この冬、節電していますか?〜東日本大震災からもうすぐ1年。国民の節電意識はどう変わったか〜

この度オウチーノ総研(本社:東京都港区/代表:井端純一/賃貸サイト「キャリルーノ」、購入サイト「オウチーノ」などを運営)は、「オウチーノ」のユーザーに向けて実施したアンケート(回答者330名)を元に国民の節電意識の現状を探ってみました。

昨年、東日本大震災の直後から夏場にかけて、とりわけ電力不足が懸念され、メディアによる節電の報道などの影響もあって、日本国民の節電意識はこれまでになく高まった観がある。そしてあれからもうすぐ1年。しかし「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のが常と言われる私たち日本人の節電意識は昨夏と比べてどう変わったのか、あるいは変わっていないのか、国民の節電意識の現状を探ってみた。
(オウチーノ総研(本社:東京都港区/代表:井端純一/不動産サイト「オウチーノ」「キャリルーノ」などを運営)が「オウチーノ」の利用者に向けて実施したアンケート(回答者:男性222名/女性108名)を元に作成。)

<詳しい調査内容はコチラ:http://article.home-plaza.jp/article/trend/078/



1.この冬、72.8%が節電を意識!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「この冬、日常生活において節電を意識しているか」と聞いたところ、「日々意識している」「ある程度意識している」と答えた人は72.8%だった。
 
2.「昨夏と同等、もしくはそれ以上に節電を意識している」は57.3%。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次に「節電意識は昨夏と比べて変化はあったか」と聞いたところ、「昨夏と同じくらい意識している」「昨夏より意識している」と答えた人は57.3%にとどまった。32.7%の人が、昨夏より節電意識が下がったと答えている。

3.メディアの報道や、政府の動きなどが節電意識「低下」に影響。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なぜ昨夏と比べて節電に対する意識が変化したのか、その理由を尋ねた。その結果、節電を昨夏より意識している、もしくは昨夏と同じくらい意識している人は、「電力不足のため」「限られた資源だから」「この状況では、一人ひとりの節電の意識が必要だと思っているので」といった回答が多く、現状に対して危機感や責任感を抱いて節電をしている人が多いことが見てとれた。次いで「電気代、ガス代が高いから」「経済的」といった節約志向の回答も多かった。一方で、昨夏より節電意識が下がった人は、48.3%が「計画停電が終わったので」「夏場は駅や公共施設の照明も暗かったが、今は普通に戻っているため」「メディアの節電に対する露出が少なくなったから」など、メディアの報道や政府・自治体・企業の動きなど外的要因から影響を受けたことが理由だと回答した。
これらの結果から、メディアを始めとする政府・自治体・企業のこの冬の動向は、国民の節電意識「低下」に影響を与えていることが分かる。逆に節電意識を「持つ」動機となっているのは、危機感や責任感、節約といった、国民一人ひとりの意識だということが分かった。

4.「節電のためにリフォームした」3.6%。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 東日本大震災では首都圏でも地盤沈下や建物の倒壊が発生したため、住宅の耐震や免震、地盤の強度が注目された。また、節電意識の向上から、家庭内消費電力の省エネ化、創エネにも注目が集まった。そこで今回、「節電を意識して家をリフォームしたか」との質問をした。結果「リフォームした」と答えた人はわずか3.6%にとどまった。リフォーム内容としては「屋根と壁の塗装を断熱効果のあるものにした」が多かった。その他「主な電灯を全てLEDに変更した」などが挙がった。

5.「今後も節電を意識する」60.9%。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 東日本大震災からもうすぐ1年が経つが、国民は今後の節電に関してどのような考えを持っているのだろうか。その問いに対して、「引き続き節電を意識する」「今まで以上に節電意識を高める」と答えた人が60.9%、「電力の需要と供給のバランスを見て、その時々で対応していく」と答えた人は25.5%、「だんだんと意識は薄れていくと思う」と答えた人は8.2%だった。
 震災の直後、多くの自動販売機や街灯、看板などの明かりが街から消えた。私たちはこんなにも電力を消費していたのかと改めて認識させられた。昨夏と比べたら節電意識の低下は否めないが、これまでになく多くの国民が節電意識に目覚めたのもまた事実。電力供給が震災前と比べて格段に劣る現状の中で、日本人の節電意識もまた確実に進化しているようだ。



<詳しい調査内容はコチラ:http://article.home-plaza.jp/article/trend/078/


---お問い合わせ先---
株式会社ホームアドバイザー
オウチーノ 総研 清水菜保子(しみずなおこ)
〒105-0012
東京都港区芝大門2-9-16 Daiwa芝大門ビル3F
TEL:03-5402-6887 FAX:03-5402-3313
MAIL:hp-soken@homeadvisor.co.jp

企業情報

企業名 株式会社オウチーノ
代表者名 井端純一
業種 ネットサービス

コラム

    株式会社オウチーノの
    関連プレスリリース

    株式会社オウチーノの
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域