アバゴ・テクノロジー、業界最小3チャネル反射型エンコーダを発表
高分解能モーション・フィードバック用逓倍回路を内蔵した小型反射型エンコーダ
アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周)は、本日、業界最小の3チャネル反射型インクリメンタルエンコーダを発表しました。この新しいエンコーダAEDR-850xは、高度な位置制御を可能とする原点信号出力を有し、より高い分解能を容易に実現する分解能逓倍回路を超小型1チップに内蔵しています。クローズドループ制御を構成するためのエンコーダセンサとして、各種小型サーボモータ、ステッピングモータや、プリンタ、複写機、カードリーダー等、産業、民生および医療機器分野などの多岐に亘るアプリケーションに最適です。
従来の3チャンネルエンコーダは、位置・方向検出用の2チャンネルエンコーダセンサとは別に、原点信号検出用フォトインタラプタ等の別のセンサ、別の読み取りトラックがコードホイール上に必要となります。また、高分解能を実現するためには、アナログ信号を補間するための逓倍用ICおよびその周辺回路が外付けで必要になります。アバゴの反射型エンコーダAEDR-850xは、超小型(3.95mm x 3.40mm x 0.95mm)薄型パッケージ内に、これらの機能を全て組み込むことに成功しました。外付け部品としては、LED光源用の電流制限抵抗1個のみで基本動作が可能になります。逓倍機能の倍率は、2倍、4倍と容易に切り替えが可能。また原点信号用の専用読み取りトラックが不要な独自技術により、2チャンネルエンコーダと全く同じ占有面積で実現。この小型・高集積モジュールは、基本分解能304ライン/インチ(12ライン/1mm)の高分解能エンコーディングを有し、お客様の製品の小型化・高性能化に貢献します。
アバゴのモーション・コントロール製品事業部担当副社長 兼 ゼネラルマネージャーのハッサン・フセインは「3チャネルが組み込まれた小型モジュールAEDR-850xの高分解能エンコーディング性能は、かつてないほどの小さなモータ・エンコーディング・システムを実現します。また、この超薄・小型エンコーダは、1チップ内に多岐に亘る機能が含まれているため、設計コストを削減し、PCB基板スペースを節約し、産業オートメーション、医療分野、および民生分野まで様々な用途に応用が可能です」と述べています。
AEDR-850xは、1つのセンサとコードホイールの組み合わせで1倍、2倍、4倍と3種の分解能が可能になります。コードホイール・サイズを変更することにより様々な分解能を実現します。光学式のため、ホール効果素子と比較してEMIの影響を受けにくい設計になっています。動作温度範囲は、-20℃〜85℃で、産業動作環境に適合しています。
AEDR-850xのその他の特長
・寸法: 3.95mm×3.40mm×0.95mmのサーフェスマウント・リードレス・パッケージ
・TTLコンパチブル。出力をほとんどの信号処理回路と直接接続可能
・外部ピンによって1倍、2倍および4倍の補間を選択可能
・単一5V電源
・インデックス(原点)信号幅として 90°、180°、360°を用意
価格と供給
アバゴの反射型エンコーダAEDR-850xのサンプル価格は1,070円です。サンプルと量産品の供給は、2011年4月よりアバゴ・テクノロジーの販売代理店を通して開始いたします。
アバゴ・テクノロジー社(NASDAQ: AVGO)
日本法人: アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周)
アバゴ・テクノロジーは、通信、産業、民生向けアナログ・インターフェース機器のグローバルリーディング・サプライヤです。当社の主力製品は、アナログ、ミクスドシグナル、オプトエレクトロニクスの部品やサブシステムなど多岐にわたっています。ターゲット市場は、インダストリアル / 自動車、情報通信 / エンタープライズ・ネットワーク、携帯電話/ワイヤレス・コミュニケーション、そしてコンピュータ周辺機器の4つの市場にわたり、革新的、高機能そして高品質製品を提供しています。また、世界中に技術サポートおよびカスタマーサービス拠点を有し、お客様をサポートしています。アバゴ・テクノロジー技術革新の伝統は、50年前のヒューレット・パッカードに遡り、そしてアジレントの時代から受け継がれてきたものです。詳しくは当社のウェブサイト www.avagotech.co.jp をご覧ください。アバゴライティング製品はwww.avagolighting.jpをご覧下さい。
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Avago、Avago Technologies、およびAのロゴは、米アバゴ・テクノロジー社、またはその子会社もしくは関連会社の商標です。
本件に関するお問い合わせ先(報道関係者):
アバゴ・テクノロジー株式会社
マーケティング・コミュニケーションズ カルデラ久美子
TEL: 03-6407-2704
kumiko.caldeira@avagotech.com
従来の3チャンネルエンコーダは、位置・方向検出用の2チャンネルエンコーダセンサとは別に、原点信号検出用フォトインタラプタ等の別のセンサ、別の読み取りトラックがコードホイール上に必要となります。また、高分解能を実現するためには、アナログ信号を補間するための逓倍用ICおよびその周辺回路が外付けで必要になります。アバゴの反射型エンコーダAEDR-850xは、超小型(3.95mm x 3.40mm x 0.95mm)薄型パッケージ内に、これらの機能を全て組み込むことに成功しました。外付け部品としては、LED光源用の電流制限抵抗1個のみで基本動作が可能になります。逓倍機能の倍率は、2倍、4倍と容易に切り替えが可能。また原点信号用の専用読み取りトラックが不要な独自技術により、2チャンネルエンコーダと全く同じ占有面積で実現。この小型・高集積モジュールは、基本分解能304ライン/インチ(12ライン/1mm)の高分解能エンコーディングを有し、お客様の製品の小型化・高性能化に貢献します。
アバゴのモーション・コントロール製品事業部担当副社長 兼 ゼネラルマネージャーのハッサン・フセインは「3チャネルが組み込まれた小型モジュールAEDR-850xの高分解能エンコーディング性能は、かつてないほどの小さなモータ・エンコーディング・システムを実現します。また、この超薄・小型エンコーダは、1チップ内に多岐に亘る機能が含まれているため、設計コストを削減し、PCB基板スペースを節約し、産業オートメーション、医療分野、および民生分野まで様々な用途に応用が可能です」と述べています。
AEDR-850xは、1つのセンサとコードホイールの組み合わせで1倍、2倍、4倍と3種の分解能が可能になります。コードホイール・サイズを変更することにより様々な分解能を実現します。光学式のため、ホール効果素子と比較してEMIの影響を受けにくい設計になっています。動作温度範囲は、-20℃〜85℃で、産業動作環境に適合しています。
AEDR-850xのその他の特長
・寸法: 3.95mm×3.40mm×0.95mmのサーフェスマウント・リードレス・パッケージ
・TTLコンパチブル。出力をほとんどの信号処理回路と直接接続可能
・外部ピンによって1倍、2倍および4倍の補間を選択可能
・単一5V電源
・インデックス(原点)信号幅として 90°、180°、360°を用意
価格と供給
アバゴの反射型エンコーダAEDR-850xのサンプル価格は1,070円です。サンプルと量産品の供給は、2011年4月よりアバゴ・テクノロジーの販売代理店を通して開始いたします。
アバゴ・テクノロジー社(NASDAQ: AVGO)
日本法人: アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周)
アバゴ・テクノロジーは、通信、産業、民生向けアナログ・インターフェース機器のグローバルリーディング・サプライヤです。当社の主力製品は、アナログ、ミクスドシグナル、オプトエレクトロニクスの部品やサブシステムなど多岐にわたっています。ターゲット市場は、インダストリアル / 自動車、情報通信 / エンタープライズ・ネットワーク、携帯電話/ワイヤレス・コミュニケーション、そしてコンピュータ周辺機器の4つの市場にわたり、革新的、高機能そして高品質製品を提供しています。また、世界中に技術サポートおよびカスタマーサービス拠点を有し、お客様をサポートしています。アバゴ・テクノロジー技術革新の伝統は、50年前のヒューレット・パッカードに遡り、そしてアジレントの時代から受け継がれてきたものです。詳しくは当社のウェブサイト www.avagotech.co.jp をご覧ください。アバゴライティング製品はwww.avagolighting.jpをご覧下さい。
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Avago、Avago Technologies、およびAのロゴは、米アバゴ・テクノロジー社、またはその子会社もしくは関連会社の商標です。
本件に関するお問い合わせ先(報道関係者):
アバゴ・テクノロジー株式会社
マーケティング・コミュニケーションズ カルデラ久美子
TEL: 03-6407-2704
kumiko.caldeira@avagotech.com
企業情報
企業名 | アバゴ・テクノロジー株式会社 |
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代表者名 | 米山周 |
業種 | その他製造業 |
コラム
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