イーソル、x86アーキテクチャをサポートするT-Kernelベースソフトウェアプラットフォームを開発
イーソル株式会社は、イーソルが開発と販売を行うT-Kernelベースソフトウェアプラットフォーム「eCROS」が、x86アーキテクチャをサポートすることを発表します。
2012年3月6日
報道関係者各位
イーソル株式会社
イーソル、x86アーキテクチャをサポートするT-Kernelベースソフト
ウェアプラットフォームを開発
〜FA・産業用機器や医療機器で、TRONとLinuxの資産を
再利用しながら、高いリアルタイム性と信頼性を実現〜
イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:澤田 勉、以下
イーソル)は、イーソルが開発と販売を行うT-Kernelベースソフトウェアプ
ラットフォーム「eCROS」が、x86アーキテクチャをサポートすることを発
表します。同製品のリリースは、2012年第2四半期を予定しています。インテ
ル(R)Atom(TM)プロセッサを含むx86プロセッサ向けのソフトウェア開発に
eCROSを利用することにより、eCROSのコアとなるリアルタイムOS「eT-
Kernel」が持つ優れたリアルタイム性と高い信頼性を取り入れられます。
さらに、μITRONやLinuxのソフトウェア資産を容易に再利用できるため、
低コスト、短期間でシステムを構築できます。画像処理やネットワーク機能の
搭載により高機能化・大規模化し、高いリアルタイム性と信頼性が求められる
FA・産業用機器、医療機器、ロボットなどに最適です。
FA・産業用機器や医療機器、ロボットなどのシステムは、多くの場合、汎用
のシングルボードコンピュータ(SBC)が利用されます。x86プロセッサは、
これらの機器のスペックを満たせる高い性能に加え、x86プロセッサを搭載
したSBCが様々なベンダから低価格で市販されているため、広く採用されて
います。入手しやすいx86ボードコンピュータと、リアルタイムOS「eT-Ker
nel」を中心に、各種ミドルウェア、開発ツール、プロフェッショナルサービス
が統合されたeCROSの組み合わせにより、ハードウェア、ソフトウェアとも
にすぐに開発環境が整うため、最終製品の競争力を左右するアプリケーション
開発に即座に取り掛かれます。
eT-Kernelは、組込みOSとして日本で最も高いシェアを持つμITRONの優れ
たリアルタイム性能とアーキテクチャを継承しています。eT-Kernelの持つ、
優れたリアルタイム性能、短い起動時間、高速な割込みレスポンス、省リソー
スなどの特長と、様々な分野での実績に裏付けられた信頼性を、x86プロセッ
サベースのシステムに取り入れることができます。eT-Kernelは、厳しい性能
と信頼性が要求される人工衛星や車載機器をはじめとする、様々な分野で多数
の採用実績があります。さらに、eT-Kernelは、イーソル独自の様々な拡張機
能を搭載しています。最上位プロファイルの「eT-Kernel/POSIX」は、POSIX
仕様にも準拠したリアルタイムOSです。eT-Kernel/POSIXを使うと、
μITRONやT-Kernelに加えて、Linuxの豊富なソフトウェア資産とエンジニ
アリソースを活用できます。AndroidやオープンソースのGUI開発フレーム
ワーク「Qt」、データベース「Empress」などのLinux向けソフトウェアをほ
とんど修正を入れずに短期間で移植した実績があり、eT-Kernel/POSIXが
Linuxと高い互換性を持つことが証明されています。
eCROSは、今回新たにサポートするx86アーキテクチャに加え、ARM、SH、
MIPS、PowerArchitectureの各CPUアーキテクチャをサポートしています。
eT-Kernelは、POSIX仕様準拠「eT-Kernel/POSIX」とメモリ保護/プロセス
モデル対応「eT-Kernel/Extended」を含む4つのプロファイルで、小規模シス
テムから高機能・大規模システムまでをカバーしています。また、マルチコア
プロセッサ対応リアルタイムOSとして「eT-KernelMulti-CoreEdition」を用
意しています。eT-Kernelに特化した開発ツール「eBinder」は、リアルタイム
OSを使うシステム開発のためにゼロから設計されています。リアルタイムシ
ステム特有の問題を容易に解決できるため、開発者の負担を軽減し、開発効率
を向上させることができます。
イーソル株式会社 常務取締役エンベデッドプロダクツ事業部長
上山伸幸のコメント
「x86プロセッサが多く使われているFA・産業用機器、医療機器、ロボット
のシステム開発では、高い性能と故障や誤作動が許されない信頼性が求めら
れます。多くの採用実績に裏付けられた優れたリアルタイム性能と信頼性を
持つeCROSを使うことで、こうしたx86プロセッサベースのシステムの高い
要求が満たせると確信しています。ソフトウェアプラットフォームだけでなく、
開発現場の様々なご要望に柔軟に対応するプロフェッショナルサービスも
合わせて提供できるのがイーソルの強みです。イーソルは、これまでのARM、
SH、MIPS、PowerArchitectureそれぞれのソフトウェア開発と同様に、x86
プロセッサを利用するソフトウェア開発を強力にサポートします。」
<補足資料>
▽ eCROS詳細:http://www.esol.co.jp/embedded/ecros.html
▽ eT-Kernel詳細:http://www.esol.co.jp/embedded/et-kernel.html
▽ イーソル ホームページ:http://www.esol.co.jp/
*eBinder、eParts、PrKERNEL、PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT、
PictDirectはイーソル株式会社の登録商標です。
*eCROS、eT-Kernel、PrCONNECT、PrFILE、PrUSB、PrMTPはイーソル
株式会社の商標です。
*TRON は"The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
*ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
*μITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
*TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称で
あり、特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
■ 本リリースに関するお問い合わせ先
イーソル株式会社 マーケティング部 村上
TEL:03-5302-1360 / FAX:03-5302-1361
E-Mail:ep-inq@esol.co.jp URL:http://www.esol.co.jp/embedded/
報道関係者各位
イーソル株式会社
イーソル、x86アーキテクチャをサポートするT-Kernelベースソフト
ウェアプラットフォームを開発
〜FA・産業用機器や医療機器で、TRONとLinuxの資産を
再利用しながら、高いリアルタイム性と信頼性を実現〜
イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:澤田 勉、以下
イーソル)は、イーソルが開発と販売を行うT-Kernelベースソフトウェアプ
ラットフォーム「eCROS」が、x86アーキテクチャをサポートすることを発
表します。同製品のリリースは、2012年第2四半期を予定しています。インテ
ル(R)Atom(TM)プロセッサを含むx86プロセッサ向けのソフトウェア開発に
eCROSを利用することにより、eCROSのコアとなるリアルタイムOS「eT-
Kernel」が持つ優れたリアルタイム性と高い信頼性を取り入れられます。
さらに、μITRONやLinuxのソフトウェア資産を容易に再利用できるため、
低コスト、短期間でシステムを構築できます。画像処理やネットワーク機能の
搭載により高機能化・大規模化し、高いリアルタイム性と信頼性が求められる
FA・産業用機器、医療機器、ロボットなどに最適です。
FA・産業用機器や医療機器、ロボットなどのシステムは、多くの場合、汎用
のシングルボードコンピュータ(SBC)が利用されます。x86プロセッサは、
これらの機器のスペックを満たせる高い性能に加え、x86プロセッサを搭載
したSBCが様々なベンダから低価格で市販されているため、広く採用されて
います。入手しやすいx86ボードコンピュータと、リアルタイムOS「eT-Ker
nel」を中心に、各種ミドルウェア、開発ツール、プロフェッショナルサービス
が統合されたeCROSの組み合わせにより、ハードウェア、ソフトウェアとも
にすぐに開発環境が整うため、最終製品の競争力を左右するアプリケーション
開発に即座に取り掛かれます。
eT-Kernelは、組込みOSとして日本で最も高いシェアを持つμITRONの優れ
たリアルタイム性能とアーキテクチャを継承しています。eT-Kernelの持つ、
優れたリアルタイム性能、短い起動時間、高速な割込みレスポンス、省リソー
スなどの特長と、様々な分野での実績に裏付けられた信頼性を、x86プロセッ
サベースのシステムに取り入れることができます。eT-Kernelは、厳しい性能
と信頼性が要求される人工衛星や車載機器をはじめとする、様々な分野で多数
の採用実績があります。さらに、eT-Kernelは、イーソル独自の様々な拡張機
能を搭載しています。最上位プロファイルの「eT-Kernel/POSIX」は、POSIX
仕様にも準拠したリアルタイムOSです。eT-Kernel/POSIXを使うと、
μITRONやT-Kernelに加えて、Linuxの豊富なソフトウェア資産とエンジニ
アリソースを活用できます。AndroidやオープンソースのGUI開発フレーム
ワーク「Qt」、データベース「Empress」などのLinux向けソフトウェアをほ
とんど修正を入れずに短期間で移植した実績があり、eT-Kernel/POSIXが
Linuxと高い互換性を持つことが証明されています。
eCROSは、今回新たにサポートするx86アーキテクチャに加え、ARM、SH、
MIPS、PowerArchitectureの各CPUアーキテクチャをサポートしています。
eT-Kernelは、POSIX仕様準拠「eT-Kernel/POSIX」とメモリ保護/プロセス
モデル対応「eT-Kernel/Extended」を含む4つのプロファイルで、小規模シス
テムから高機能・大規模システムまでをカバーしています。また、マルチコア
プロセッサ対応リアルタイムOSとして「eT-KernelMulti-CoreEdition」を用
意しています。eT-Kernelに特化した開発ツール「eBinder」は、リアルタイム
OSを使うシステム開発のためにゼロから設計されています。リアルタイムシ
ステム特有の問題を容易に解決できるため、開発者の負担を軽減し、開発効率
を向上させることができます。
イーソル株式会社 常務取締役エンベデッドプロダクツ事業部長
上山伸幸のコメント
「x86プロセッサが多く使われているFA・産業用機器、医療機器、ロボット
のシステム開発では、高い性能と故障や誤作動が許されない信頼性が求めら
れます。多くの採用実績に裏付けられた優れたリアルタイム性能と信頼性を
持つeCROSを使うことで、こうしたx86プロセッサベースのシステムの高い
要求が満たせると確信しています。ソフトウェアプラットフォームだけでなく、
開発現場の様々なご要望に柔軟に対応するプロフェッショナルサービスも
合わせて提供できるのがイーソルの強みです。イーソルは、これまでのARM、
SH、MIPS、PowerArchitectureそれぞれのソフトウェア開発と同様に、x86
プロセッサを利用するソフトウェア開発を強力にサポートします。」
<補足資料>
▽ eCROS詳細:http://www.esol.co.jp/embedded/ecros.html
▽ eT-Kernel詳細:http://www.esol.co.jp/embedded/et-kernel.html
▽ イーソル ホームページ:http://www.esol.co.jp/
*eBinder、eParts、PrKERNEL、PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT、
PictDirectはイーソル株式会社の登録商標です。
*eCROS、eT-Kernel、PrCONNECT、PrFILE、PrUSB、PrMTPはイーソル
株式会社の商標です。
*TRON は"The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
*ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
*μITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
*TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称で
あり、特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
■ 本リリースに関するお問い合わせ先
イーソル株式会社 マーケティング部 村上
TEL:03-5302-1360 / FAX:03-5302-1361
E-Mail:ep-inq@esol.co.jp URL:http://www.esol.co.jp/embedded/
企業情報
企業名 | イーソル株式会社 |
---|---|
代表者名 | 長谷川 勝敏 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
コラム
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