「古城四季」発売のお知らせ

2011年7月6日
報道関係者各位
株式会社オープンページ
2011 年7 月6 日初版第1 刷発行 定価￥1,575（税込）　ISBN978-4-86366-704-4

「古城四季」発売のお知らせ

漢詩に親しめば、僅か二十字で真実を感受し、発表することができ、
もっと自然を見る目が変わり、人生をも深く考えるようになります。
（「はじめに」より）

　漢詩は、二千年の歴史を持つ中国伝統の韻文であり、五言もしくは七言からな
る漢字を、四句もしくは八句または十二句等並べることで成立する。ゆえに最小二十字からなるこの芸術は、その素朴さと、同時にその奥深さゆえ、日本でも古来より愛されてきた。
　現代でも書道の世界では基礎的な教養の一部とされ、学校教育でもカリキュラム化されるなど、日本人の生活に密接に根づいている。
　また、日本の場合、漢字の発音が中国と異なるため、本場の韻律から離れ、より幅広い表現が可能となっていることも特徴である。これにより、漢字に含まれる意外な意義や読みを発見するなど、漢字そのものの存在、面白さに改めて気付かされることも多い。

　著者の功真 城野彦吉（こうしん しろのひこきち）は1925 年京都市生まれ。大学卒業後、数種の職を経て、書道九段の免許を取得し、書道塾を開設。その傍ら、今も精力的に漢詩の詩作に励み、漢詩の普及に貢献している。
　本書は、日本漢詩界の第一人者とも言えるそんな著者による自選漢詩集。長きに渡る創作活動の集大成として、選りすぐられた珠玉の50 首を収録している。
　さらに、自らの手による現代語対訳、作品語意としての用語集も掲載。老若や経験の多寡を問わず、幅広い読者を呼びこむ構成となっている。

　漢詩の歴史を通じて、より身近に漢字の表意表音からその実態を知る。また逆に、漢字を通じて漢詩の情景を理解し、その奥深い思想を学び、その世界に想いを馳せる。漢字ブームの現代だからこそ、より高い次元からのアプローチをもってその伝統を再認識させてくれる同書には、高い価値があると言えよう。

　上記書籍、是非ともお取り上げいただけますようお願い申し上げます。
　同書に関するお問い合せは下記までよろしくお願いいたします。
【発売元】株式会社宮帯出版社
〒602-8488 京都市上京区真倉町739-1
Tel 075-441-7747　Fax 075-431-8877
http://www.miyaobi.com/publishing

【発行所】株式会社オープンページ
〒466-0848 名古屋市昭和区長戸町4-40
Tel 052-846-8282　Fax 052-799-7984
http://www.open-page.jp