フィアスホーム「おうち＊くらぶ」ミセスへの「リフォーム」についてのアンケート調査 リフォーム依頼先検討　50代は「口コミ」重視！−依頼先選定において、50代のミセスの30％は「口コミ」で決める−

トステムやINAXなどのブランドを擁するLIXILグループ傘下で、「フィアスホーム」ブランドの住宅FCを全国に展開している株式会社LIXIL住宅研究所 フィアスホームカンパニー（住所：東京都江東区亀戸1-5-7／プレジデント：近藤正司）では、自社が運営する住まいの情報サイト「おうち＊くらぶ」において、ミセスの意見を中心に住生活に関する様々なテーマについて調査・分析し公開しております。
今回、ミセスの「リフォーム」をテーマに、調査を実施。ミセス110名の回答から下記の結果が分かりましたので発表致します。

■調査結果■
【1】築年数が2−5年の方の困りごとは「寒さ」と「収納」！　ともに16％で1位
【2】築年数が2−5年の方は“外構・エクステリア”のリフォームに興味がある！が34％
【3】リフォームを検討するにあたり、“口コミ”情報重視！50代で30％

近年、新築住宅着工戸数が減少傾向にあります。その要因として、景気低迷、少子高齢化、住宅の供給過剰、既存住宅流通の拡大、若年層の新築離れなど様々な要因が上げられます。結果、今後の新築住宅着工戸数の増加は見込めない状況です。そんな中、東日本大震災の影響を受けて省エネ・節電の取組みが叫ばれ、電力料金の値上げや企業や家庭にエネルギー利用の抑制が求められています。さらには、政府も住宅の省エネ化等に対し住宅エコポイントを付与したり、再生可能エネルギーの固定価格買取制度などを導入するなど、省エネ・節電の取組みの後押しをしているような状況です。このような中、各家庭で断熱リフォーム、太陽光発電の設置など、省エネリフォームを中心にリフォームの取組みが徐々に増えてきています。そこで今回、「リフォーム」に対するミセスの取組みや考えを調査致しました。

【1】築年数が2−5年の方の困りごとは「寒さ」と「収納」！　ともに16％で1位
「現在のお住まいで困っていることはありますか？（複数回答）」との問いに対し、困りごとの代表格は『結露』と『寒さ』との回答が多数を占めました。3位には女性ならではの『収納』があがりましたが、4位に『耐震性』と通常ならば女性はあまり関心の無いと思われる性能についての回答が上位を占めました。12月から1月にかけての調査ということで時期的なものもありますが、やはり、昨年3月11日に発生した東日本大震災は家づくりを考える上で大変大きな出来事であったことがこの結果より見て取れます。

これを、築年数による違いで見てみると、築21年以上の古い住宅では、『寒い』、『家が古い』、『水まわりが古い』、『結露がひどい』など、住宅自体や設備の“古さ”や家の『寒さ』に関わる部分が困りごとの多数を占めました。これを、築年数2年−5年で見てみると、『家の中が寒い』が21年以上と同じ16％と築年数が新しいわりに『寒さ』に困っているご家庭が多いことが分かりました。困りごとの2位は16％で『収納が少ない』、3位は『キッチンが使いにくい』で12％があげられました。住宅を建築する際、図面で打ち合わせはしますが、やはり立体的ではないので収納の量やキッチンの配置・間取りなどは思っていたものと違うということが多いようです。コメントでも、家事動線が悪い、キッチンが丸見えになってしまう、リビングに収納が無い、などのコメントが寄せられました。

「窓の結露がひどい」と回答した方々の理由
・窓の結露がひどくてパッキンがカビている。北側の部屋がカビている（東京都　50代　築21年以上）
・年間を通して結露があり、カビが発生しやすい環境のため、掃除や除菌に気を遣っている
（東京都　30代　築21年以上）
・和室の部屋の結露がひどい（茨城県　20代　築21年以上）

「家の中が寒い」と回答した方々の理由
・断熱材が使用されておらず、暑く寒い（新潟県　40代　築21年以上）
・冬になると1階にほとんど陽が当たらず寒い（福岡県　30代　築2−5年）
・ドアの隙間風が多い（神奈川県　20代　築2−5年）

その他の理由
・家事動線（主に洗濯・掃除）が悪い（東京都　40代　新築）
・オープンキッチンにしたため、リビングからキッチンが丸見えで失敗した（愛知県　30代　築2−5年）
・リビングに収納が無く困っている（愛知県　30代　築6−10年）
・震災以降、“耐震性”を気にするようになった（福島県　40代　築2−5年）
などが挙げられました。

【2】築年数が2−5年の方は“外構・エクステリア”のリフォームに興味がある！が34％
ミセスはやはり自分の場所でもある『キッチン』『水廻り』『収納』に対する意識が高く、「リフォームしたい箇所は？」の問いに対し、『キッチン』が36件、『水廻り（バスルーム・洗面・トイレ）』が32件、『収納を増やす』が25件と多くの要望がありましたが、ここでもやはり震災・節電の取組みの影響からか、3位に『断熱性能アップ』が32件と水廻りと同数で2位との結果となりました。

ミセスのコメントを見ると『断熱性能アップ』については、
・本当に寒いので断熱性を高めて、愛犬も快適に過ごせるようにしたい（（神奈川県　50代　築2−5年）
・光熱費を抑え、日当たりのいい家が良い （福岡県　30代　築2−5年）
・窓を二重サッシとかにして、断熱性をあげたい （香川県　40代　築11−15年）
・気密性・断熱性を改善したい（新潟県　40代　築21年以上）
などがコメントとして挙げられました。

「光熱費を抑えたい」という回答が多いかと思いましたが、実際には「光熱費」も意識はしているものの、築年数の新旧に関わらず、「断熱性をあげたい」との回答が多く、節電への取組みの必要性を考えて、より省エネで、より快適な住宅を希望していることが分かりました。

『リフォームしたい箇所はどこか？』との問いを【築年数別】で見てみると、築21年以上の場合は、建物の古さからか、水廻り、断熱性能、など一般的に築年数が経過するとリフォームすることが多くなる項目が上位を占めました。逆に築年数が2−5年と築浅になると、「外構・庭（エクステリア）」が34％とダントツの1位となりました。2位は18％で「収納を増やす」があがりました。
これは、新築時、建物に予算の大半をかけ、シンプルな外構にしていたものを、住みだしてから徐々に自分好みの庭にしていきたい、とのミセスの思いが伺えます。また、年齢を重ね、もしくは重ねたときのことを考え、ガーデニングを楽しめるようにしたい、との意見もありました。

◆もしリフォームするとしたら、リフォームしたいことは何ですか？−フリーアンサー−
・外構がシンプルなので、もう少し華やかにしたい（滋賀県　20代　新築）
・ガーデニングを楽しみたい。年を重ねたときのことを考えて（奈良県　50代　新築）
・向かいに家が建ち、2階の窓が庭に面しているので、目隠しできるようなものを付けたい
（熊本県　30代　築2−5年）
・もっとおしゃれにしたい（愛知県　30代　築6−10年）

【3】リフォームを検討するにあたり、“口コミ”情報重視！50代で30％
『あなたがリフォームを検討するにあたり、リフォームに関する情報をどこから入手しますか？』の問いに対し、ミセスの回答は全体で見ると「インターネット」が45％、建築（購入時）の住宅会社が22％で1位、2位となりました。

これを年代別で見ると、20代から40代は全体の傾向通り「インターネット」での情報収集は40％−65％との数字が出ましたが、年齢は上に行くに従い、「口コミ」における情報収集の形態が増えていることが分かりました。なんと、50代のミセスでは“30％”が口コミからリフォーム会社の情報を入手していることが分かりました。

「インターネット」と回答された方々の理由
・新聞を取っていないので情報源はネットを使っている（熊本県　30代）
・気が向いたときに簡単に調べられるから（滋賀県　30代）
・たくさんの選択肢から選びたいので（埼玉県　40代）

「近所（友人・知人からの）口コミ」と回答された方々の理由
・信頼できる人からの意見だと間違いないと思う（愛知県　30代）
・防犯も考えると知り合いとかで頼みたい（香川県　40代）
その他、『リフォームを検討する際の費用負担について』などの調査を行っております。

詳細は『おうち＊くらぶ』サイトにてご確認下さい。
今回の調査ではミセスの「リフォーム」についての意識調査を行いましたが、現在の困りごととリフォームしたいところに少し違いあることが分かりました。「家の寒さ」に対する断熱性能アップよりも、毎日使う「キッチン」「水廻り」を優先したい、外構や庭をおしゃれにしたい、などミセスの心境が伺えました。
『おうち＊くらぶ』では、「効率の良い家事動線」、「収納」、「省エネ住宅」などミセスが気になる住まいの情報をお届けしています。今後、この調査結果を踏まえ、「リフォーム」を含め、ミセスの生の声をもとに、生活環境の提案やお役に立つ情報を公開していきます。


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