、製品開発業務の効率化と開発期間の短縮に寄与いたします。
■背景■
製造業における製品開発は、多くの場合3次元のCAD(コンピュータによる設計)システムにより行われています。現在の厳しい市場環境において、競争力のある製品をスピーディに市場に投入するためには、設計データを製品開発の全行程で活用して業務を効率化し、開発期間を短縮することが製造業企業の命題となっています。一方、各企業は自社の製品や業務の特性に応じたCADシステムを採用しているため、複数の製品メーカーに部品を供給する部品メーカーなどでは、取引先毎に異なるCADシステムに対応しなくてはなりません。そのため、異機種CADシステム間で設計データを変換する仕組みが必須となります。
そこでISIDでは、大量の設計データを一括して変換・配信するシステム「PDCubic」を開発し、主に大規模製造業に対して提供してきました。しかし、中小規模の製造業においては、「PDCubic」の変換処理能力が過剰で、初期導入コストの回収に数年を要してしまう場合がありました。
そのため、取り扱う設計データ数が150-200件/月程度の中小規模の製造業を対象に、導入から1-2年以内に初期導入コストの回収が見込めるシステムとして、「PDCubic Lite」の提供を開始いたします。
■システムの概要、特長■
「PDCubic」は、異機種CADシステム間でのデータ変換率の向上を実現するため、ISIDが長年培ってきた3次元CAD分野のノウハウとシステム構築技術をベースに開発した、WEBベースのマルチCAD対応データ変換・配信システムです。高い変換品質と操作性、充実したファイル授受・配信機能により、変換・配信業務にかかるコストの低減と生産性の向上に寄与するシステムとして、2000年の発売以来、自動車業界を中心に製造業企業に高い評価を得ています。
今回提供を開始する「PDCubic Lite」は、「PDCubic」の基本機能はそのままに、変換処理数の制限を設けることで価格を抑えたパッケージです(機能比較の詳細についてはご参考資料参照)。変換処理が比較的少ない中小規模の製造業のニーズに対応したもので、初期投資を抑えながら開発業務の効率化を推進することが可能です。
「PDCubic」および「PDCubic Lite」の主な特長は以下のとおりです。
1)24時間フル稼働可能なWEBシステムを実現
24時間無人稼働するサーバー型のデータ変換・配信システムのため、3次元データ変換を必要とする設計や解析の担当者自身が、いつでも必要なタイミングで直接変換を行えます。
2) 国内複数拠点から自由にアクセスが可能
利用者数の制限がなく、国内のどの拠点からでもアクセスすることが可能です。
3) データ変換から配信までを自動実行し、処理工数を大幅に削減
「形状の品質チェック」や「形状の修正」、「変換データの配信」といった一連のデータ授受・配信業務を自動化できます。また高い変換品質により手戻りが減少します。これにより、従来から行われてきたIGES※1、STEP※1などの中間フォーマットを介した変換方法や、クライアント型の変換システムによる処理と比較して、概ね50%以上の大幅な工数削減が可能となります。ユーザーのシステム環境や業務運用状況により、90%以上の工数削減が実現されたケースもあります。
4) 高い拡張性
他システムとの連携や、データ変換と連携した承認ワークフローの構築など、ユーザーの運用形態に応じた多彩なオプションを用意しています。またデータ変換だけでなく、データの品質チェックや目的別の形状変形、属性の編集など、3次元設計データをさらに活用するための処理エンジン※2を組み合わせることが可能です。
■提供価格■
PDCubic Liteパッケージ 300万円(消費税別)※3
※キャンペーン期間中(-2010年3月末)は特別価格150万円で提供
(参考)PDCubic 標準パッケージ700万円(消費税別)※3
■販売目標、今後の計画など■
ISIDでは今後、「PDCubic Lite」を年間20社に導入していく計画です。
※1 IGES、STEP:異なるCADシステム間で汎用的にデータを扱うことができるファイル形式。IGESは米国規格協会(ANSI)が策定したもので、STEPは国際標準化機構(ISO)による規格。
※2 処理エンジン:各種CADに対応した変換および形状の自動加工を行うアダプターモジュール。
※3 パッケージ価格には、保守費用および導入作業費用は含まれておりません。また「PDCubic」および「PDCubic Lite」を導入する際には、利用形態に応じた処理エンジンが必要となります(費用別途)。
<電通国際情報サービス(ISID) 会社概要>
【社名】株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
【代表者】代表取締役社長 水野 紘一
【本社】東京都港区港南2-17-1
【U R L】http://www.isid.co.jp/
【設立】1975年
【資本金】81億8,050万円
【連結従業員】2,269人(2009年3月31日現在)
【連結売上額】751億4,800万円(2009年3月期)
【事業内容】1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovatorをビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営/連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティングなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
製造ソリューション事業部 プロダクト営業技術2部 武田、内山
TEL:03-6713-8014 E-Mail:g-pdq@group.isid.co.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション室 広報担当 森、李、入佐
TEL:03-6713-6100 E-Mail:g-pr@isid.co.jp
※本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
《関連URL》
http://ecust.isid.co.jp/public/product/pdcubic/outline/
http://www.isid.co.jp/
■背景■
製造業における製品開発は、多くの場合3次元のCAD(コンピュータによる設計)システムにより行われています。現在の厳しい市場環境において、競争力のある製品をスピーディに市場に投入するためには、設計データを製品開発の全行程で活用して業務を効率化し、開発期間を短縮することが製造業企業の命題となっています。一方、各企業は自社の製品や業務の特性に応じたCADシステムを採用しているため、複数の製品メーカーに部品を供給する部品メーカーなどでは、取引先毎に異なるCADシステムに対応しなくてはなりません。そのため、異機種CADシステム間で設計データを変換する仕組みが必須となります。
そこでISIDでは、大量の設計データを一括して変換・配信するシステム「PDCubic」を開発し、主に大規模製造業に対して提供してきました。しかし、中小規模の製造業においては、「PDCubic」の変換処理能力が過剰で、初期導入コストの回収に数年を要してしまう場合がありました。
そのため、取り扱う設計データ数が150-200件/月程度の中小規模の製造業を対象に、導入から1-2年以内に初期導入コストの回収が見込めるシステムとして、「PDCubic Lite」の提供を開始いたします。
■システムの概要、特長■
「PDCubic」は、異機種CADシステム間でのデータ変換率の向上を実現するため、ISIDが長年培ってきた3次元CAD分野のノウハウとシステム構築技術をベースに開発した、WEBベースのマルチCAD対応データ変換・配信システムです。高い変換品質と操作性、充実したファイル授受・配信機能により、変換・配信業務にかかるコストの低減と生産性の向上に寄与するシステムとして、2000年の発売以来、自動車業界を中心に製造業企業に高い評価を得ています。
今回提供を開始する「PDCubic Lite」は、「PDCubic」の基本機能はそのままに、変換処理数の制限を設けることで価格を抑えたパッケージです(機能比較の詳細についてはご参考資料参照)。変換処理が比較的少ない中小規模の製造業のニーズに対応したもので、初期投資を抑えながら開発業務の効率化を推進することが可能です。
「PDCubic」および「PDCubic Lite」の主な特長は以下のとおりです。
1)24時間フル稼働可能なWEBシステムを実現
24時間無人稼働するサーバー型のデータ変換・配信システムのため、3次元データ変換を必要とする設計や解析の担当者自身が、いつでも必要なタイミングで直接変換を行えます。
2) 国内複数拠点から自由にアクセスが可能
利用者数の制限がなく、国内のどの拠点からでもアクセスすることが可能です。
3) データ変換から配信までを自動実行し、処理工数を大幅に削減
「形状の品質チェック」や「形状の修正」、「変換データの配信」といった一連のデータ授受・配信業務を自動化できます。また高い変換品質により手戻りが減少します。これにより、従来から行われてきたIGES※1、STEP※1などの中間フォーマットを介した変換方法や、クライアント型の変換システムによる処理と比較して、概ね50%以上の大幅な工数削減が可能となります。ユーザーのシステム環境や業務運用状況により、90%以上の工数削減が実現されたケースもあります。
4) 高い拡張性
他システムとの連携や、データ変換と連携した承認ワークフローの構築など、ユーザーの運用形態に応じた多彩なオプションを用意しています。またデータ変換だけでなく、データの品質チェックや目的別の形状変形、属性の編集など、3次元設計データをさらに活用するための処理エンジン※2を組み合わせることが可能です。
■提供価格■
PDCubic Liteパッケージ 300万円(消費税別)※3
※キャンペーン期間中(-2010年3月末)は特別価格150万円で提供
(参考)PDCubic 標準パッケージ700万円(消費税別)※3
■販売目標、今後の計画など■
ISIDでは今後、「PDCubic Lite」を年間20社に導入していく計画です。
※1 IGES、STEP:異なるCADシステム間で汎用的にデータを扱うことができるファイル形式。IGESは米国規格協会(ANSI)が策定したもので、STEPは国際標準化機構(ISO)による規格。
※2 処理エンジン:各種CADに対応した変換および形状の自動加工を行うアダプターモジュール。
※3 パッケージ価格には、保守費用および導入作業費用は含まれておりません。また「PDCubic」および「PDCubic Lite」を導入する際には、利用形態に応じた処理エンジンが必要となります(費用別途)。
<電通国際情報サービス(ISID) 会社概要>
【社名】株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
【代表者】代表取締役社長 水野 紘一
【本社】東京都港区港南2-17-1
【U R L】http://www.isid.co.jp/
【設立】1975年
【資本金】81億8,050万円
【連結従業員】2,269人(2009年3月31日現在)
【連結売上額】751億4,800万円(2009年3月期)
【事業内容】1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovatorをビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営/連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティングなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
製造ソリューション事業部 プロダクト営業技術2部 武田、内山
TEL:03-6713-8014 E-Mail:g-pdq@group.isid.co.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション室 広報担当 森、李、入佐
TEL:03-6713-6100 E-Mail:g-pr@isid.co.jp
※本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
《関連URL》
http://ecust.isid.co.jp/public/product/pdcubic/outline/
http://www.isid.co.jp/
企業情報
企業名 | 株式会社電通国際情報サービス |
---|---|
代表者名 | -- |
業種 | 未選択 |
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