上野村農業協同組合　組合の取り組みとして2トン分のカーボンオフセットを実施

上野村農業協同組合（所在地：群馬県多野郡上野村大字勝山110番地、代表理事組合長：黒澤敏夫、URL：http://www.ja-uenomura.com/ 、以下JA上野村）は環境コンサルティング会社のイーエムシー株式会社（URL：http://www.emc1.jp/ ）の提案するEGS『エコ・ギャランティー・システム』（以下、EGS）の導入により、2トン分のカーボンオフセットを実施する。

JA上野村がある群馬県上野村は、群馬県南西部の山間に位置し、長野県・埼玉県と境を接しています。緑あふれる山々に囲まれ、神流川の清流が流れる風光明媚なところであり、多くの観光スポットがあります。たとえば、当地の「中正寺のしだれ桜」は樹高24.2m、樹齢は約500年と推定され、その四方に張り出した枝に満開の桜がなびく様子は、神流川の清流と相まって大変美しいものです。また「不二洞」は洞内の延長2.2km、関東一の規模を誇る鍾乳洞です。多くの観光客が訪れる「上野スカイブリッジ」は深山をまたぐ長さ225mの壮大なスケールの吊り橋で、眼下に美しい森と渓谷が広がり、上野村の雄大な大自然を満喫しながら、空中を散歩しているかのような気分を味わえます。最近では上野村の地形を利用して東京電力（株）による世界最大級の神流川発電所（揚水式）が建設され、見学ツアーも催されています。

JA上野村は経済専門農協として、米・肥料・農薬・種・ガス・冠婚葬祭など取り揃え組合員の便宜を図る一方、みそ加工所、道の駅上野（琴平センター）、焼肉センター、JAマートなどの運営を行っています。
「みそ加工所」では、上野村に昔から伝わる醸造方法を用いて味噌の製造を行っています。上野村では、昔、米ができなかったため、麦を用いた保存食として味噌が活用されていました。このノウハウを活かしつつ、新たに厳選した国内産の優良大豆と麦麹を原料に青く澄み切った空気の中で一年以上じっくりと熟成させ、昔ながらの田舎風に仕込みました。この味噌に長野県との県境に位置する十石峠の名前を頂いて『十石みそ』と名付け、製造・販売を行っております。
また、「道の駅上野（琴平センター）」及び「焼肉センター」では、当地名産のイノブタを用いて上野村を訪れたお客様のおもてなしをしております。

JA上野村では、環境問題への対策として、LED照明をいち早く導入するなどライフサイクルコストの削減と温暖化ガス排出量の削減活動に積極的に取り組んでいました。今回更なる取り組みとして、農業協同組合や森林組合、漁業協同組合の3大組合をメインクライアントとしているイーエムシーの無料コンサルティングサービスを利用してJA上野村の保有する全施設の調査を行いました。その調査結果から、「低圧電気契約をしている施設に対してEGSを導入することで、低圧電力契約を負荷設備契約から主開閉器契約へ変更することが可能であり、基本料金が削減できる」との具体的な提案を受け、2台のEGSの導入をきめました。JA上野村では、EGSの導入により、毎月30,039円、年間360,468円のコスト削減が見込まれています。さらに今回導入したEGSで2トン分のカーボンオフセットを実現することができました。
JA上野村では、このEGSの導入をきっかけに、組合員の環境問題への関心を高め、今後も積極的に環境問題対策へ取り組んでいきたいと考えています。


＜　上野村農業協同組合　概要　＞
JA上野村は、経済専門農協として組合員の生活の便宜を図るとともに、当地の特産品の製造販売を通じて地域の発展に貢献しています。
■組合名　：上野村農業協同組合　（JA上野村）　URL： http://www.ja-uenomura.com/
■所在地　：群馬県多野郡上野村大字勝山110番地
■組合長　：黒澤　敏夫　（代表理事組合長）
■出資金　：209,208千円

＜　イーエムシー株式会社　概要　＞
世界規模における地球環境保護に高い関心が集まる中、環境負荷低減のための技術はめざましい進歩を続けています。いまや、企業にとってのエコロジー対策とは、CSR活動の一環や企業イメージ向上の手段ではなく、企業経営を支える重要な事業戦略に位置づけられています。イーエムシー株式会社は、環境ストラテジーのエキスパートとして、省エネルギー化によるコスト削減をはじめ、多くのビジネスメリットを創出する環境マネジメントをご提案。現状の分析・評価から、機器の導入、アフターフォローまで、きめ細やかなコンサルティング業務を通じ、顧客ニーズに合致した環境システム構築を行っています。
■社名　：イーエムシー株式会社（Eco Management Corporation）　http://www.emc1.jp/
■所在地　：東京都千代田区富士見1-6-1フジビュータワー飯田橋10F
■資本金　：7,020万円
■代表者　：近藤毅志（代表取締役社長）
■設立　：平成年19年5月
■事業所　：北海道支社　北海道札幌市中央区大通東2-3-1第36桂和ビル9F
　　　　　　　　東北支社　宮城県仙台市青葉区二日町11-5第二梅原ビル3F-A
　　　　　　　　中部支社　愛知県名古屋市中村区名駅南1-5-17ネットプラザ柳橋5F
　　　　　　　　大阪支社　大阪府大阪市東淀川区西淡路1-3-26弥生新大阪第一ビル7F
　　　　　　　　中国支社　広島県福山市南蔵王町3−12−30−101
　　　　　　　　四国支社　愛媛県松山市土居田町8−2　徳永ビル102
　　　　　　　　九州支社　福岡県福岡市博多区博多駅東1-17-21ライジングサンソーラービル4F
　　　　　　　　旭川営業所・帯広営業所・盛岡営業所・新潟営業所・北陸営業所・静岡営業所
　　　　　　　　山梨営業所・高知営業所・鹿児島営業所・熊本営業所・沖縄営業所
■従業員数　：115人（パート・アルバイト含む）(2010年1月現在)
■事業内容　：エコ・コンサルティング事業（契約電力の削減、保安、節水、空調、電話、断熱など）
　　　　　　　　エコ・マネジメントアライアンス事業
　　　　　　　　LCC（ライフサイクルコスト）アライアンス事業

【本件に関する報道関係者お問い合わせ先】
イーエムシー株式会社　広報担当 ：川畑
TEL：03-3234-9888　　FAX：03-3234-9889
E-mail：info@emc1.jp

《関連URL》
http://www.emc1.jp/
http://www.emc1.jp/product/breaker
http://www.ja-uenomura.com/