セルコホーム株式会社、『エコ住宅と省エネに関する調査』を発表

カナダの高性能住宅を直輸入し全国で販売しているセルコホーム株式会社は、2012年5月24日~5月28日の5日間、20~59歳の男女を対象に「エコ住宅と省エネに関する調査」をモバイルリサーチにより実施し、2,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

◆ 「日頃から節電意識が高い」6割半、女性は7割
◆ 今夏は昨年よりも節電する方が多い傾向  一方、”節電疲れ”を感じる方は2割強に
◆ 省エネアクション 「マイカーはエコカー」3割、「クールビズ実践」有職者の6割強
◆ 省エネ・エコ目的で購入したい家電のトップは「エアコン」 6位に「太陽光発電システム」
全対象者(2,000名)に対し、《節電・省エネ・エコに関する意識・実態》についての各項目にどの程度あてはまるか質問を行いました。
各項目について『あてはまる』(「非常にあてはまる」+「ややあてはまる」、以下同様)の割合をみると、【自分は日頃から節電意識が高い】で65.1%と、6割半の方が普段から高い節電意識を持っていることがわかりました。また【2011年の夏は節電を実行した】が75.3%であるのに対し、【2012年の夏は節電を実行しようと思う】では80.6%となり、昨年よりも節電を実行しようとする方が多くなっている様子が窺えます。一方、【自分は節電疲れを感じている】では23.2%と、節電に取り組むことで疲れを感じてしまった方も2割強いるようです。
省エネのためのアクションに関する項目について『あてはまる』の割合をみると、【節電のためにクールビズを実践している】は61.0%(集計対象:有職者1570名)、【マイカーはエコカーである】が29.8%となりました。また、【企業の始業・終業時間を早めるサマータイム導入には賛成である】では、賛成派の『あてはまる』は58.0%、反対派の『あてはまらない』(「全くあてはまらない」+「あまりあてはまらない」、以下同様)は42.0%とサマータイムの導入賛成派が多数となりました。
節電意識を尋ねた項目の【自分は日頃から節電意識が高い】について、年代別、男女別に『あてはまる』の割合をみると、年代が上がるほど節電意識が高くなる傾向がみられ、20代で55.4%であったのに対し、50代では73.4%となりました。また、女性(69.7%)は男性(60.5%)よりも節電意識が高くなりました。

それでは、節電や省エネ・エコロジーのために、購入を検討されている家電はなんでしょうか。
全回答者(2,000名)に対し、省エネやエコ目的で最も購入したい家電を自由回答形式で質問したところ、トップは「エアコン」で17.1%となりました。電力需要の高くなる夏を控えた現在は、エアコンの購入・買い替え需要が高いようです。以下、僅差の2位で「冷蔵庫」(15.5%)、3位に「照明(有機EL/LED照明・電球など)」(4.4%)、4位に「洗濯機」(3.7%)、5位に「テレビ(液晶/有機EL/LEDテレビなど)」(3.0%)と、生活家電が上位回答で続き、6位には「太陽光発電システム(太陽光パネル・電池など)」が2.3%、7位に「EV(電気自動車)」が1.6%と、比較的投資額の多くなる創エネ・省エネ製品も挙がりました。


◆ 住宅選びで重視するポイントは「耐震性・躯体」「水まわり」「長寿命」「高断熱・高気密」
◆ 住宅選びで専業主婦は「節電・省エネ」を意識 6割半
◆ 住宅購入予備軍はエコ住宅、スマートハウスに関心
◆ 将来的に重要度が高まる 災害に強いエコ住宅
◆ エコ住宅に不可欠なのはLEDや創エネシステムより「高断熱・高気密」
◆ エコパパ・エコママの7割がエコ住宅に不可欠だと思うものは?

全対象者 (2,000名)に対し、住宅選びで回答者自身が大切だと思っていることを複数回答形式で質問したところ、「耐震性・躯体・工法」が79.2%で最も高くなりました。次いで「水まわりの設備」が66.7%、「耐久性・長寿命」が65.8%、「高断熱・高気密によって冬暖かく夏涼しいこと」が63.8%で続きました。また、家庭内で生活の多くの時間を過ごす専業主婦(主夫)は、「水まわりの設備」(73.5%)や「高断熱・高気密によって冬暖かく夏涼しいこと」(70.6%)、「節電・省エネ」(65.4%)、「結露防止」(55.5%)、「素材」(50.7%)などの項目が高くなりました。専業主婦(主夫)が料理や洗濯などを行う場である水まわりの設備はもちろん、節電・省エネや結露防止に関連して、断熱性・気密性、住宅素材などに関心を寄せているようです。
住宅購入予定時期別にみると、住宅購入予定が近い方ほどエコ住宅やスマートハウス関連の項目を重視しており、住宅購入予定時期を「3 年以内」と回答した住宅購入予備軍(99名)では「太陽光発電システム等の創エネシステム」が37.4%、「オール電化」が25.3%、「電力消費がIT技術で制御されていること」が22.2%となりました。

同様に、住宅選びで将来的に重要性が益々高まると思うものを複数回答形式で質問したところ、「耐震性・躯体・工法」が最も高く79.0%、次いで「節電・省エネ」が68.9%、5割台で「太陽光発電システム等の創エネシステム」(58.3%)、「高断熱・高気密によって冬暖かく夏涼しいこと」(58.2%)、「光熱費等のランニングコスト」(57.7%)、「耐久性・長寿命」(57.5%)、「耐火性」(54.7%)が続きました。主に、[1]災害に強く丈夫で長持ちする、[2]創エネ・省エネが実現でき、ランニングコストを抑えることができる、といった住宅の重要性が高まっていくと考えられているようです。

このように、節電・エコ意識の高まりや停電への危機感を受けて、重要性が高まりつつあるエコ住宅について、消費者が重要視しているものはなんでしょうか。全回答者(2,000名)に対し、エコ住宅において本質的で不可欠だと思うものを複数回答形式で質問したところ、「省エネ性、高断熱・高気密等の高い住宅性能」が67.1%で最も高く、次いで「LED照明」が58.0%、「躯体の耐久性・長寿命」が53.8%、「太陽光発電システム等の創エネシステム」52.7%、「光熱費や劣化によるリフォーム等のコスト軽減」が51.1%で続きました。LED照明や太陽光発電システムなどの、省エネ・創エネ設備も重視されていますが、それらよりも断熱性や気密性など住宅自体の性能が高いことが不可欠だと考えられているようです。
また、エコ意識が高く(【自分は日頃から、エコロジーな生活を心がけている】にて、『あてはまる』と回答した方)、子どものいる男性(以下、エコパパ)と女性(以下、エコママ)がエコ住宅において本質的で不可欠だと思うものをみると、エコパパ、エコママともに、「省エネ性、高断熱・高気密等の高い住宅性能」が全体より高く、それぞれ70.8%、69.2%と7割に達し、エコ住宅にとって最も本質的で不可欠な要素だと判断しているようです。また、その他の項目では、エコパパは「躯体の耐久性・長寿命」(58.4%)や、「太陽光発電等の創エネシステム」(59.8%)、「高効率給湯器」(35.2%)が全体より高く、エコママは「節水型トイレ」(57.4%)や「家庭用燃料電池」(40.0%)、「ホルムアルデヒドフリーの塗料」(29.8%)が全体より高くなりました。普段からエコロジーを心がけている家庭では、エコ住宅に求めるポイントも多くなるようです。


注:本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、
合計しても100%とならない場合がございます。

◆調査概要◆
◆調査タイトル:エコ住宅と省エネに関する調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする
全国の20歳~59歳男女
男性1,000名(20代・30代・40代・50代:各250名)
女性1,000名(20代・30代・40代・50代:各250名)
◆調査期間:2012年5月24日~2012年5月28日
◆調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
◆調査地域:全国
◆有効回答数:2,000サンプル(有効回答母数から2,000サンプルを抽出)
◆実施機関:ネットエイジア株式会社

■■報道関係の皆様へ■■
本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「セルコホーム調べ」と付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。

企業情報

企業名 ネットエイジア株式会社
代表者名 三清慎一郎
業種 ネットサービス

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