TISとドリーム・アーツ、ベネッセの顧客対応業務の管理基盤として、ドリーム・アーツのひびき(R)Sm@rtDB を提供 -顧客対応の一連のプロセスを一元管理し、情報の活用を促進-

ITホールディングスグループのTIS、およびドリーム・アーツは、ベネッセが、顧客対応業務の管理基盤として、ドリーム・アーツのアプリケーション開発基盤ひびき(R)Sm@rtDBの採用を決定したことを発表いたします。

ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社
長:藤宮宏章、以下 TIS)、および株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都
渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、株式会社
ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:福島保、
以下 ベネッセ)が、顧客対応業務の管理基盤として、ドリーム・アーツのア
プリケーション開発基盤ひびき(R)Sm@rtDB(以下、ひびき(R)スマートDB)の
採用を決定したことを発表いたします。
ベネッセの顧客対応業務システムは、ドリーム・アーツがひびき(R)スマートDB
を提供し、TISがひびき(R)スマートDBのパッケージ機能とカスタマイズのため
のAPI※1を用いて業務アプリケーションの開発を担当します。SOA※2基盤を介
した基幹システムとの連携も実現するシステムとして、2011年5月からの運用開
始を目指しています。

■ベネッセコーポレーションの基幹業務を支える情報システムの刷新
教育業界のリーディングカンパニーであるベネッセは、「Benesse」(=よく
生きる)という理念のもと、時代のニーズに合わせた質の高い商品・サービス
を開発・提供することで発展を続けています。2009年10月には持ち株会社であ
るベネッセホールディングスが発足し、新体制でのさらなる成長を目指して筋
肉質な企業体質に変革すべく、基幹システムを含めた情報システムの刷新に取
り組んでいます。

■顧客対応業務の一元管理により、対応とスピードを向上
ベネッセでは、“お客様の声”を商品やサービスの向上における最も有効で貴
重な源泉と考えており、サポートセンターに寄せられた問合せや要望・苦情の
内容を確実に社内の担当部門にエスカレーションし、対応を徹底するしくみを
整えてきました。

今後のさらなる顧客対応スピードと質の向上を目指すため、これまで紙帳票を
回付することで実施していた問合せ発生後の顧客対応など一連の業務プロセス
をシステム化する事を決定しました。ベネッセでは、今回のシステム導入によ
り、担当部門への業務依頼とその実施状況、お客様への応対履歴をデータベー
スに一元化することができるようになるため、関係者が状況をリアルタイムに
把握し必要な対応を迅速に行えるようになります。
システム化の基盤として採用されたひびき(R)スマートDBは、変化の速い非定形
な業務プロセスをシステム化する事に適したWebアプリケーションの開発機能を
持つパッケージソリューションです。プログラミングの知識を持たない現場の
業務管理者でも、提供されている開発機能を利用することで、業務の管理目的
に応じた入力フォームやビューを作成する事ができるようになります。そのた
め、常に現場が使いやすく業務の変化に対応した最適なシステム環境を維持し
ていく事が可能です。

ベネッセの顧客対応業務のアプリケーション開発にあたっては、ドリーム・
アーツのひびき(R)スマートDBを利用した顧客管理や文書管理等のアプリケー
ション開発の実績をもつTISが、そのノウハウを活かして要件定義から開発・
構築までを担当し、付加価値の高いサービスを提供します。 

■現場での対応力がお客様重視の業務改善を可能に
ベネッセ基盤本部 次世代基盤推進部 部長 家吉克彰氏は、次のように述べて
います。
「当社は、一人ひとりの『よく生きる』の実現のため、人々の向上意欲と問題
解決を生涯にわたって支援し、お客様や地域・社会にとってなくてはならない
企業となることを目指しており、お客様・消費者重視の徹底を行動基準に掲げ
ています。その達成のためにも、顧客対応プロセスを一元管理することは非常
に重要だと考えています。ひびき(R)スマートDBは、現場のスタッフでも簡単に
修正できるため、新サービスの提供や市場の変化に合わせて日々改善を繰り返
していく顧客対応業務に柔軟に対応でき、課題解決のスピードアップがはかれ
ると評価しています。当社の情報システム刷新の狙いである顧客データに紐づ
いた要望や動向の分析など戦略的な情報活用を通じて、顧客満足度向上とニー
ズに対応した新サービスの創出を支えるパーツとして貢献することを期待して
います」


※1 API(Application Programming Interface)
アプリケーション開発をする際にすでにあるソフトウェア機能を再利用するた
めの入り口。APIの活用によりシステム開発を簡素化することが可能

※2 SOA(Service Oriented Architecture)
ビジネスプロセスの構成単位に合わせて構築されたソフトウェア部品や機能を
ネットワークを使って連携させることにより、柔軟なアプリケーションシステ
ムを構築しようというシステムアーキテクチャ


ドリーム・アーツ 『ひびき(R)Sm@rtDB』について
『ひびき(R)Sm@rtDB』は、大規模組織のあらゆるビジネス現場で、情報の管理・
統制と抜群の使いやすさを両立するエンタープライズWebデータベースです。
きめ細やかなアクセス権限設定で高度なセキュリティを保ちつつ、直感的な操
作性で誰もが簡単に作成、活用できる文書管理、データベースの添付文書まで
検索可能なセキュアでパワフルな全文検索が、情報の蓄積・即時活用ができる
環境を実現し、現場主導のリアルタイムな業務改善を促進します。さらに決済
から複雑な企画開発プロセスまで幅広く対応可能なプロセスエンジンを備え、
業務や情報の流れるスピードと可視化を加速し、全社的な業務効率を飛躍的に
向上します。


TIS株式会社について
TISは1971年に設立された企業の情報システムをトータルサポートする独立
系SIerです。業界第2位グループに位置するITホールディングスグループのコア
カンパニーとして、お客様の経営戦略の実現に向け、システムコンサルティン
グからシステムの企画・立案・構築、運用・保守までをワンストップでサポー
トしています。
詳細については、http://www.tis.co.jp/index.htmlをご覧ください。


株式会社ドリーム・アーツについて
ドリーム・アーツは、1996年12月に設立されたeビジネスを支える多様な最先端
ソリューションを企画・開発・販売する独立系ソフトウェア&コンサルティン
グ・プロバイダです。“現場からの協働革新”をコンセプトに、現場力の強化
を支援する企業情報ポータル型グループウェア『INSUITE(R)Enterprise』、新
世代協業型業務支援システム『ひびき(R)』 などのソフトウェア製品事業をは
じめ、システム開発・コンサルティング事業などITを基にした新しい価値を創
造・提供することを通じて、社会の発展に貢献いたします。
詳しくは、http://www.dreamarts.co.jp をご覧ください。


本件に関するお問い合わせ先
TIS株式会社
〒105-8624 東京都港区海岸1丁目14番5号 TIS竹芝ビル
ITホールディングス株式会社  管理本部 グループ広報部
TIS広報担当  橋田 千里・浄土寺 仁
TEL: 03-6738-7557  E-mail: info@tis.co.jp

株式会社ドリーム・アーツ
〒150−0012 東京都渋谷区広尾1−13−1 フジキカイ広尾ビル
マーケティング部 広報担当  竹田 紀子
TEL: 03-5475-2502  E-mail: pr@dreamarts.co.jp

企業情報

企業名 株式会社ドリーム・アーツ
代表者名 山本孝昭
業種 その他サービス

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