【iPad発売後のアンケート結果】iPadの教育利用、明確な利用イメージの提供がカギ
株式会社デジタル・ナレッジが運営するeラーニング戦略研究所は、全国の小・中・高校教員、大学教員計100名を対象に、iPadについてのアンケート調査を実施しました。
株式会社デジタル・ナレッジ(東京都新宿区、代表:はが弘明)が運営するeラーニング戦略研究所は、全国の小・中・高校教員、大学教員計100名を対象に、iPadについてのアンケート調査を実施しました。(有効回答数100)
その結果、約70%もの教員がiPadの教育現場への導入に興味を示す一方、「教育現場でのiPadの利用シーンがイメージできない」「コストがかかる」「紛失や破損などが不安」などの理由から導入に消極的な教員もいることがわかりました。
【結果からみるポイント】
■iPadの教育利用に約70%が期待感
教員の多くが、職場でiPadについての話題が頻繁に出てくる・時々出てくると回答。
小・中・高校、大学と教育現場を問わず、 iPadが話題に上っている様子が見られた。
さらに、 iPadの教育現場での導入については、
導入しても良い(58%)、ぜひ導入したい(9%)
と約70%近くが導入に前向きであることがわかった。
またぜひ導入したいと回答した教員のうち、年齢別にみると比較的高い50代が意欲的で、次いで40代、30代と続いた。
導入に賛成の理由は、
学習効率を上げるため(29.9%)、授業の表現力を強化するため(19.4%)、教材などの持ち運びの負荷を減らすため(11.9%)。
その他、ペーパーレス化するため(1%)といった、エコを意識した理由を挙げる人もいた。
■iPadを教育現場に導入したくない理由、小・中・高校教員と大学教員では意見に差異
一方、「iPadを教育現場に導入したくない」「あまり導入したくない」と答えた教員の導入に賛成ではない理由は、
そもそも教育現場でのiPadの利用シーンがイメージできない(39.4%)
コストがかかる(27.3%) 紛失や破損などによる管理が不安(24.2%)。
iPadの利用シーンがイメージできないと答えたのは、小・中・高校教員に多く、反対に大学教員は利用シーンがイメージできてはいるものの、紛失や破損などの管理面がネックになっているという結果だった。現場での教育利用法が具体的になったとき、次に気になるのはコストや管理面のようだ。
また、よく話題になる情報漏えいや、出会い系サイトなどの不適切なWebサイトへのアクセスは、今のところ導入の障害にはなっていないが、利用シーンが具体的になるにしたがって、障害として捉えられるようになるのかも知れない。
■授業手法の違いにより、iPadに求める機能に差異か
iPadに求める機能については、
小・中・高校教員は「参考資料・映像などを表示させる機能」がもっとも多く
<小学校教員(39.4%)/中学校・高校教員(51.5%)>、大学教員は
「講師が教科書内の重要な箇所をマーク・メモした内容をリアルタイムで表示させる機能」がもっとも多い結果となった<大学教員(38.2%)>。
小・中・高校では教科書を中心に授業を運営するためか、参考資料を表示させるニーズが高く、大学では黒板を使用する授業が中心のため、講師の板書やマーカーが反映されるような、黒板の代わりとしての利用方法にニーズがある様だ。
【まとめ】
iPadの国内発売から約1ヶ月後の2010年6月末に実施した今回のアンケート。
授業や学習進捗管理などにiPadを利用する大学や高校が出てくるなど、iPadの教育現場での利用がメディアで伝えられていることもあり、約70%もの教員が「iPad」の教育現場への導入に興味を示しました。
その一方、「教育現場でのiPadの利用シーンがイメージできない」「コストがかかる」「紛失や破損などが不安」などの理由から導入に消極的な教員もいることもわかりました。
iPadの利用シーンがイメージできないと答えたのは、小学校・中学校・高校教員に多く、反対に大学教員は利用シーンがイメージできてはいるものの、紛失や破損などの管理面がネックになっているようです。
iPadの教育活用への期待値が高まりつつある中、今後はそれぞれの教育現場での効果的な活用法が提示され、かつ、コスト・管理面での問題点がクリアされることが、実際の導入を進める際のカギとなるでしょう。
【アンケート調査概要】
調査期間 :2010年6月21日(月)〜6月22日(火)
調査方法 :Webアンケート方式
調査対象 :全国の22歳以上の教員100名
職業内訳 :大学教員(34%)、中学校・高校教員(33%)、小学校教員(33%)
男女内訳 :男性(82%)、女性(18%)
年代別内訳:22〜29歳(5%)、30〜39歳(17%)、40〜49歳(33%)、50〜59歳(42%)、60〜69歳(3%)
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◆ 本アンケート結果の詳細を掲載した「調査報告書」を無料ダウンロード◆
今回ご紹介したアンケート結果の属性情報、クロス分析結果等を掲載した
「調査報告書」を無料でダウンロード頂けます。
http://www.digital-knowledge.co.jp/corporate/laboratory/e_report.html
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■会社概要
名 称:株式会社デジタル・ナレッジ
所在地:東京都新宿区下宮比町2-26 共同飯田橋ビル6F
代表者:代表取締役社長 はが 弘明
URL: http://www.digital-knowledge.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社デジタル・ナレッジ
担当:濱田
TEL:03-5206-5811 FAX:03-5206-5812
e-mail:sales@study.jp
その結果、約70%もの教員がiPadの教育現場への導入に興味を示す一方、「教育現場でのiPadの利用シーンがイメージできない」「コストがかかる」「紛失や破損などが不安」などの理由から導入に消極的な教員もいることがわかりました。
【結果からみるポイント】
■iPadの教育利用に約70%が期待感
教員の多くが、職場でiPadについての話題が頻繁に出てくる・時々出てくると回答。
小・中・高校、大学と教育現場を問わず、 iPadが話題に上っている様子が見られた。
さらに、 iPadの教育現場での導入については、
導入しても良い(58%)、ぜひ導入したい(9%)
と約70%近くが導入に前向きであることがわかった。
またぜひ導入したいと回答した教員のうち、年齢別にみると比較的高い50代が意欲的で、次いで40代、30代と続いた。
導入に賛成の理由は、
学習効率を上げるため(29.9%)、授業の表現力を強化するため(19.4%)、教材などの持ち運びの負荷を減らすため(11.9%)。
その他、ペーパーレス化するため(1%)といった、エコを意識した理由を挙げる人もいた。
■iPadを教育現場に導入したくない理由、小・中・高校教員と大学教員では意見に差異
一方、「iPadを教育現場に導入したくない」「あまり導入したくない」と答えた教員の導入に賛成ではない理由は、
そもそも教育現場でのiPadの利用シーンがイメージできない(39.4%)
コストがかかる(27.3%) 紛失や破損などによる管理が不安(24.2%)。
iPadの利用シーンがイメージできないと答えたのは、小・中・高校教員に多く、反対に大学教員は利用シーンがイメージできてはいるものの、紛失や破損などの管理面がネックになっているという結果だった。現場での教育利用法が具体的になったとき、次に気になるのはコストや管理面のようだ。
また、よく話題になる情報漏えいや、出会い系サイトなどの不適切なWebサイトへのアクセスは、今のところ導入の障害にはなっていないが、利用シーンが具体的になるにしたがって、障害として捉えられるようになるのかも知れない。
■授業手法の違いにより、iPadに求める機能に差異か
iPadに求める機能については、
小・中・高校教員は「参考資料・映像などを表示させる機能」がもっとも多く
<小学校教員(39.4%)/中学校・高校教員(51.5%)>、大学教員は
「講師が教科書内の重要な箇所をマーク・メモした内容をリアルタイムで表示させる機能」がもっとも多い結果となった<大学教員(38.2%)>。
小・中・高校では教科書を中心に授業を運営するためか、参考資料を表示させるニーズが高く、大学では黒板を使用する授業が中心のため、講師の板書やマーカーが反映されるような、黒板の代わりとしての利用方法にニーズがある様だ。
【まとめ】
iPadの国内発売から約1ヶ月後の2010年6月末に実施した今回のアンケート。
授業や学習進捗管理などにiPadを利用する大学や高校が出てくるなど、iPadの教育現場での利用がメディアで伝えられていることもあり、約70%もの教員が「iPad」の教育現場への導入に興味を示しました。
その一方、「教育現場でのiPadの利用シーンがイメージできない」「コストがかかる」「紛失や破損などが不安」などの理由から導入に消極的な教員もいることもわかりました。
iPadの利用シーンがイメージできないと答えたのは、小学校・中学校・高校教員に多く、反対に大学教員は利用シーンがイメージできてはいるものの、紛失や破損などの管理面がネックになっているようです。
iPadの教育活用への期待値が高まりつつある中、今後はそれぞれの教育現場での効果的な活用法が提示され、かつ、コスト・管理面での問題点がクリアされることが、実際の導入を進める際のカギとなるでしょう。
【アンケート調査概要】
調査期間 :2010年6月21日(月)〜6月22日(火)
調査方法 :Webアンケート方式
調査対象 :全国の22歳以上の教員100名
職業内訳 :大学教員(34%)、中学校・高校教員(33%)、小学校教員(33%)
男女内訳 :男性(82%)、女性(18%)
年代別内訳:22〜29歳(5%)、30〜39歳(17%)、40〜49歳(33%)、50〜59歳(42%)、60〜69歳(3%)
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今回ご紹介したアンケート結果の属性情報、クロス分析結果等を掲載した
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■会社概要
名 称:株式会社デジタル・ナレッジ
所在地:東京都新宿区下宮比町2-26 共同飯田橋ビル6F
代表者:代表取締役社長 はが 弘明
URL: http://www.digital-knowledge.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社デジタル・ナレッジ
担当:濱田
TEL:03-5206-5811 FAX:03-5206-5812
e-mail:sales@study.jp
企業情報
企業名 | 株式会社デジタル・ナレッジ |
---|---|
代表者名 | はが弘明 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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