「がんばれ日本！」〜女性たちが考える明日の日本、そして人との絆〜

今回のテーマは「がんばれ日本！」です。このご意見パネルでは毎月異なる旬のテーマについて女性たちの意識アンケートを実施しておりますが、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震をうけ、今回はこれからの日本のことや震災後に勇気づけられた出来事、また被災された方へのメッセージなどを寄せてもらいました。弊社およびレディネット・ハピーナ会員は被災された皆さまや大切な方を亡くされた皆さまに心からのお見舞いを申し上げます。そして、一日も早い復興をお祈りしております。

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■調査結果〜 全体の約6の女性が日本の将来に希望を感じている
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あなたは「これからの日本」をどう思いますか？（回答736人）

　　　　A） 良い方向に進む 19.4％
　　　　B） たぶん良い方向に進む 40.5％
　　　　C） どちらともいえない 28.6％
　　　　D） たぶん良くない方向に進む 8.2％
　　　　E） 良くない方向に進む 3.3％

これからの日本については、「たぶん良い方向に進む」が40.5％と最も多く、次いで「どちらともいえない」が 28.6％、「良い方向に進む」- 19.4％、「たぶん良くない方向に進む」- 8.2％、「良くない方向に進む」- 3.3％という結果となった。全体の約6割の女性が日本の将来は明るいと考えているようだ。

今回はハピーナ会員一人ひとりから本当に心のこもったメッセージが寄せられた。「東北は人も土地も素晴らしい、復興を強く信じている」「15年前に神戸で被災したが復興できた、焦らずゆっくり行きましょう」「被災された方だけでなく日本の皆で力を合わせて頑張ろう」など希望に満ちた温かいメッセージや、「とにかく私たちにできることは節電や買い占めをしないこと」「いま元気な人が日本のために頑張ろう」など被災していない人たちに向けて喝を入れるような激励のメッセージなど、東北地方の復興を願う応援メッセージが数多く見受けられた。また、今回の震災によって「日本人の忍耐強さや誠実さを感じた」「日本人の助け合いの心に感動した」「日本人であることに誇りを持った」など日本人の誇るべき気質について考えた人や、「人との絆の大切さを再認識した」「今まで以上に人を思いやる気持ちになった」など、「真に大切なものは何よりも人である」ということに気づかされたという人がとても多かったようだ。

元気付けられた・役に立った情報源としては、ツイッター、ミクシィ、2ちゃんねる、テレビのニュース、ラジオのニュース、ヤフーのニュース、グーグルのニュース、サンドイッチマンのブログなどが多くあげられた。


--- 良い方向に進む【36歳・派遣・契約社員】---

東京なので、たいした被害はなかったのですが、とにかく電車が動かなかったり本数が激減で、通勤に苦労する人が多く疲れている人がたくさんいました。お互い疲れているのに、人を気遣い、お昼休みになるべく誰も1人にならないように声をかけてお昼に誘ったり、人が人を想う場面が溢れんばかりの毎日です。今は節電中で社内がとても寒いので、体を暖める有効な方法をみんなで教えあっています。急激に会社全体がそれぞれみんなを大切な存在に感じているように思えます。震災の影響で業務にも支障をきたしているので毎日謝ってばかりで仕事がとても大変ですが、自分たちより大変な人がいるのだからとグチを言う人も減っている気がします。日本人が日本人の心を取り戻したんじゃないかと毎日思います。必ずみんなで日本を立て直そうと想っている人ばかりなのではないかと想っています。

役に立った情報源：やはりサンドウィッチマンがヒーローではないでしょうか？ブログで勇気付けられる人、自分が何をすべきが気づかせてもらえる人が多数だと思います。彼らのおかげで増えた、安否確認のテレビ放送ももっとして欲しい。テレビやネットニュースでの子供たちの笑顔や勇敢さにも明るい未来を感じます。「僕たちが日本を立て直す」なんて、頼もしい！そんな頑張る姿の中にある傷をどう癒すかが、無傷の私たち大人のやるべきことではないでしょうか？


--- たぶん良い方向に進む【28歳・会社員】---

静岡県の会社で働く者です。東海大地震が来るとずっと予想されている地域なので我社には社員約1万人分の災害用物資がたくさん備蓄されていました。震災後、物流部門と営業部門の社員がトラックとガソリンの携行缶をありったけ手配し、社員総出での物資の積み込み&輸送が始まりました。その間に静岡でも震度6の地震が・・・。私は「どうしよう！今地震が来たらもう何も備えがない」と思いましたが、他の社員達は「静岡に地震が来たら、もっと西の地域(関西)から支援が来る。大丈夫だから今は東北の支援をしよう」と。日本の助け合いの心をみた気がします。東北のみなさん、がんばりましょう！


--- どちらともいえない【39歳・自由業】---

人命が最優先ですが、ペットを飼っているものとして、動物たちが気がかりでした。多くの団体や被災されたにも関わらず動物救護のため動いていらっしゃる獣医師の方たちがいらっしゃいます。動物が苦手な方もいらっしゃるので、問題も起こっていると思います。ですが、避難所で動物たちと子どもたちが遊び笑顔が見られるそうです。被災された方が大切にされていた命なので、全力で助けたいとの言葉に感動しました。復興に向けて、動物たちが被災者の方の心を癒し、少しでも前に進む力になればと思いました。

役に立った情報源：仙台市の獣医師さんのホームページ


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http://www.media-net.jp/happina/open_new.html


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■調査概要
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調査方法／レディネット・ハピーナ全会員へのWeb調査（有志のみ回答）
調査実施日／2011年3月15日〜28日
有効回収サンプル／736人


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■メディアネット
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1997年日本初の女性専門のWEBリサーチ会社として設立。主婦層を中心としたインターネット女性ユーザを「レディネット・モニター」として会員化、アンケート調査、商品試用モニター調査、web掲示板による定性調査などを多く手がける。2009年WEBリサーチとサイト運営の経験を活かし「レディネット・ハピーナ」に全面リニューアル


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