ラティス、半導体や液晶製造装置向け機構解析機能を強化−インバースキネマティクスによる実機レス検証を「Vmech Ver. 4.0」で実現−
ラティスは、複雑な動作をする大型の半導体や液晶製造装置の実機レス検証を実現した、仮想メカトロニクスシミュレータ「Vmech Ver. 4.0」を1月18日より出荷開始します。
2011年1月12日 東京 (日本) − ラティス・テクノロジー株式会社 (代表取締役社長 鳥谷 浩志、以下ラティス)は、複雑な動作をする大型の半導体や液晶製造装置の実機レス検証を実現した、仮想メカトロニクスシミュレータ 「Vmech Ver. 4.0」 (以下、新製品) を1月18日より出荷開始します。
新製品では、ロボット動作と機構制御の協調シミュレーションを実現し、ロボットと搬送設備が同期して動作するような複雑な装置の実機レス検証を可能にしました。このような装置では、異なる制御系が混在するので、これまでは実機なしのソフトだけでの検証が困難でした。新製品では、機構制御を行うコントローラ側のソフト検証時に、ロボット動作を組み合わせたシミュレーションが可能です。ロボット動作については、インバースキネマティクス解析機能を活用し、先端動作指令に基づいたシミュレーションを実現しました。
追加機能としては、任意の点の位置・姿勢データを出力する機能や、軸の可動範囲の設定ができる機能、余分な拘束の削除機能を追加しました。また、フォトセンサ設定時の操作性向上により、シミュレーション機能を強化しています。さらに、動作可能なOSとしてWindows7(32bitおよび64bit版)を追加しました。
ラティスは軽量3次元データ 「XVL」の技術を生かしたシミュレーションソフト、「Vmech」の強化により、大型の製造装置、搬送設備等の実機レスの開発環境を実現し、日本の製造業のQCD改善に貢献していく考えです。
■Vmechとは?
メカ形状データを世界最高水準の超軽量3Dフォーマットである「XVL」で取り込み、仮想メカ・モデルを構築・機構動作をシミュレートします。メカトロニクス製品の制御ソフトウェアの開発を実機レスで行うことが可能な仮想メカトロニクスシミュレータです。マウスによる簡単な機構動作の設定や機構解析、また、アクチュエータやセンサなどダイナミクスのモデリング機能などを特徴としており、軽量かつパラメトリックな仮想メカ・モデルの作成を可能にします。Vmech上の仮想メカ・モデルは、各種制御ソフトウェアと同期をとってシミュレーションすることが可能であり、実機メカ完成前に制御ソフトウェアの実機レス検証を行うことによって、開発期間の短縮、試作機コストの削減に寄与します。
■製品情報
製品名: Vmech Ver. 4.0
発売日: 2011年1月18日
※対象製品の年間保守に加入されているユーザ様は、追加料金なくご利用いただけます。
■用語説明
XVL
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )
現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。
■会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術「XVL」をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。
ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail: casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月
XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社 技術コンサルティング本部 マーケティング担当 高坂
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121
《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/
http://www.lattice.co.jp/ja/product/vmech.html
新製品では、ロボット動作と機構制御の協調シミュレーションを実現し、ロボットと搬送設備が同期して動作するような複雑な装置の実機レス検証を可能にしました。このような装置では、異なる制御系が混在するので、これまでは実機なしのソフトだけでの検証が困難でした。新製品では、機構制御を行うコントローラ側のソフト検証時に、ロボット動作を組み合わせたシミュレーションが可能です。ロボット動作については、インバースキネマティクス解析機能を活用し、先端動作指令に基づいたシミュレーションを実現しました。
追加機能としては、任意の点の位置・姿勢データを出力する機能や、軸の可動範囲の設定ができる機能、余分な拘束の削除機能を追加しました。また、フォトセンサ設定時の操作性向上により、シミュレーション機能を強化しています。さらに、動作可能なOSとしてWindows7(32bitおよび64bit版)を追加しました。
ラティスは軽量3次元データ 「XVL」の技術を生かしたシミュレーションソフト、「Vmech」の強化により、大型の製造装置、搬送設備等の実機レスの開発環境を実現し、日本の製造業のQCD改善に貢献していく考えです。
■Vmechとは?
メカ形状データを世界最高水準の超軽量3Dフォーマットである「XVL」で取り込み、仮想メカ・モデルを構築・機構動作をシミュレートします。メカトロニクス製品の制御ソフトウェアの開発を実機レスで行うことが可能な仮想メカトロニクスシミュレータです。マウスによる簡単な機構動作の設定や機構解析、また、アクチュエータやセンサなどダイナミクスのモデリング機能などを特徴としており、軽量かつパラメトリックな仮想メカ・モデルの作成を可能にします。Vmech上の仮想メカ・モデルは、各種制御ソフトウェアと同期をとってシミュレーションすることが可能であり、実機メカ完成前に制御ソフトウェアの実機レス検証を行うことによって、開発期間の短縮、試作機コストの削減に寄与します。
■製品情報
製品名: Vmech Ver. 4.0
発売日: 2011年1月18日
※対象製品の年間保守に加入されているユーザ様は、追加料金なくご利用いただけます。
■用語説明
XVL
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )
現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。
■会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術「XVL」をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。
ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail: casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月
XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社 技術コンサルティング本部 マーケティング担当 高坂
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121
《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/
http://www.lattice.co.jp/ja/product/vmech.html
企業情報
| 企業名 | ラティス・テクノロジー株式会社 |
|---|---|
| 代表者名 | 鳥谷 浩志 |
| 業種 | その他製造業 |
コラム
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