オノ・ヨーコ、あなたの「願い」や「夢」を平和の塔に送ってほしいと世界に呼びかける。

オノ・ヨーコは、今月9日にアイスランドで起工式を行なった平和の塔で、永遠に保管するための「願い」や「夢」を送ってほしいと呼びかけを開始した。

オノ・ヨーコは、故ジョン・レノンの61回目の誕生日を迎えた今月9日に、アイスランドの首都、レイキャビクで建設の発表をし、起工式を行なったばかりの平和の塔「イマジン・ピース・タワー」で、永遠に保管するための「願い」や「夢」を送ってほしいと全世界へ向けて、呼びかけを開始した。

オノ・ヨーコは、作品を見た人が自分の「願い」や「夢」を短冊に書き込み、木につるすという作品「ウィッシュ・ツリー(願いかけの木)」を多くの国々で展示し、90万を超える「願い」や「夢」を集め、保管していた。来年のジョン・レノンの誕生日に「イマジン・ピース・タワー」が完成するにあたり、世界中から集めたその「夢」や「願い」をタワーの下に永遠に保管するという壮大な構想を発表している。

今回のオノ・ヨーコの呼びかけは、この「願いかけの木」に「願い」や「夢」をまだかけられていない人々へ向けたもので、日本ではオノ・ヨーコが提唱したDream Powerの公式ホームページ(http://www.dreampower-jp.com/peace/)上で「願い」や「夢」を「イマジン・ピース・タワー」に向けて送信することができる。

 平和の塔「イマジン・ピース・タワー」は、アイスランド、レイキャビック沖に浮かぶ小島、ヴーズエイ島に建設される。最新技術を駆使して地上からいくつもの光を放つことで、幻想的な光の塔を浮かび上がらせる手法をとる予定。

建設のきっかけは40年以上前に書かれたオノ・ヨーコによる一編の詩。ジョン・レノンはその詩を読んだときに、自分の庭にこの光の塔を作ってくれないかとヨーコに聞いてきたという。そのときにヨーコは、「それをコンセプチュアルなものよ。それがいつか作られるものだと私は信じているけど、どうやって作るかは私には分からないわ」と、笑いながら答えたという。

そのジョン・レノンとの思い出を40年ぶりに思い出したヨーコは構想を練り、「世界で一番美しい土壌と空気の国といわれ、北極星を天上にいただくアイスランドこそが建設地にふさわしい」と直感。レイキャビク市の協力を得て、2007年10月9日に完成することが決まった。

オノ・ヨーコは、「このタワーは私たちの願いが叶うという希望と確信を光として放ち、世界、そして宇宙に永遠に送り続けます」と語っている。


■広報お問合先:
(株)プロデュース・センター
制作室浜田TEL 03-3485-7311
press@producecentre.com

■添付の写真:
アイスランドの首都、レイキャビクにジョンの62回目の誕生日である2006年10月9日に完成予定の平和の塔「イマジン・ピース・タワー」

企業情報

企業名 ザ・ビートルズ・クラブ
代表者名 斉藤早苗
業種 エンタテインメント・音楽関連

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