2012年3月期第2四半期連結業績は、前年同期に比べ売上高28.1%減、営業利益29.4%減と減収減益 - 下期の主力大型タイトルおよびSNSゲームの配信に注力し、通期計画の達成を目指す -
株式会社カプコンの2012年3月期第2四半期連結業績(2011年4月1日-2011年9月30日)は、売上高292億52百万円、営業利益27億82百万円、経常利益19億7百万円、四半期純利益9億6百万円となりました。
2011年10月26日
報道関係者各位
株 式 会 社 カ プ コ ン
代表取締役社長 辻本春弘
(コード番号:9697 東証・大証)
連絡先広報・IR室
電話番号 (06)6920-3623
2012年3月期第2四半期連結業績は、前年同期に比べ売上高28.1%減、営業利益29.4%減と減収減益
- 下期の主力大型タイトルおよびSNSゲームの配信に注力し、通期計画の達成を目指す -
株式会社カプコンの2012年3月期第2四半期連結業績(2011年4月1日-2011年9月30日)は、売上高292億52百万円(前年同期比28.1%減)、営業利益27億82百万円(前年同期比29.4%減)、経常利益19億7百万円(前年同期比33.8%減)、四半期純利益9億6百万円(前年同期比49.2%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間においては、コンシューマ・オンラインゲーム事業において、『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』および『バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D』などが底堅い売れ行きを示したほか、モバイルコンテンツ事業においてはフェイスブックと連動して配信を行った『スマーフ・ビレッジ』が好調に推移し、業績のけん引役を果たしました。
また、アミューズメント施設事業では、震災直後の過度な自粛ムードが薄れてきたことや節約志向も追風となって、「安・近・短」型の身近な娯楽として見直されてきたことにより回復基調に転じました。
この結果、前年同期に大型ソフトの投入が相次いだ反動減などもあって減収減益となるものの、計画を上回ることができました。
なお、2012年3月期の業績予想につきましては、2011年5月6日決算発表時の業績予想を変更しておりません。
1. 2012年3月期 第2四半期 連結業績(累計)
売上高:営業利益:経常利益:四半期純利益 (単位:百万円)
2012年3月期第2四半期 29,252:2,782:1,907:906
2011年3月期第2四半期 40,706:3,942:2,880:1,784
2. 2012年3月期 連結業績予想
売上高:営業利益:経常利益:当期純利益(単位:百万円):1株当たり当期純利益(円銭)
2012年3月期 86,000:12,100:12,000:7,000:120 87
3. 2012年3月期第2四半期 各事業セグメントの概況
(1) コンシューマ・オンラインゲーム事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 30,773:18,113 :-41.1%
営業利益 4,530 : 2,251 : -50.3%
営業利益率 14.7% : 14.2% : -
A. 当事業におきましては、『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』(ニンテンドー3DS用)や『モンスターハンターポータブル3rd HD Ver.』(プレイステーション 3用)が底堅い売行きを示しました。また、『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』(プレイステーション 3、Xbox 360用)や『戦国BASARAクロニクルヒーローズ』(プレイステーション・ポータブル用)がおおむね計画どおり推移したほか、『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』(プレイステーション・ポータブル用)や数多くの提携ソフトを発売いたしました。
B. 加えて、オンライン専用ゲームの『モンスターハンター フロンティア オンライン フォワード.1』(パソコン、Xbox 360用)が持ち味を活かして好伸いたしました。
C. この結果、前年同期に目玉タイトルを複数投入した反落もあって売上高は181億13百万円(前年同期比41.1%減)、営業利益22億51百万円(前年同期比50.3%減)となりましたが、計画を上振れいたしました。
(2) モバイルコンテンツ事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 1,365 : 2,581 : 89.0%
営業利益 300 : 903 : 201.0%
営業利益率 22.0% : 35.0% : ‐
A. 当事業におきましては、ソーシャルゲーム市場が急拡大する情勢のもと、交流サイト世界最大手のフェイスブックと連動して配信を行った『スマーフ・ビレッジ』が好調に推移し、業績向上のけん引役を果すとともに、同じく投入した『ゾンビカフェ』および『リル・パイレーツ』と合せて2,000万件のダウンロード数を突破するなど、収益力アップに大きく寄与しました。
B. また、アイフォーン/アイポッド・タッチ向け『モンスターハンター DYNAMIC HUNTING』が健闘したほか、携帯電話用交流サイト「GREE」用に『バイオハザード アウトブレイク サバイヴ』を提供いたしました。
C. この結果、売上高は25億81百万円(前年同期比89.0%増)、営業利益9億3百万円(前年同期比201.0%増)となりました。
(3) アミューズメント施設事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 5,916 : 6,054 : 2.3%
営業利益 732 : 1,223 : 67.1%
営業利益率 12.4% : 20.2% : ‐
A. 当事業におきましては、本年3月に発生した東日本大震災により10店舗が被害を受け、営業休止を余儀なくされましたが、4月に全店舗を再開することができました。
B. こうした環境のもと、ファン感謝イベントの開催やサービスデーの実施に加え、既存店のリニューアルなど、各種の活性化策による集客展開を行ってまいりました。
C. 他方、震災直後の過度な自粛ムードが薄れてきたことや節約志向も追風となって、「安・近・短」型の身近な娯楽としてアミューズメント施設が見直されてきたことにより、回復基調に転じてまいりました。
D. 当該期間の出退店はありませんでしたので、施設数は前期末と同じく37店舗であります。
E. この結果、売上高は60億54百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益12億23百万円(前年同期比67.1%増)となりました。
(4) アミューズメント機器事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 1,406 : 1,136 : -19.2%
営業利益 19 : -216 : ‐
営業利益率 1.4% : -19.0% : ‐
A. 当事業におきましては、業務用機器につきましては『New スーパーマリオブラザーズ Wiiコインワールド』を投入しましたが、商材不足の影響は避けられず、軟調に推移いたしました。
B. また、遊技機向け関連機器は、商品の供給サイクルが端境期のもと、他社からの開発受託中心の事業展開となりましたため、総じて弱含みに終始いたしました。
C. この結果、売上高は11億36百万円(前年同期比19.2%減)、営業損失2億16百万円(前年同期は19百万円の営業利益)となりました。
(5) その他事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 1,244 : 1,366 : 9.9%
営業利益 227 : 530 : 133.0%
営業利益率 18.2% : 38.8% : ‐
その他事業につきましては、主なものはキャラクター関連のライセンス事業で、売上高は13億66百万円(前年同期比9.9%増)、営業利益5億30百万円(前年同期比133.0%増)となりました。
【本件に関するお問い合わせ先】
会社名株式会社カプコン
広報・IR室
電話番号(06)6920-3623
《関連URL》
http://www.capcom.co.jp/
http://www.capcom.co.jp/ir/
報道関係者各位
株 式 会 社 カ プ コ ン
代表取締役社長 辻本春弘
(コード番号:9697 東証・大証)
連絡先広報・IR室
電話番号 (06)6920-3623
2012年3月期第2四半期連結業績は、前年同期に比べ売上高28.1%減、営業利益29.4%減と減収減益
- 下期の主力大型タイトルおよびSNSゲームの配信に注力し、通期計画の達成を目指す -
株式会社カプコンの2012年3月期第2四半期連結業績(2011年4月1日-2011年9月30日)は、売上高292億52百万円(前年同期比28.1%減)、営業利益27億82百万円(前年同期比29.4%減)、経常利益19億7百万円(前年同期比33.8%減)、四半期純利益9億6百万円(前年同期比49.2%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間においては、コンシューマ・オンラインゲーム事業において、『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』および『バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D』などが底堅い売れ行きを示したほか、モバイルコンテンツ事業においてはフェイスブックと連動して配信を行った『スマーフ・ビレッジ』が好調に推移し、業績のけん引役を果たしました。
また、アミューズメント施設事業では、震災直後の過度な自粛ムードが薄れてきたことや節約志向も追風となって、「安・近・短」型の身近な娯楽として見直されてきたことにより回復基調に転じました。
この結果、前年同期に大型ソフトの投入が相次いだ反動減などもあって減収減益となるものの、計画を上回ることができました。
なお、2012年3月期の業績予想につきましては、2011年5月6日決算発表時の業績予想を変更しておりません。
1. 2012年3月期 第2四半期 連結業績(累計)
売上高:営業利益:経常利益:四半期純利益 (単位:百万円)
2012年3月期第2四半期 29,252:2,782:1,907:906
2011年3月期第2四半期 40,706:3,942:2,880:1,784
2. 2012年3月期 連結業績予想
売上高:営業利益:経常利益:当期純利益(単位:百万円):1株当たり当期純利益(円銭)
2012年3月期 86,000:12,100:12,000:7,000:120 87
3. 2012年3月期第2四半期 各事業セグメントの概況
(1) コンシューマ・オンラインゲーム事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 30,773:18,113 :-41.1%
営業利益 4,530 : 2,251 : -50.3%
営業利益率 14.7% : 14.2% : -
A. 当事業におきましては、『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』(ニンテンドー3DS用)や『モンスターハンターポータブル3rd HD Ver.』(プレイステーション 3用)が底堅い売行きを示しました。また、『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』(プレイステーション 3、Xbox 360用)や『戦国BASARAクロニクルヒーローズ』(プレイステーション・ポータブル用)がおおむね計画どおり推移したほか、『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』(プレイステーション・ポータブル用)や数多くの提携ソフトを発売いたしました。
B. 加えて、オンライン専用ゲームの『モンスターハンター フロンティア オンライン フォワード.1』(パソコン、Xbox 360用)が持ち味を活かして好伸いたしました。
C. この結果、前年同期に目玉タイトルを複数投入した反落もあって売上高は181億13百万円(前年同期比41.1%減)、営業利益22億51百万円(前年同期比50.3%減)となりましたが、計画を上振れいたしました。
(2) モバイルコンテンツ事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 1,365 : 2,581 : 89.0%
営業利益 300 : 903 : 201.0%
営業利益率 22.0% : 35.0% : ‐
A. 当事業におきましては、ソーシャルゲーム市場が急拡大する情勢のもと、交流サイト世界最大手のフェイスブックと連動して配信を行った『スマーフ・ビレッジ』が好調に推移し、業績向上のけん引役を果すとともに、同じく投入した『ゾンビカフェ』および『リル・パイレーツ』と合せて2,000万件のダウンロード数を突破するなど、収益力アップに大きく寄与しました。
B. また、アイフォーン/アイポッド・タッチ向け『モンスターハンター DYNAMIC HUNTING』が健闘したほか、携帯電話用交流サイト「GREE」用に『バイオハザード アウトブレイク サバイヴ』を提供いたしました。
C. この結果、売上高は25億81百万円(前年同期比89.0%増)、営業利益9億3百万円(前年同期比201.0%増)となりました。
(3) アミューズメント施設事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 5,916 : 6,054 : 2.3%
営業利益 732 : 1,223 : 67.1%
営業利益率 12.4% : 20.2% : ‐
A. 当事業におきましては、本年3月に発生した東日本大震災により10店舗が被害を受け、営業休止を余儀なくされましたが、4月に全店舗を再開することができました。
B. こうした環境のもと、ファン感謝イベントの開催やサービスデーの実施に加え、既存店のリニューアルなど、各種の活性化策による集客展開を行ってまいりました。
C. 他方、震災直後の過度な自粛ムードが薄れてきたことや節約志向も追風となって、「安・近・短」型の身近な娯楽としてアミューズメント施設が見直されてきたことにより、回復基調に転じてまいりました。
D. 当該期間の出退店はありませんでしたので、施設数は前期末と同じく37店舗であります。
E. この結果、売上高は60億54百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益12億23百万円(前年同期比67.1%増)となりました。
(4) アミューズメント機器事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 1,406 : 1,136 : -19.2%
営業利益 19 : -216 : ‐
営業利益率 1.4% : -19.0% : ‐
A. 当事業におきましては、業務用機器につきましては『New スーパーマリオブラザーズ Wiiコインワールド』を投入しましたが、商材不足の影響は避けられず、軟調に推移いたしました。
B. また、遊技機向け関連機器は、商品の供給サイクルが端境期のもと、他社からの開発受託中心の事業展開となりましたため、総じて弱含みに終始いたしました。
C. この結果、売上高は11億36百万円(前年同期比19.2%減)、営業損失2億16百万円(前年同期は19百万円の営業利益)となりました。
(5) その他事業(単位:百万円)
前第2四半期 : 当第2四半期 : 増減率
売上高 1,244 : 1,366 : 9.9%
営業利益 227 : 530 : 133.0%
営業利益率 18.2% : 38.8% : ‐
その他事業につきましては、主なものはキャラクター関連のライセンス事業で、売上高は13億66百万円(前年同期比9.9%増)、営業利益5億30百万円(前年同期比133.0%増)となりました。
【本件に関するお問い合わせ先】
会社名株式会社カプコン
広報・IR室
電話番号(06)6920-3623
《関連URL》
http://www.capcom.co.jp/
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企業情報
企業名 | 株式会社 カプコン |
---|---|
代表者名 | 辻本 春弘 |
業種 | エンタテインメント・音楽関連 |
コラム
株式会社 カプコンの
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