占いにおける冥王星問題 −太陽系惑星の定義変更について−

国際天文学連合(IAU)総会が発表した新しい「太陽系惑星の定義」に関して、日本における西洋占星術の第一人者 ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベと、その後継者、ムーンプリンセス・妃弥子からコメントを得ました。

報道関係者各位
プレスリリース                     平成18年8月29日
                             ageUN株式会社
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     占いにおける冥王星問題 −太陽系惑星の定義変更について−

  日本における西洋占星術の第一人者 ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベと
       その後継者、ムーンプリンセス・妃弥子の見解

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この度、ageUN株式会社(アゲウン 東京都新宿区・代表取締役 大丸裕介.)で
は、国際天文学連合(IAU)総会が発表した新しい「太陽系惑星の定義」に関して、
日本における西洋占星術の第一人者 ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベと、その後
継者、ムーンプリンセス・妃弥子からコメントを得ました。

すでに皆様ご存知のように、今月24日、国際天文学連合総会によって「太陽系惑星
の定義」の採択が行われました。採択された新しい定義では、太陽系惑星は冥王星
を除外した、水金地火木土天海の8個へと変わっています。

西洋占星術では、太陽、月、冥王星を含めた10惑星(地球を除く)を、人生の基本
的な運命を象徴する星として扱います。今回の定義変更が、日本でもたいへん親
しまれている西洋占星術にどのような影響を及ぼすものなのか、両氏からのコメン
ト頂いておりますので、ここにご紹介いたします。



■ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ

近代天文学と近代占星学は、すでにその研究分野と思想分野の両面から完全に
「棲み分け」が成立していて、学問的に立脚する土壌が異なります。
すなわち、天文学は、宇宙の天体に関する自然科学を研究領域とし、占星学は、人
間の生活に密着する生活文化を研究領域としています。また、地球そのものに関す
る見解も、天文学が、太陽を中心とした太陽系宇宙の一惑星と捉えているのに対し、
占星学は、太陽は東から昇り西に沈むという太古から人類が体感してきた生活実感
に由来する地球中心宇宙を想定して成立しています。現代の文化人類学に於ては、
これらの考え方は、ガリレオ・ガリレイの時代のような「天動説」「地動説」とい
った単純な対立様式ではありません。科学と宗教がそうであるように哲学、思想の
面で個々の立脚する立場に違いはありますが、人類の未来の平和と幸福のために協
調できる研究分野に発展してきたのです。

したがって、この度、国際天文学連合総会に於て、新たな「惑星認定」が行われ、
その結果、惑星の数が増えても減っても、それが即、そのまま「占星学」に全面的
に反映することはありません。新たに認定された「新惑星体系」が、「占星学」の
中に矛盾なく、調和的に取り込まれるまでには、占星学上の実践的なデータの積み
重ねと細密な研究が必要です。それには多分、まだ長い年月がかかると思います。
以上のような観点から、現代占星学は、今日までに確立されている12星座、10惑星
を基本とする哲学とロジックで構成され、継続されるものと考えられます。

当然、研究の一環として「新惑星体系」を12星座の守護星として配当する試みも
行われると思いますが、それらの事柄は研究途上の実験として試行する行為であり、
あくまでも、実験サンプルの範囲を出ないものです。
過去に13星座がマスコミの話題となった如く、今回も前回と同様、「新惑星体系」
について一時的に「天文学」と「占星学」を対峙させる傾向はいなめませんが、学
問的には、あまり意味のあることではありません。
それよりも、天文学の進展が、現代占星学を研究する研究者ならびに施術者の更な
る向学心の刺激となることを期待したいと思います。

現段階に於て「占星学」は「占星学」として確立しており、「新惑星体系認定」に
は直接の影響を受ける研究分野にないことを改めて申し添えます。



■ムーンプリンセス・妃弥子

冥王星という星が失われたわけではありませんから、国際天文学連合総会の決定が
西洋占星学の理論にそのまま反映されるわけではなく、占星学では今まで通り12の
ゾディアックと10のプラネッツを基本とする哲学とロジックで構成され継続される
ものと考えられます。

しかしながら今回の一件、占星学的にはどのような意味を持つものでしょうか。
冥王星すなわちプルートは、パーソナルホロスコープでは「前世、因縁」といった
事柄を意味しますが、社会占星学的には「プルトニウム」、つまり「核」的な意味
合いを持っています。その冥王星が国際的な会議において大きな議論の対象になっ
たということは、今後、世界中で「核」が良くも悪くもさらにクローズアップする
ものと考えられます。現在の状況を鑑みると、核廃絶運動が盛んになる反面、密か
に核製造を行う国も増えてくるのでは、という懸念が強まります。それは非常に危
険であると言えます。

しかしながらこうした予測未来の起動を修正していくことも、また占星学の大切な
役割です。今回の冥王星問題が、地球を愛する人間一人一人にとって、世界平和を
一層、真剣に意識するきっかけになってくれることを心から望んで止みません。



■ageUN株式会社より

ageUN株式会社は、社名の由来にもなっているように、全ての事業コンセプトを
“アゲウン=運気を上げる”と定義しています。
今回の惑星定義変更についても、ネガティブに捉えることなく、21世紀の新しい
占い創生のチャンスであると解釈しています。
今後もageUN株式会社では、西洋東洋を問わず、各占術の専門家と連携し、日常
に溢れる様々な迷いや悩みに対して、占いによるソフトカウンセリングを活用し、
生活者の運気を上げる解決法を、各メディアを通して提案してまいります。



■両氏プロフィール

◇ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ
 日本における西洋占星術の第一人者。集英社『non・no』創刊と同時に、「西
 洋占星術」のコラムを担当。以来、30年間、一号の支障もなく連載を継続して
 いる。その間、マスコミ各誌に西洋占星術、エッセイ、評論、心理テストなど
 を執筆。心理学、文化人類学、比較宗教学、超越瞑想などの分野で教壇に立つ
 こともある。「占い」の本質を心理学、文化人類学、宗教学の一分野としてと
 らえ、新たなる心理来談療法として改良し、日本で初めての本格的「ホロスコ
 ープ・カウンセリング」の基礎を完成させる。
 国際時空心理学協会会長、国際予想科学協会副会長、日本占術協会副会長

◇ムーンプリンセス・妃弥子
 信条は「前向きに生き、人生を輝かせるための情報」として占星学を捉えるこ
 と。主に専門分野として、アストロロジーと人間関係学をかけあわせた、ヒュ
 ーマンリレーション占星学等。最近ではそのアレンジバージョンとして、「ヒ
 ューマンリレーション占星学」と「コスメ&ビューティ」とのコラボレーショ
 ンによるビューティ占星術、また幸せを呼び込むためのフォーチュンメイク等
 の研究に携わり、幅広い年齢層の女性から支持を得ている。フジテレビ『めざ
 ましテレビ・今日の占いCountDown』、小学館『CanCam』など、テレビ、雑誌
 をはじめとした各メディアでも活躍中。
 時空心理学協会常任理事、日本占術協会会員(新人賞、奨励賞受賞)



【本件に関するお問い合わせ先】

● ageUN(アゲウン)株式会社
  東京都新宿区四谷4-1 細井ビル5F
  Tel:03-5919-2833
  Fax:03-5919-2854
  e-mail : info@ageun.co.jp

  企業サイトURL: http://www.ageun.co.jp/
  占いサイトURL: http://www.ageun.com/

  『広報に関するお問い合わせ』
   広報担当:池永、藤山

以上




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企業名 ageUN株式会社
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