宮沢賢治がこの6月、降臨
単なる芝居でもない、ダンスでもない、肉体の織りなす新しいエンターテインメント。 “一度見たらクセになる”と近年国内外で高い評価を得ている山の手事情社が新作『銀河鉄道の夜』に挑みます。
報道機関各位
プレスリリース
2005年3月31日
劇団山の手事情社
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宮沢賢治がこの6月、降臨
http:www.yamanote-j.org/
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■宮沢賢治が、そして「銀河鉄道の夜」が、まったく新しく生まれ変わります。
劇団山の手事情社(有限会社アップタウンプロダクション
所在地:東京都世田谷区 代表取締役社長:安田雅弘)は、
2005年6月1日から5日まで、新作『銀河鉄道の夜』を上演いたします。
単なる芝居でもない、ダンスでもない、パフォーマンスとも違う、
肉体の織りなす新しいエンターテインメント。
“一度見たらクセになる”と国内外で高い評価を得、近年『道成寺』、
『夏の夜の夢』、『オイディプス王』などの舞台で演劇界に衝撃を走らせた
山の手事情社が新作に挑みます。
マスコミ各社の皆さまには是非ご取材いただき、記事・番組として
扱っていただきたく、下記公演の情報をさし上げる次第です。
■ 今なぜ、宮沢賢治なのか。
宮沢賢治の作品や言葉には、現代社会がどのようにあるべきかについての
深い考察がひそんでいます。たとえ物質的には不足がなくても、私たち
現代人はその状況に精神的な安定や豊かさを感じにくくなっています。
ニュースを見れば、海外では大きな災害や紛争がとどまることなく、
国内に目を転じても、かつては考えられなかったような陰惨な事件が
数多くとびこんできます。「何かがおかしい」「私たちの社会はどこか
病んでいるのではないか」。これは今の時代を生きる多くの人が感じている
危機感であり、実感ではないでしょうか。「命」や「魂」について、
「未来」や「希望」について、すなわち「私たちの明日」について、
一世紀前に「ほんとうの豊かさ」を希求していたのが宮沢賢治です。
■ 「銀河鉄道の夜」について。
宮沢賢治の生きていた時代、「機械」は「未来」や「希望」と同じ意味を
もっていました。やがて「機械」は「兵器」となり、人類全体をまきこんだ
大きな戦争がおこり、数多くの犠牲者がでます。また、戦後、しゃにむに
物質的な豊かさを追求した結果、日本では公害をはじめとする深刻な環境破壊が
問題となり、「機械」はともすれば「未来」や「希望」とは逆のイメージを
持ってしまうことになりました。「銀河鉄道の夜」は、まだ人類が「機械」に
素朴な「希望」を感じ「未来」を託していた時代の物語です。
宮沢賢治はその「機械」というものに、さらに人間の「生」と「死」をつなぐ
通路を発見しようとしました。当時最新の科学技術の知識を動員して
描かれた祈りが「銀河鉄道の夜」なのです。
今回の公演は、宮沢賢治のそうした祈りを見つめなおす試みです。
『銀河鉄道の夜』
原作/宮沢賢治 構成・演出/安田雅弘
【日時】
2005年6月1日(水)〜5日(日)
【会場】
東京芸術劇場小ホール1
東京都豊島区西池袋1丁目8番1号
(池袋駅下車徒歩5分)
【劇団山の手事情社とは】
現代演劇の先鋭的な表現を標榜する、若手の代表的なカンパニーです。
《四畳半》という独自の身体様式で動き、語られる舞台は「現代の能」などと
評されています。上演作品は、ギリシア悲劇やシェイクスピアなどの
ヨーロッパの古典から、謡曲や歌舞伎台本を材料にした日本の古典、
さらには近代や現代の東西のテキストまで、幅広く扱っています。
昨年上演された『道成寺』は、韓国の水原国際演劇祭から招聘されたり、
BeSeTo演劇祭で日本代表作品として早稲田大学大隈講堂で上演されたりと
高い評価を受けました。今年は、シェイクスピア作品でドイツツアー、
ギリシア悲劇作品でポーランドツアーが予定されており、国内のみならず、
国際的な注目も高まりつつあります。
【お問い合わせ先】
山の手事情社/UPTOWN Production 担当:太田真理子
〒158-0087 東京都世田谷区玉堤1-6-11
Phone.03-5760-7044 Fax.03-5760-7104
e-mail:info@yamanote-j.org
URL:http://www.yamanote-j.org
プレスリリース
2005年3月31日
劇団山の手事情社
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宮沢賢治がこの6月、降臨
http:www.yamanote-j.org/
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■宮沢賢治が、そして「銀河鉄道の夜」が、まったく新しく生まれ変わります。
劇団山の手事情社(有限会社アップタウンプロダクション
所在地:東京都世田谷区 代表取締役社長:安田雅弘)は、
2005年6月1日から5日まで、新作『銀河鉄道の夜』を上演いたします。
単なる芝居でもない、ダンスでもない、パフォーマンスとも違う、
肉体の織りなす新しいエンターテインメント。
“一度見たらクセになる”と国内外で高い評価を得、近年『道成寺』、
『夏の夜の夢』、『オイディプス王』などの舞台で演劇界に衝撃を走らせた
山の手事情社が新作に挑みます。
マスコミ各社の皆さまには是非ご取材いただき、記事・番組として
扱っていただきたく、下記公演の情報をさし上げる次第です。
■ 今なぜ、宮沢賢治なのか。
宮沢賢治の作品や言葉には、現代社会がどのようにあるべきかについての
深い考察がひそんでいます。たとえ物質的には不足がなくても、私たち
現代人はその状況に精神的な安定や豊かさを感じにくくなっています。
ニュースを見れば、海外では大きな災害や紛争がとどまることなく、
国内に目を転じても、かつては考えられなかったような陰惨な事件が
数多くとびこんできます。「何かがおかしい」「私たちの社会はどこか
病んでいるのではないか」。これは今の時代を生きる多くの人が感じている
危機感であり、実感ではないでしょうか。「命」や「魂」について、
「未来」や「希望」について、すなわち「私たちの明日」について、
一世紀前に「ほんとうの豊かさ」を希求していたのが宮沢賢治です。
■ 「銀河鉄道の夜」について。
宮沢賢治の生きていた時代、「機械」は「未来」や「希望」と同じ意味を
もっていました。やがて「機械」は「兵器」となり、人類全体をまきこんだ
大きな戦争がおこり、数多くの犠牲者がでます。また、戦後、しゃにむに
物質的な豊かさを追求した結果、日本では公害をはじめとする深刻な環境破壊が
問題となり、「機械」はともすれば「未来」や「希望」とは逆のイメージを
持ってしまうことになりました。「銀河鉄道の夜」は、まだ人類が「機械」に
素朴な「希望」を感じ「未来」を託していた時代の物語です。
宮沢賢治はその「機械」というものに、さらに人間の「生」と「死」をつなぐ
通路を発見しようとしました。当時最新の科学技術の知識を動員して
描かれた祈りが「銀河鉄道の夜」なのです。
今回の公演は、宮沢賢治のそうした祈りを見つめなおす試みです。
『銀河鉄道の夜』
原作/宮沢賢治 構成・演出/安田雅弘
【日時】
2005年6月1日(水)〜5日(日)
【会場】
東京芸術劇場小ホール1
東京都豊島区西池袋1丁目8番1号
(池袋駅下車徒歩5分)
【劇団山の手事情社とは】
現代演劇の先鋭的な表現を標榜する、若手の代表的なカンパニーです。
《四畳半》という独自の身体様式で動き、語られる舞台は「現代の能」などと
評されています。上演作品は、ギリシア悲劇やシェイクスピアなどの
ヨーロッパの古典から、謡曲や歌舞伎台本を材料にした日本の古典、
さらには近代や現代の東西のテキストまで、幅広く扱っています。
昨年上演された『道成寺』は、韓国の水原国際演劇祭から招聘されたり、
BeSeTo演劇祭で日本代表作品として早稲田大学大隈講堂で上演されたりと
高い評価を受けました。今年は、シェイクスピア作品でドイツツアー、
ギリシア悲劇作品でポーランドツアーが予定されており、国内のみならず、
国際的な注目も高まりつつあります。
【お問い合わせ先】
山の手事情社/UPTOWN Production 担当:太田真理子
〒158-0087 東京都世田谷区玉堤1-6-11
Phone.03-5760-7044 Fax.03-5760-7104
e-mail:info@yamanote-j.org
URL:http://www.yamanote-j.org
企業情報
企業名 | 有限会社アップタウンプロダクション |
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代表者名 | 安田雅弘 |
業種 | 未選択 |