防災に関する調査 -防災グッズを買うなら「5000円以内」が約7割- (ORIMO調べ)

2010年12月06日

〜 防災に関する調査 〜

◆2割が「防災メールを受け取っている」
◆被災時の「家まで帰るルート」「避難所の場所」、共に7割が認識
◆約5割が「防災グッズを準備している」
◆防災グッズを買うなら「5000円以内」が約7割

モバイルをメインとしたインターネットリサーチ事業を展開する株式会社ORIMO（本社：東京都豊島区、代表取締役社長:吉岡 利記）では、2010年11月11日〜20日に、自社モニターへ対して、防災意識や必要な防災グッズなどを中心とした「防災に関する調査」を実施し、全国の18〜69歳の男女ユーザーの回答を集計いたしました。

〜調査結果〜

■2割が「防災メールを受け取っている」
　全国の18〜69歳の1642名に、災害の中で気にかけているものを複数回答で聞いたところ、「地震」が71.6％と一番多い結果となった。次点としては「台風や集中豪雨、雷などの雨に関するもの（59.0％）」「インフルエンザなどの感染症流行（48.4％）」が高い値となったことが見受けられる。
　地震に関して「年代別」でみると年齢が高くなるにつれ、気にかけており60代が最も多い85.7％という結果となった。また、地域別でみた場合東海地方の78.5％が気にかけているという傾向が見受けられた。
　また、そういった災害を自治体などが監視し発生時に連絡してくれる「防災メール」についての利用を聞いたところ、「防災メールを受け取っている」と回答したユーザーは22.0％となっており、「あることは知っていたが、取ってはいない（46.7％）」と足し合わせると68.7％が防災メールを認知していることが見受けられる。

■被災時の「家まで帰るルート」「避難所の場所」、共に7割が認識
　被災した時に学校や会社から「家まで帰るルート」を知っているかを聞いたところ、「実際家まで歩いてみたことがある（11.0％）」「よく知っている（34.0％）」「なんとなく知っている（28.2％）」「あまり自信がない（14.1％）」「まったく分からない（12.7％）」という結果となり、知っているを合計すると約7割との結果となった。
　同様に被災した際の「避難所」がどこにあるか知っているかという設問においては、「知っている（37.0％）」「なんとなく知っている（36.8％）」「まったく分からない（26.2％）」となり、こちらも知っているを合計すると約7割との結果となった。

■約5割が「防災グッズを準備している」
　防災グッズについての所持を聞いたところ、「防災グッズを準備している（以下の合計、食料を含む（11.8％）、食料以外（6.0％）、簡単なもの（30.1％））」と回答したユーザーは約5割となった。
　また、必要だと思う防災グッズを聞いたところ「非常水（83.7％）」「非常食（81.8％）」と、食料・水が必要とのユーザーが多く、続いて「懐中電灯（77.8％）」「救急セット・三角巾・マスク（71.9％）」「ラジオ（71.4％）」が高いニーズがあることが見受けられる。さらに、男女で差があったものとして「アルミブランケット（女性の方が19.4％多い）」「スリッパ（女性の方が17.2％多い）」「非常用簡易トイレ（女性の方が15.7％多い）」「カイロ（女性の方が15.4％多い）」といった、防寒やトイレを気にするユーザーが多いことが見受けられた。

■防災グッズを買うなら「5000円以内」が約7割
　防災グッズをいくらぐらいまでなら買うかという設問において、「〜3000円」が27.4％、「4000〜5000円」が24.4％という結果となり、「5000円」以内の回答者は約7割となった。

※引用・転載の際は「株式会社ORIMO調べ」などのクレジット記載をお願い致します。

◆【調査概要】◆◆◆
■調査テーマ---「防災に関する調査」
■調査項目 ---
　・性別、年代、地域、配偶者、職業
　・気にかけている災害、防災メール登録、被災経験
　・「家まで帰るルート」及び「避難所」認識
　・防災グッズの有無、置き場所、必要だと思うもの、金額
　・地震保険加入
　・災害募金参加経験、参加意向
■調査手法---モバイルリサーチ（クローズド調査）
■回答サンプル数---集計対象1642サンプル
■対象者---全国の18〜69歳男女ORIMOモニター

◆【調査に関するお問合せ先】◆◆◆
株式会社ORIMO　マーケティング事業部
担当者：臼井　Mail：　service@orimo-r.co.jp
〒171-0022　東京都豊島区南池袋3-13-5 南池袋ビル4F
tel：03-5911-2626　　　fax：03-5911-2567

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