CSR のSiRFatlasV、コンシューマ・ナビゲーション・システム開発向けに統合性、性能、コスト効率の向上を実現
複数のOEMおよびODMが、次世代の多機能GPSシステムプロセッサを採用
CSR plc(英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号:CSR.L、以下、「CSR」)は本日、高度な統合性、性能、および優れたコスト効率性を実現する次世代システムオンチップデバイス、SiRFatlasV多機能GPSシステムプロセッサを発表しました。本製品は製品開発者がコストパフォーマンスの高いコンシューマ向けナビゲーションの量産を実現できるよう支援します。現在、量産中のSiRFatlasVのARM 11およびDSPデュアルコアアーキテクチャは単一のチップ上に高性能GPS、高性能MIPアプリケーションコンピューティング、および堅牢で多様な機能を搭載し、システムコストおよびシステムサイズの低減を達成しながら、市場投入までに要する時間の短縮化を実現します。
CSR、マーケティング最高責任者、Kanwar Chadhaのコメント:
「SiRFatlasVは当社の主要ナビゲーションプラットフォームを次の段階へと進化させます。SiRFatlasVは、チップ上でさらに高度な機能を提供し、今まで以上に高度な性能、迅速な位置修正を実現しながら、システム全体の消費電力、システムコスト、システムサイズの低減を実現します。更に、SiRFatlasVは市場投入までに要する時間の短縮化を実現するCSRのSynergyコネクティビティソリューションにより、新世代の主要のPNDおよび位置情報認識コンシューマ・デバイス向けに選ばれるプラットフォームとなります」
SiRFatlasVプロセッサは単一のチップ上に、500MHzまたは664MHzのARM11プロセッサコア、ベクトル型浮動小数点演算ユニット、利用可能なSiRFAlwaysFixテクノロジ、DDR2、モバイルDDR、SD/MMC/MMC+とNANDフラッシュ・メモリ・コントローラを搭載した高度で自律的なGPS/GalileoベースバンドDSPコア、オーディオDAC、LCDタッチ・パネル・コントローラ、ビデオ後処理アクセラレータ、USB 2.0とその他のコネクティビティインターフェイスおよび包括的な電源管理ユニットを統合しています。この高度な統合性は、PCボードサイズ、所要電力、BOMコスト、部品点数を低減しながら、デザインの簡素化、迅速な製品開発、市場投入までに要する時間の短縮化を実現します。
Microsoft社Windows Embeddedシニア・パートナー・マネージャ、Kim Chau氏のコメント:
「Microsoftは、CSRと協業することで、豊富で特化されたアプリケーション体験をSiRFatlasVナビゲーションプラットフォーム上で提供できることを非常に喜ばしく思っています。CSRは、SiRFatlasVにより、最適化され、開発者にとって利便性の高いモバイルナビゲーション向けWindows Embedded CE 6.0プラットフォームを開発しました。当社は、CSRとの協業により、市場において革新的で差別化された製品の開発をできることを喜ばしく思います。」
Windows Embedded CE 6.0はコンポーネント化されたリアルタイム・オペレーティング・システムであり、フットプリントに制限があり、多様化するコンシューマおよびエンタープライズ・デバイスに優れた体験を提供します。高性能で信頼性の高いWindows Embedded CEプラットフォームを搭載することで、製品メーカは迅速かつ効率的に製品の市場投入が可能です。
CSR、Automotive/PNDビジネスユニットSVP、Ahmet Alpdemirのコメント:
「当社は顧客やパートナーのSiRFatlasVに対する反応に大変満足しています。AtlasVは、GlobalSat Technology Corporation、Mango Research Corp.、Mobile Devices、Topicon HK Limited、およびYF International Limitedなどの多くの主要OEMやODMにすでに使用されています」
製品開発者は、CSR Synergyを使用することにより、Bluetooth、Bluetooth Low Energy、Wi-Fi、エコーキャンセレーション、ノイズ抑制、FM送受信などの様々なテクノロジを搭載しているCSRのオーディオプラットフォームおよびコネクティビティプラットフォームをSiRFatlasVプロセッサへシームレスに統合することができます。CSR Synergyはこれらのシステムすべてが統一プラットフォームとして同期・連動して機能することを保証し、性能を低下させることなく、BluetoothやWi-Fiなどのテクノロジが同一のシステム環境に共存することができます。これらは、デザインエンジニアリングの簡素化、エンドユーザ体験の全体的な向上の実現をサポートします。
SiRFatlasVは、消費電力を低減しながら、性能と機能性を向上させることによって業界の限界に挑戦し続けます。SiRFatlasVは消費電力をSiRFatlasIVより10%低減するだけでなく、多数の外部部品を統合しているため全体のBOMを低減します。
CSR、Automotive/PNDビジネスユニット プロダクト・マネージメント・ディレクタ、Conlan Maのコメント:
「競合SoC製品がさまざまな組み合わせのGPS、ARMコアおよび電源管理コンポーネントを搭載してきたのに対し、SiRFatlasVは3つをすべて組み込んでおり非常に高度な統合を実現しています。製品開発者は、CSRのコネクティビティ、オーディオプラットフォームおよびSynergyソフトウェアを同時に搭載することで、SiRFatlasVを搭載する接続PNDプラットフォームの開発が可能です。これにより、製品開発者は、携帯電話を通じて、よりクリアーなハンズフリー通話およびシームレスなデータ接続を実現します」
消費電力およびコスト効率に加え、SiRFAlwaysFixテクノロジは独自の電源管理および軌道(衛星軌道情報)予測アルゴリズムを搭載しているため、GPSレシーバを最大出力で稼働することなく、SiRFatlasVを常にhot-start状態で維持することで初回測位までの時間を大幅に短縮します。SiRFAlwaysFixは、システムがスタンバイモードに入った際にDRAMパワーの完全切断を可能にするCSRの新しいSiRFHibernationテクノロジを使用しています。同時に、SiRFAlwaysFixおよびSiRFHibernationは製品開発メーカがバッテリ寿命の延長もしくは小型のバッテリで同レベルのバッテリ寿命を実現しながら、GPS性能とユーザ体験を向上できるようサポートします。
新しく、644MHz ARM11コアのより迅速なスピードによって、SiRFatlasVはより大量のアプリケーションローディングを処理し、ルーティング計算、疑似3Dグラフィック表示、マルチメディア再生、およびその他のプロセッサ負荷の大きな機能を実行する際に、より優れたユーザ体験を提供します。
今日最も普及しているメモリテクノロジであるDDR2-400メモリに新しく対応したことは、製品メーカが低コストのメモリチップをデザインに使用することができることを意味します。同様に、12/24ビットの設定可能なBCH HW ECCサポートを実装した新しい8ビットNANDフラッシュメモリコントローラインターフェイスは、製品開発者がより安価な3x-nm未処理マルチレベルセル(MLC)NANDフラッシュメモリチップを使用してBOMコストの低減をできるようサポートします。
新しいオンチップオーディオDACおよび電源管理ユニットは外部部品の必要性の排除、全体の消費電力とBOMコストの低減、デザインの簡素化、PCボードサイズの縮小を実現します。シングルステレオ出力とモノオーディオ出力は、それぞれ-93db S/N比、-70db全高調波歪みを実現しています。電源管理ユニットはSiRFatlasVコアおよびDRAM向けに2つのスイッチングDC/DCソース、4つの低ノイズ、高い電源リップル除去比、入出力時の低ドロップアウトソース、周辺装置、PLL、アナログ電源および高周波電源を搭載しています。
SiRFatlasV多機能ロケーションプロセッサはすでに大量生産が可能な状態です。本製品は10 mm x 13 mm、高さ1.2 mmで0.65mmピッチの285ボール・グリッド・アレー(TFBGA)に格納されており、Windows Embedded CE 6.0およびLinuxオペレーティングシステムの双方に対応しています。価格情報については、CSR販売代理店までお問い合わせください。
CSRの多機能プラットフォームは、次世代ロケーション・セントリック・コンバージェンス・デバイスの機能を最大限に引き出すように設計されており、位置情報アプリケーションと豊富なメディアコンテンツのユーザ体験を劇的に向上させます。これらのプラットフォームは共通の開発環境で業界をリードするGPS/Galileo位置情報性能および高性能アプリケーションプロセッサを提供し、鮮明な映像と豊富なマルチメディア環境を提供します。SiRFatlasVの統合はエントリーレベルおよびミッドレベルのデバイスの要件に合わせて最適化されます。それに対して、高画質なマルチメディアおよび3Dグラフィック向けに開発されたSiRFprimaは、よりレベルの高いハイエンドのシステムに最適です。
【お問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
E−mail:prjp@csr.com
CSR、マーケティング最高責任者、Kanwar Chadhaのコメント:
「SiRFatlasVは当社の主要ナビゲーションプラットフォームを次の段階へと進化させます。SiRFatlasVは、チップ上でさらに高度な機能を提供し、今まで以上に高度な性能、迅速な位置修正を実現しながら、システム全体の消費電力、システムコスト、システムサイズの低減を実現します。更に、SiRFatlasVは市場投入までに要する時間の短縮化を実現するCSRのSynergyコネクティビティソリューションにより、新世代の主要のPNDおよび位置情報認識コンシューマ・デバイス向けに選ばれるプラットフォームとなります」
SiRFatlasVプロセッサは単一のチップ上に、500MHzまたは664MHzのARM11プロセッサコア、ベクトル型浮動小数点演算ユニット、利用可能なSiRFAlwaysFixテクノロジ、DDR2、モバイルDDR、SD/MMC/MMC+とNANDフラッシュ・メモリ・コントローラを搭載した高度で自律的なGPS/GalileoベースバンドDSPコア、オーディオDAC、LCDタッチ・パネル・コントローラ、ビデオ後処理アクセラレータ、USB 2.0とその他のコネクティビティインターフェイスおよび包括的な電源管理ユニットを統合しています。この高度な統合性は、PCボードサイズ、所要電力、BOMコスト、部品点数を低減しながら、デザインの簡素化、迅速な製品開発、市場投入までに要する時間の短縮化を実現します。
Microsoft社Windows Embeddedシニア・パートナー・マネージャ、Kim Chau氏のコメント:
「Microsoftは、CSRと協業することで、豊富で特化されたアプリケーション体験をSiRFatlasVナビゲーションプラットフォーム上で提供できることを非常に喜ばしく思っています。CSRは、SiRFatlasVにより、最適化され、開発者にとって利便性の高いモバイルナビゲーション向けWindows Embedded CE 6.0プラットフォームを開発しました。当社は、CSRとの協業により、市場において革新的で差別化された製品の開発をできることを喜ばしく思います。」
Windows Embedded CE 6.0はコンポーネント化されたリアルタイム・オペレーティング・システムであり、フットプリントに制限があり、多様化するコンシューマおよびエンタープライズ・デバイスに優れた体験を提供します。高性能で信頼性の高いWindows Embedded CEプラットフォームを搭載することで、製品メーカは迅速かつ効率的に製品の市場投入が可能です。
CSR、Automotive/PNDビジネスユニットSVP、Ahmet Alpdemirのコメント:
「当社は顧客やパートナーのSiRFatlasVに対する反応に大変満足しています。AtlasVは、GlobalSat Technology Corporation、Mango Research Corp.、Mobile Devices、Topicon HK Limited、およびYF International Limitedなどの多くの主要OEMやODMにすでに使用されています」
製品開発者は、CSR Synergyを使用することにより、Bluetooth、Bluetooth Low Energy、Wi-Fi、エコーキャンセレーション、ノイズ抑制、FM送受信などの様々なテクノロジを搭載しているCSRのオーディオプラットフォームおよびコネクティビティプラットフォームをSiRFatlasVプロセッサへシームレスに統合することができます。CSR Synergyはこれらのシステムすべてが統一プラットフォームとして同期・連動して機能することを保証し、性能を低下させることなく、BluetoothやWi-Fiなどのテクノロジが同一のシステム環境に共存することができます。これらは、デザインエンジニアリングの簡素化、エンドユーザ体験の全体的な向上の実現をサポートします。
SiRFatlasVは、消費電力を低減しながら、性能と機能性を向上させることによって業界の限界に挑戦し続けます。SiRFatlasVは消費電力をSiRFatlasIVより10%低減するだけでなく、多数の外部部品を統合しているため全体のBOMを低減します。
CSR、Automotive/PNDビジネスユニット プロダクト・マネージメント・ディレクタ、Conlan Maのコメント:
「競合SoC製品がさまざまな組み合わせのGPS、ARMコアおよび電源管理コンポーネントを搭載してきたのに対し、SiRFatlasVは3つをすべて組み込んでおり非常に高度な統合を実現しています。製品開発者は、CSRのコネクティビティ、オーディオプラットフォームおよびSynergyソフトウェアを同時に搭載することで、SiRFatlasVを搭載する接続PNDプラットフォームの開発が可能です。これにより、製品開発者は、携帯電話を通じて、よりクリアーなハンズフリー通話およびシームレスなデータ接続を実現します」
消費電力およびコスト効率に加え、SiRFAlwaysFixテクノロジは独自の電源管理および軌道(衛星軌道情報)予測アルゴリズムを搭載しているため、GPSレシーバを最大出力で稼働することなく、SiRFatlasVを常にhot-start状態で維持することで初回測位までの時間を大幅に短縮します。SiRFAlwaysFixは、システムがスタンバイモードに入った際にDRAMパワーの完全切断を可能にするCSRの新しいSiRFHibernationテクノロジを使用しています。同時に、SiRFAlwaysFixおよびSiRFHibernationは製品開発メーカがバッテリ寿命の延長もしくは小型のバッテリで同レベルのバッテリ寿命を実現しながら、GPS性能とユーザ体験を向上できるようサポートします。
新しく、644MHz ARM11コアのより迅速なスピードによって、SiRFatlasVはより大量のアプリケーションローディングを処理し、ルーティング計算、疑似3Dグラフィック表示、マルチメディア再生、およびその他のプロセッサ負荷の大きな機能を実行する際に、より優れたユーザ体験を提供します。
今日最も普及しているメモリテクノロジであるDDR2-400メモリに新しく対応したことは、製品メーカが低コストのメモリチップをデザインに使用することができることを意味します。同様に、12/24ビットの設定可能なBCH HW ECCサポートを実装した新しい8ビットNANDフラッシュメモリコントローラインターフェイスは、製品開発者がより安価な3x-nm未処理マルチレベルセル(MLC)NANDフラッシュメモリチップを使用してBOMコストの低減をできるようサポートします。
新しいオンチップオーディオDACおよび電源管理ユニットは外部部品の必要性の排除、全体の消費電力とBOMコストの低減、デザインの簡素化、PCボードサイズの縮小を実現します。シングルステレオ出力とモノオーディオ出力は、それぞれ-93db S/N比、-70db全高調波歪みを実現しています。電源管理ユニットはSiRFatlasVコアおよびDRAM向けに2つのスイッチングDC/DCソース、4つの低ノイズ、高い電源リップル除去比、入出力時の低ドロップアウトソース、周辺装置、PLL、アナログ電源および高周波電源を搭載しています。
SiRFatlasV多機能ロケーションプロセッサはすでに大量生産が可能な状態です。本製品は10 mm x 13 mm、高さ1.2 mmで0.65mmピッチの285ボール・グリッド・アレー(TFBGA)に格納されており、Windows Embedded CE 6.0およびLinuxオペレーティングシステムの双方に対応しています。価格情報については、CSR販売代理店までお問い合わせください。
CSRの多機能プラットフォームは、次世代ロケーション・セントリック・コンバージェンス・デバイスの機能を最大限に引き出すように設計されており、位置情報アプリケーションと豊富なメディアコンテンツのユーザ体験を劇的に向上させます。これらのプラットフォームは共通の開発環境で業界をリードするGPS/Galileo位置情報性能および高性能アプリケーションプロセッサを提供し、鮮明な映像と豊富なマルチメディア環境を提供します。SiRFatlasVの統合はエントリーレベルおよびミッドレベルのデバイスの要件に合わせて最適化されます。それに対して、高画質なマルチメディアおよび3Dグラフィック向けに開発されたSiRFprimaは、よりレベルの高いハイエンドのシステムに最適です。
【お問い合わせ先】
シーエスアール株式会社
E−mail:prjp@csr.com
企業情報
企業名 | シーエスアール株式会社 |
---|---|
代表者名 | 横山 崇幸 |
業種 | 未選択 |
コラム
シーエスアール株式会社の
関連プレスリリース
-
CSRとZORAN、合併
2011年9月6日 16時
-
CSR、車載向け製品群にWi-Fiを追加、自動車向けコネクティビティ・プラットフォームの開発を促進
2011年4月14日 19時
-
CSRとNEC Casio Mobile Communications、CSR8000搭載のコンセプトモデル・スマートフォンにおけるBluetooth Low Energyアプリケーションのデモを実施
2011年2月23日 19時
-
CSR、Mobile World Congressでコネクティビティ、オーディオ、位置情報プラットフォームのデモを実施
2011年2月23日 18時
シーエスアール株式会社の
関連プレスリリースをもっと見る