クラウド コンピューティングに関する企業意識調査

9割以上の日本企業、クラウドは自社ビジネスに直接インパクトを与えるものと認識 ヴイエムウェアが発表

ヴイエムウェアは、アジア地域の約6,953社の企業を対象にSpringBoard Research社が行った、「クラウド コンピューティングに関する企業意識調査」を発表した。その結果、国内において調査対象となった1181社の内、9割以上(92%)の日本の企業(外資系企業の在日法人含む)が、クラウドは自社ビジネスに直接インパクトを与える各々のビジネスとの密接な関連性を認識し、クラウド導入の3つの障壁として「セキュリティ」、「既存リソースの統合」、「データ保護」を課題としていることが判明。このようにクラウドに対する理解がアジア地域でトップクラス(7.1/10)にあるにも関わらず、クラウド導入検討理由については約6割が「コスト削減」という回答であること、またクラウドへの投資目的を「戦略的な投資」と他国が位置づけているのに対して、日本では「コスト削減策」を目的としているなどの差異も浮き彫りになった。

その他の調査結果は、次の通り
■9割以上(92%)の日本の企業(外資系企業の在日法人含む)が、クラウドは各々のビジネスとの密接な関連性を持ち、自社ビジネスに直接インパクトを与えるものと認識。また、金融サービス業界の9割以上(93%)が、クラウド コンピューティング導入または導入を計画している

■「セキュリティ」、「既存システムとの連携」、「データ保護」が、クラウド導入の3つの障壁
   ・70%以上の金融サービス企業が、「セキュリティ」をクラウド導入の障壁として認識

■約7割の企業、「管理の自動化」をクラウド構築の基礎要件として認識:
   ・管理の自動化                          69%
   ・99%以上のサービス レベル アグリーメント(SLAs)   47%
   ・従量課金モデル                        46%

■34%の企業、ハイブリッド クラウドを導入または導入を検討しており、プライベート クラウド(26%)およびパブリック クラウド(15%)を上回る:

■クラウドを実現するために仮想化が重要と認識:
   ・全調査企業を対象に「クラウド実現に向けた仮想化の重要性」を1-10のスケールで評価した結果、平均「8.0」というアジア環太平洋地域で最も高い水準となる

■クラウドを検討する理由として以下のメリットを期待:
   ・ハードウェア コストの削減                  58%
   ・ビジネス ニーズに応じた拡張性              47%
   ・容易なシステムリソース/サーバ プロビジョニング  41%


ヴイエムウェア株式会社 代表取締役社長 三木 泰雄は、「本調査は、日本においてクラウドコンピューティングが従来のIT環境に大きな変革をもたらしていること、また、多数の企業がクラウドの導入を望んでいることを示しています。一方で、その導入には管理の自動化や高いサービスレベルの実現といった課題点も指摘されております。弊社ではお客様のクラウド移行に関する支援をさらに強化し、VMwareソリューションが実現する俊敏で、セキュア且つ柔軟な環境により、其々のお客様が『IT as a Service (サービスとしてのIT)』の実現し、ビジネスの俊敏性を向上できるようサポートしていきます」と語っている。


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ジェイスピン
担当 清水、成田
vmware@jspin.co.jp
03-5269-1038

企業情報

企業名 ヴイエムウェア株式会社
代表者名 -
業種 未選択

コラム

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