数字でアプリストアを徹底解剖 「ドコモマーケット i-modeアプリストア」を分析しました
NTT docomoが運営するi-mode版ドコモマーケット「i-modeアプリストア」を徹底分析、提供アプリ数の推移、平均販売価格、提供会社数、人気アプリなどをデータ分析しました。
モバイル向けアプリのリサーチ、コンサルティングを展開するアプリデータバンク(App-DataBank)では、各種アプリストアを客観的なデータを使って分析し公表しております。
アプリストアの分析シリーズ第2弾は、NTT docomoが運営するi-mode版ドコモマーケット「i-modeアプリストア」
2010年12月にスタートした「i-modeアプリストア」は、スマートフォン向けアプリストア「ドコモマーケット」のi-mode版で、現在では約4,600件のアプリが掲載されています。(2011/10/21現在)
(※i-mode版ドコモマーケットは、『アプリストア』の他、『ミュージックストア』『ブックストア』が存在しますが、今回は『アプリストア』をクローズアップします)
ドコモとしてはスマートフォン重視の戦略に切り替えつつも、従来型の携帯電話利用者はまだまだ多く存在し、慣れ親しんだi-mode端末で楽しめる多彩なiアプリが展開されています。
スマートフォン向けの「ドコモマーケット」は現状約600タイトルのラインナップにとどまっており、現状ではアプリの数だけで見るとi-modeアプリストアの方が圧倒的に多数です。
ただし、2011年11月中旬にスタート予定の「dメニュー」(i-mode版でいうiメニューのスマホ版)「dマーケット」(ドコモマーケットの拡大型統合アプリストア)が開始されると、現状より更にに多くのアプリが提供される見込みです。
「i-modeアプリストア」は、ユーザ側の視点で見ると、従来の携帯電話で高機能なiアプリが楽しめる点、購入代金を携帯電話利用料に合算できる点、貯まったドコモポイントを購入代金と交換できる点等の利便性があり、開発者(提供者)側の視点で見ると、これまでの公式サイト掲載申請と異なり、個人レベルの開発者に門戸が開放された点、また公式CPでしか利用できなかった携帯電話機能とのアプリ連携(iアプリDX)が一部利用できるようになった点に加え、キャリア決済特有の月額課金が実現できる利便性が挙げられます。
「i-modeアプリストア」をジャンル別で見ると、アプリのメインジャンルとなる「ゲーム」が全体の約36%を占めます。
有料アプリと無料アプリの比率は、有料74%に対して無料26%となっており、スマートフォン向けのアプリストアに比べると有料アプリの比率が高いと言えます。
有料アプリの課金形態をみると、ダウンロード課金が89%、月額課金が11%となっています。
また有料アプリの販売平均価格は、ダウンロード課金アプリが314円(税込)、月額課金アプリが246円(税込/月額)でした。
有料アプリの販売価格帯では、300円台が最も多く(40%)i-modeの平均月額料金300円が基準になっているように見えます。
有料アプリの最安値は10円(税込)、最高値は1,575円(税込)でした。
「i-modeアプリストア」へのアプリ提供者数(会社、個人、団体)は402社(人)で、i-modeの公式サイト運営者数(約3,000社)と比較すると小規模にとどまっており、提供者はスマートフォン向アプリにすべきかどうか検討している様子がうかがえます。
調査内容の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.app-databank.com/topics/
※調査基準について
2011/10/21現在の内容です。
(お問い合わせ先)
アプリデータバンク(App-DataBank)
http://www.app-databank.com/
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤5-3-2-107
広報部 伊藤裕三
TEL:050-3736-3627
mail:info@app-databank.com
アプリストアの分析シリーズ第2弾は、NTT docomoが運営するi-mode版ドコモマーケット「i-modeアプリストア」
2010年12月にスタートした「i-modeアプリストア」は、スマートフォン向けアプリストア「ドコモマーケット」のi-mode版で、現在では約4,600件のアプリが掲載されています。(2011/10/21現在)
(※i-mode版ドコモマーケットは、『アプリストア』の他、『ミュージックストア』『ブックストア』が存在しますが、今回は『アプリストア』をクローズアップします)
ドコモとしてはスマートフォン重視の戦略に切り替えつつも、従来型の携帯電話利用者はまだまだ多く存在し、慣れ親しんだi-mode端末で楽しめる多彩なiアプリが展開されています。
スマートフォン向けの「ドコモマーケット」は現状約600タイトルのラインナップにとどまっており、現状ではアプリの数だけで見るとi-modeアプリストアの方が圧倒的に多数です。
ただし、2011年11月中旬にスタート予定の「dメニュー」(i-mode版でいうiメニューのスマホ版)「dマーケット」(ドコモマーケットの拡大型統合アプリストア)が開始されると、現状より更にに多くのアプリが提供される見込みです。
「i-modeアプリストア」は、ユーザ側の視点で見ると、従来の携帯電話で高機能なiアプリが楽しめる点、購入代金を携帯電話利用料に合算できる点、貯まったドコモポイントを購入代金と交換できる点等の利便性があり、開発者(提供者)側の視点で見ると、これまでの公式サイト掲載申請と異なり、個人レベルの開発者に門戸が開放された点、また公式CPでしか利用できなかった携帯電話機能とのアプリ連携(iアプリDX)が一部利用できるようになった点に加え、キャリア決済特有の月額課金が実現できる利便性が挙げられます。
「i-modeアプリストア」をジャンル別で見ると、アプリのメインジャンルとなる「ゲーム」が全体の約36%を占めます。
有料アプリと無料アプリの比率は、有料74%に対して無料26%となっており、スマートフォン向けのアプリストアに比べると有料アプリの比率が高いと言えます。
有料アプリの課金形態をみると、ダウンロード課金が89%、月額課金が11%となっています。
また有料アプリの販売平均価格は、ダウンロード課金アプリが314円(税込)、月額課金アプリが246円(税込/月額)でした。
有料アプリの販売価格帯では、300円台が最も多く(40%)i-modeの平均月額料金300円が基準になっているように見えます。
有料アプリの最安値は10円(税込)、最高値は1,575円(税込)でした。
「i-modeアプリストア」へのアプリ提供者数(会社、個人、団体)は402社(人)で、i-modeの公式サイト運営者数(約3,000社)と比較すると小規模にとどまっており、提供者はスマートフォン向アプリにすべきかどうか検討している様子がうかがえます。
調査内容の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.app-databank.com/topics/
※調査基準について
2011/10/21現在の内容です。
(お問い合わせ先)
アプリデータバンク(App-DataBank)
http://www.app-databank.com/
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤5-3-2-107
広報部 伊藤裕三
TEL:050-3736-3627
mail:info@app-databank.com
企業情報
企業名 | アプリデータバンク(App-Databank) |
---|---|
代表者名 | 伊藤裕三 |
業種 | 携帯、モバイル関連 |
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