2012年3月期第1四半期連結業績は、前年同期に比べ売上高37.2%減、営業利益22.9%減少と減収減益- 大型タイトルに欠くも、堅調なモバイルおよびオンライン事業が収益貢献 -
(株)カプコン2012年3月期第1四半期連結業績は、売上高119億53百万円(前年同期比37.2%減)、営業利益7億75百万円(同比22.9%減)、経常利益5億46百万円(同比152.8%増)、四半期純利益3億38百万円(同比58.2%増)
2011年7月28日
報道関係者各位
大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
株 式 会 社 カ プ コ ン
代表取締役社長 辻本春弘
(コード番号:9697 東証・大証)
2012年3月期第1四半期連結業績は、前年同期に比べ売上高37.2%減、営業利益22.9%減少と減収減益
- 大型タイトルに欠くも、堅調なモバイルおよびオンライン事業が収益貢献 -
株式会社カプコンの2012年3月期第1四半期連結業績(2011年4月1日-2011年6月30日)は、売上高119億53百万円(前年同期比37.2%減)、営業利益7億75百万円(前年同期比22.9%減)、経常利益5億46百万円(前年同期比152.8%増)、四半期純利益は3億38百万円(前年同期比58.2%増)となりました。
当第1四半期は、主力となるコンシューマ・オンライン事業で前期に大ヒットを放った『モンスターハンターポータブル 3rd』や『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』、『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』などがおおむね計画どおり推移したものの、新作大型タイトルの発売がありませんでした。
また、モバイルコンテンツ事業においては、新機軸展開として2011年4月にスマートフォン(高機能携帯電話)等向け新ブランド「Beeline(ビーライン)」を立ち上げるとともに、前期大ヒットを放った『スマーフ・ビレッジ』が引き続き好調に推移しました。
この結果、コンシューマ・オンライン事業における大型タイトルの不在の影響を受け、第1四半期連結業績は減収減益となりました。
なお、2012年3月期の業績予想につきましては、第2四半期以降の動向を注視する必要があるため、期初の業績予想に変更はありません。
1. 2012年3月期 第1四半期 連結業績
売上高:営業利益:経常利益:四半期純利益 (単位:百万円)
2012年3月期第1四半期 11,953:775:546:338
2011年3月期第1四半期 19,037:1,005:216:213
2. 2012年3月期 連結業績予想
売上高:営業利益:経常利益:当期純利益(単位:百万円):1株当たり当期純利益(円銭)
第2四半期連結累計期間 26,000:700:600:200:3 43
2012年3月期 86,000:12,100:12,000:7,000:120 87
3. 2012年3月期第1四半期 各事業セグメントの概況
(1) コンシューマ・オンラインゲーム事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高 14,995:6,462 :-56.9%
営業利益 1,784 : 419 : -76.5%
営業利益率 11.9% : 6.5% : -
A. 当事業におきましては、前期に大ヒットを放った『モンスターハンターポータブル 3rd』(プレイステーション・ポータブル用)が続伸したほか、『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』(ニンテンドー3DS用)、『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』(プレイステーション3、Xbox 360用)やオンライン専用ゲーム『モンスターハンター フロンティア オンライン フォワード.1』(パソコン、Xbox 360用)もおおむね計画どおり推移いたしました。
B. この結果、売上高は64億62百万円(前年同期比56.9%減)、営業利益4億19百万円(前年同期比76.5%減)となりました。
(2) モバイルコンテンツ事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高680 : 1,223 : 79.8%
営業利益 97 : 451 : 362.2%
営業利益率 14.3% : 36.9% : ‐
A. 当事業におきましては、ソーシャルゲーム市場が急拡大する状況下、前期に米国のフェイスブックと連動した配信により大旋風を巻き起こした『スマーフ・ビレッジ』が絶好調を維持するとともに、同じく伸長した『ゾンビカフェ』、『リル・パイレーツ』と合せて1,900万件のダウンロード数を突破するなど、快進撃を続けたことにより業績を押し上げるけん引役を果たしました。
B. また、アイフォーン/アイポッド・タッチ向け『モンスターハンター Dynamic Hunting』が順調に推移するとともに、6月に携帯電話用交流サイト「GREE」向けに『バイオハザード アウトブレイク サバイヴ』の配信を開始したほか、「Mobage(モバゲー)」用に『戦国BASARA MOBILE』を提供いたしました。
C. この結果、売上高は12億23百万円(前年同期比79.8%増)、営業利益4億51百万円(前年同期比362.2%増)となりました。
(3) アミューズメント施設事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高2,630 : 2,832 : 7.7%
営業利益 178 : 521 : 192.5%
営業利益率 6.8% : 18.4% : ‐
A. 当事業におきましては、本年3月に発生した東日本大震災により東北および関東地方の10店舗が建屋の損傷、浸水や設置機器の破損などにより被害を受け、営業休止を余儀なくされましたが、その後の懸命な復旧作業により同年4月に全店舗を再開することができました。
B. こうした環境のもと、震災直後の過度な自粛ムードが薄れてきたことに加え、節約志向も追風となって、「安・近・短」型の身近な娯楽としてアミューズメント施設が見直されてきたことにより、復調してまいりました。
C. 当該期間の出退店はありませんでしたので、施設数は前期末と同じく37店舗であります。
D. この結果、売上高は28億32百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益5億21百万円(前年同期比192.5%増)となりました。
(4) アミューズメント機器事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高252 : 870 : 245.3%
営業利益 -169 : 6 : ‐
営業利益率 -67.1% : 0.7% : ‐
A. 当事業におきましては、商品の供給サイクルが端境期のもと、業務用機器につきましては『New スーパーマリオブラザーズ Wii コインワールド』を投入したほか、既存商品の営業展開を行ってまいりました。
B. また、遊技機向け関連機器につきましては、播種期となったため新商品の出荷はなく、リピート販売を余儀なくされました。
C. この結果、売上高は8億70百万円(前年同期比245.3%増)、営業利益6百万円(前年同期は営業損失1億69百万円)となりました。
(5) その他事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高479 : 564 : 17.8%
営業利益 30 : 254 : 729.2%
営業利益率 6.3% : 45.0% : ‐
その他事業につきましては、主なものはキャラクター関連のライセンス事業で、売上高は5億64百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益2億54百万円(前年同期比729.2%増)となりました。
【本件に関するお問い合わせ先】
会社名株式会社カプコン
広報・IR室
電話番号(06)6920-3623
《関連URL》
http://www.capcom.co.jp/
http://www.capcom.co.jp/ir/index.html
報道関係者各位
大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
株 式 会 社 カ プ コ ン
代表取締役社長 辻本春弘
(コード番号:9697 東証・大証)
2012年3月期第1四半期連結業績は、前年同期に比べ売上高37.2%減、営業利益22.9%減少と減収減益
- 大型タイトルに欠くも、堅調なモバイルおよびオンライン事業が収益貢献 -
株式会社カプコンの2012年3月期第1四半期連結業績(2011年4月1日-2011年6月30日)は、売上高119億53百万円(前年同期比37.2%減)、営業利益7億75百万円(前年同期比22.9%減)、経常利益5億46百万円(前年同期比152.8%増)、四半期純利益は3億38百万円(前年同期比58.2%増)となりました。
当第1四半期は、主力となるコンシューマ・オンライン事業で前期に大ヒットを放った『モンスターハンターポータブル 3rd』や『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』、『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』などがおおむね計画どおり推移したものの、新作大型タイトルの発売がありませんでした。
また、モバイルコンテンツ事業においては、新機軸展開として2011年4月にスマートフォン(高機能携帯電話)等向け新ブランド「Beeline(ビーライン)」を立ち上げるとともに、前期大ヒットを放った『スマーフ・ビレッジ』が引き続き好調に推移しました。
この結果、コンシューマ・オンライン事業における大型タイトルの不在の影響を受け、第1四半期連結業績は減収減益となりました。
なお、2012年3月期の業績予想につきましては、第2四半期以降の動向を注視する必要があるため、期初の業績予想に変更はありません。
1. 2012年3月期 第1四半期 連結業績
売上高:営業利益:経常利益:四半期純利益 (単位:百万円)
2012年3月期第1四半期 11,953:775:546:338
2011年3月期第1四半期 19,037:1,005:216:213
2. 2012年3月期 連結業績予想
売上高:営業利益:経常利益:当期純利益(単位:百万円):1株当たり当期純利益(円銭)
第2四半期連結累計期間 26,000:700:600:200:3 43
2012年3月期 86,000:12,100:12,000:7,000:120 87
3. 2012年3月期第1四半期 各事業セグメントの概況
(1) コンシューマ・オンラインゲーム事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高 14,995:6,462 :-56.9%
営業利益 1,784 : 419 : -76.5%
営業利益率 11.9% : 6.5% : -
A. 当事業におきましては、前期に大ヒットを放った『モンスターハンターポータブル 3rd』(プレイステーション・ポータブル用)が続伸したほか、『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』(ニンテンドー3DS用)、『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』(プレイステーション3、Xbox 360用)やオンライン専用ゲーム『モンスターハンター フロンティア オンライン フォワード.1』(パソコン、Xbox 360用)もおおむね計画どおり推移いたしました。
B. この結果、売上高は64億62百万円(前年同期比56.9%減)、営業利益4億19百万円(前年同期比76.5%減)となりました。
(2) モバイルコンテンツ事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高680 : 1,223 : 79.8%
営業利益 97 : 451 : 362.2%
営業利益率 14.3% : 36.9% : ‐
A. 当事業におきましては、ソーシャルゲーム市場が急拡大する状況下、前期に米国のフェイスブックと連動した配信により大旋風を巻き起こした『スマーフ・ビレッジ』が絶好調を維持するとともに、同じく伸長した『ゾンビカフェ』、『リル・パイレーツ』と合せて1,900万件のダウンロード数を突破するなど、快進撃を続けたことにより業績を押し上げるけん引役を果たしました。
B. また、アイフォーン/アイポッド・タッチ向け『モンスターハンター Dynamic Hunting』が順調に推移するとともに、6月に携帯電話用交流サイト「GREE」向けに『バイオハザード アウトブレイク サバイヴ』の配信を開始したほか、「Mobage(モバゲー)」用に『戦国BASARA MOBILE』を提供いたしました。
C. この結果、売上高は12億23百万円(前年同期比79.8%増)、営業利益4億51百万円(前年同期比362.2%増)となりました。
(3) アミューズメント施設事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高2,630 : 2,832 : 7.7%
営業利益 178 : 521 : 192.5%
営業利益率 6.8% : 18.4% : ‐
A. 当事業におきましては、本年3月に発生した東日本大震災により東北および関東地方の10店舗が建屋の損傷、浸水や設置機器の破損などにより被害を受け、営業休止を余儀なくされましたが、その後の懸命な復旧作業により同年4月に全店舗を再開することができました。
B. こうした環境のもと、震災直後の過度な自粛ムードが薄れてきたことに加え、節約志向も追風となって、「安・近・短」型の身近な娯楽としてアミューズメント施設が見直されてきたことにより、復調してまいりました。
C. 当該期間の出退店はありませんでしたので、施設数は前期末と同じく37店舗であります。
D. この結果、売上高は28億32百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益5億21百万円(前年同期比192.5%増)となりました。
(4) アミューズメント機器事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高252 : 870 : 245.3%
営業利益 -169 : 6 : ‐
営業利益率 -67.1% : 0.7% : ‐
A. 当事業におきましては、商品の供給サイクルが端境期のもと、業務用機器につきましては『New スーパーマリオブラザーズ Wii コインワールド』を投入したほか、既存商品の営業展開を行ってまいりました。
B. また、遊技機向け関連機器につきましては、播種期となったため新商品の出荷はなく、リピート販売を余儀なくされました。
C. この結果、売上高は8億70百万円(前年同期比245.3%増)、営業利益6百万円(前年同期は営業損失1億69百万円)となりました。
(5) その他事業(単位:百万円)
前第1四半期 : 当第1四半期 : 増減率
売上高479 : 564 : 17.8%
営業利益 30 : 254 : 729.2%
営業利益率 6.3% : 45.0% : ‐
その他事業につきましては、主なものはキャラクター関連のライセンス事業で、売上高は5億64百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益2億54百万円(前年同期比729.2%増)となりました。
【本件に関するお問い合わせ先】
会社名株式会社カプコン
広報・IR室
電話番号(06)6920-3623
《関連URL》
http://www.capcom.co.jp/
http://www.capcom.co.jp/ir/index.html
企業情報
企業名 | 株式会社 カプコン |
---|---|
代表者名 | 辻本 春弘 |
業種 | エンタテインメント・音楽関連 |
コラム
株式会社 カプコンの
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