150人のダンサーが「復興支援」でセクシーなダンスを披露。いま注目されるベリーダンスの魅力とは

「ダンスを通して被災者のかたに協力できてうれしい」

こう語るのは、原宿のミュージックレストラン「ラドンナ」に集まったベリーダンサーたち。株式会社スプリックスの運営する東京・池袋のダンススクール「東京ダンスヴィレッジ」が4月17日に復興支援チャリティイベントを開催致しました。

ベリーダンスとは、トルコやエジプトといったアラブ・中東文化圏を発祥とするダンス様式のひとつ。腰（belly）をくねらせて踊ることからその名前が付いたとされ、腰まわりやお腹の引き締めに効果があることから、近年では美容・健康目的で習い始める女性も増えています。

東京ダンスヴィレッジでは定期的に「ハフラ」（アラビア語でホームパーティの意味）と呼ばれるパーティイベントを開催しており、今回のイベントは、その第6回目にあたるもの。3月11日に起こった東日本大震災を受け、急遽チャリティイベントとして実施されることが決まると、「被災された方々に、ベリーダンスを通して少しでも力になりたい」と、スクール生徒をはじめ多くの人がこれに賛同。イベントは過去最大級のにぎわいとなり、当日の売り上げの一部は義援金として、災害復興支援に役立てられました。

参加者層は、スクールの生徒を中心に、ベリーダンスに興味を持つ一般人女性、さらに「彼女の付き添いで来た」という男性まで様々。イベントではスクールの生徒たちが日ごろのレッスンの成果を披露したほか、プロの講師陣によるベリーダンスのデモンストレーションも。最後は参加者全員でふれあい、ベリーダンスを踊る一幕もあり、「ハフラ」の名にふさわしく、終始なごやかな雰囲気でイベントは進行しました。参加者の大半は女性でしたが、美しく、つややかな女性たちのダンスを間近で堪能できるということもあり、「観」客として参加した男性陣の満足度も非常に高かったようです。

同社代表によれば、「自分に自信をもっていただいたり、より美しくなっていただくことに少しでも協力できればと考え、今回のイベントを企画しました。また今回の震災につきましても、こうしたイベントを通して、義援金という形で今後お役に立っていければと思います」とのこと。次回のハフラは6月5日（日）開催予定で、こちらも前回同様、やはりチャリティイベントとして開催されることがすでに決まっており、総勢150人以上のベリーダンサーが集うことになる。

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