フォルダ内自動暗号化機能を搭載したDataClasysの新バージョンを発表〜既存のファイルサーバをセキュアにし、内部統制可能なファイル管理を実現します〜

モバイル・テクニカは、機密情報ファイル保護・管理システムDataClasysに、フォルダ内自動暗号化の新機能が搭載された新バージョンを発表いたします。

株式会社モバイル・テクニカ(本社:東京都新宿区市谷、代表取締役:根本寿和 以下、モバイル・テクニカ)は、機密情報ファイル保護・管理システムDataClasysに、フォルダ内自動暗号化の新機能が付加され、標準機能として提供されます。

DataClasysは、電子ファイルを機密区分(極秘や社外秘、営業機密など)で暗号化/アクセス制御するシステムで、これまで、金融機関、地方公共団体、独立行政法人あるいはSW開発企業などで導入、運用されております。
この度、新たに追加されたDataClasysのフォルダ内自動暗号化機能により、機密区分を指定した共有サーバ上のフォルダ内における全てのデータを自動的に暗号化することが可能になります。暗号化の際に特別な操作は不要で、機密区分を指定したフォルダに従来どおりの操作方法でファイルをドラッグアンドドロップするだけで自動暗号化/アクセス制御が可能となります。
また、フォルダ内自動暗号化のための専用サーバを構築する必要もなく、DataClasysを導入するだけで、簡単に既存のファイルサーバ内のファイルに対して、ファイル単位の暗号化/アクセス制御が可能となります。
この機能は、DataClasysの稼働環境のどのファイルサーバにも提供でき、Windowsネットワーク内のWindows NT、2000、2003、LINUXのファイルサーバなどが、混在、分散されていても、統一されたポリシーでファイル単位の暗号化/アクセス制御/内部統制が可能となります。
今回のDataClasysの新機能拡張により、さらにエンタプライズ環境での利便性を高め、機密管理と情報共有の両立が実現されます。

■ 機密区分別の暗号化の徹底
DataClasysのフォルダ内自動暗号化機能により、ユーザに対して機密区分別の暗号化の徹底が図れます。DataClasysのフォルダ内自動暗号化は、管理者が共有ファイルサーバ上のフォルダに、極秘・部外秘・社外秘などの機密区分を指定し、ユーザがそのフォルダにファイルを保存/更新すると、指定された機密区分で自動的に暗号化されます。サブフォルダ内のファイルも自動暗号化されます。

■ 徹底したアクセス制御を可能に
DataClasysのフォルダ内自動暗号化機能により、ファイルサーバ内のファイルにおける徹底したアクセス制御が可能になります。
ファイル単位のアクセス制御は、面倒なうえ、管理者の負荷が高く、運用が困難です。一方、フォルダ単位のアクセス制御では、PC経由の流出防止に限界があります。また、EFSによる暗号化は、一度アクセスが認められてしまうと自動復号されてしまうので、内部統制やファイル流出の防止において十分ではありません。
しかし、DataClasysのフォルダ内自動暗号化機能では、閲覧権限しかないファイルやアクセス権のないファイルは、PCへのダウンロード、USBメモリなどの外部メモリへのコピーを禁止し、また、更新権限のあるファイルをPCにダウンロードしても暗号化のまま権限管理されます。
Windowsのアクセス制御の限界を補強し、より安全性の高いファイルサーバを構築できます。

■ 優れた操作性
DataClasysのフォルダ内自動暗号化は、既存のファイルサーバ内のファイルに対して、ファイル単位の徹底した暗号化/アクセス制御を可能としながら、その操作性においても高い水準を保持しています。ユーザは、従来どおりの操作でファイルの保存、更新ができ、マクロやリンクのあるファイルも変更は不要です。また、権限者は暗号化されたファイルを平文と同じ操作で利用可能です。

この度、モバイル・テクニカは、フォルダ内自動暗号化の機能を拡張したDataClasysの新バージョンを、7月末より出荷開始いたします。
また、出荷に先駆け、モバイル・テクニカでは、6月28日から6月30日まで東京ビッグサイトで開催されます「情報セキュリティEXPO」に出展し、DataClasysの新機能、フォルダ内自動暗号化をご紹介する展示/デモを行います。


【DataClasysについて】
DataClasysは、独自の暗号化・鍵配信技術とファイル制御技術を駆使し、電子ファイルを極秘、課外秘、社外秘などの機密区分で暗号化/アクセス制御し、企業や行政の内部の電子ファイルの管理を強化し漏えい/流出を防止します。DataClasysでは、同一の暗号化ファイルに対してユーザへの付与された利用権限により、更新許可や、閲覧のみ許可しファイルサーバからのダウンロードや外部メモリへのコピーなどを禁止することなどで機密文書管理、情報漏えい対策ができます。また、所属組織とポスト(職位)で権限管理を行うため、社員の異動や昇格、退職などに柔軟に対応できます。権限のある場合は、外部ファイルとのリンク、マクロなどによるファイル操作、暗号化ファイルの全文検索など通常の平文ファイルと同じ操作が可能で、利便性を低下させることがありません。不正競争防止法における営業機密の保護、SOX法(企業改革法)における内部統制、ISMSなどの情報セキュリティ認証基準の適用などに対応したファイルの内部管理を実現します。
また、DataClasysには、インターネットを経由して暗号化した機密ファイルの配信や交換を行うための鍵管理・配信を行うASPサービス『DataClasysあんしんファイル』があります。専用サーバなどの構築・管理が不要で、低価格で利用できるサービスです。金融関連企業の顧客情報配信や学校の教職員と事務本部との生徒・PTA情報の交換、ダイレクトメールなどの外注先への顧客情報の配信などに適しています。


【株式会社モバイル・テクニカについて】
株式会社モバイル・テクニカは2004年11月創業以来、ユビキタス・ユニファイドコミュニケーションに向けたソフトウェア/ハードウェアの開発、製造、販売を行っています。これらの製品は提携企業向けへのライセンス提供、OEM提供として広く使われております。 また、自社オリジナル機器として、統合型オフィスコミュニケーションゲートウェイxCubeを始めとし、無線IP携帯電話機、関連ソフトウェアモジュール及び機密情報ファイル管理のためのセキュリティ製品など、先進的な技術や製品群を顧客ニーズに添って提供しており、企業規模を問わず、企業の生産性向上や、内部統制の充実、ITインフラの最適効率化を実現します。
モバイル・テクニカに共通する設計指向は柔軟かつ拡張性に高いことであり、オープンソースを積極的に採用、公開し開発を行っております。

会社名:株式会社モバイル・テクニカ
代表取締役:根本 寿和
所在地:東京都新宿区市谷本村町2−11 外濠スカイビル
設 立:平成16年11月9日
資本金:2億9853万円
URL:http://www.mobiletechnika.jp/

【本件に関するお問合せ先】
株式会社モバイル・テクニカ  営業本部、または広報担当
Mail:pr@mobiletechnika.jp
電話:03-5225-1626  
Fax:03-5225-1855
関連URL:http://www.mobiletechnika.jp




《関連URL》
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企業情報

企業名 株式会社モバイルテクニカ
代表者名 --
業種 未選択

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