オノ・ヨーコ、北朝鮮核実験に対し世界へ向けてコメント　~ジョン・レノンの誕生日にあたる10月9日、平和を願う塔の起工式後に

　ジョン・レノンの誕生日にあたる１０月９日、アイスランドの首都、レイキャビクで行なわれたレノンオノ平和賞授与式と平和を願う塔「イマジン・ピース・タワー」の起工式を終えたばかりのオノ・ヨーコは、ジョンの誕生日に行なわれた北朝鮮の核実験に対して、「アメリカが脅すから、北朝鮮も脅そうとする。互いの脅しあいの連鎖なのです。このことを冷静に受け止めて、右往左往しないことが大切だと思います」と語り、11月4日に東京で行なわれる平和を訴えるチャリティ・コンサート「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」ほか自身の平和活動において、世界平和を真剣に考える必要性を全世界に強く訴え続けることを表明した。

※平和賞授与式・塔起工式の映像はロイター・APなどから、写真は共同通信から、10月10日に配信される予定です。

※コメントをオノ・ヨーコが発表したのは、アイスランド時間で10月9日17時20分（日本時間では10日早朝4時20分）。

※添付の写真はレノンオノ平和賞授与式でのオノ・ヨーコ
(C) Produce Centre

Dream Power ジョン・レノン・スーパー・ライヴ
　オノ・ヨーコは、自身の平和活動の実践として、2001年から日本のトップ・アーティストに呼びかけ、チャリティ・コンサートを開催し、アジア、アフリカの恵まれない子どもたちのために小・中学校を建設している。第6回目の今年は、11月4日（土）に日本武道館で開催され、オノ・ヨーコ、佐野元春、スキマスイッチ、Cocco、宮沢りえ、LOVE PSYCHEDELICOほかが参加する。過去5回のコンサートで、参加アーティストは１００名を超え、アジア、アフリカ17ヶ国54校の学校を建設。
公式サイト：http://www.dreampower-jp.com/
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レノンオノ平和賞
レノンオノ平和賞は4年前、世界において平和と人権擁護を推進するため、それらの活動を実践している人々を援助する目的で創設された。今年、ヨーコは、セレモニーの会場をニューヨーク市の国連本部から、レイキャビクに移した。本年度の受賞者はMedecins Sans Frontieres/ Doctors Without Borders (国境なき医師団)とCenter for Constitutional Rights。
　
イマジン・ピース・タワー
2007年10月9日、レイキャビク沿岸に浮かぶ美しい小島、ヴィーズエイ島に完成する平和の塔。美しく光り輝き、見たものには光だけでできたタワーに見える。台座にはイマジンの歌詞が刻み込まれている。

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