一皿ごとの栄養と予算のバランスに配慮した献立が共有できる。栄養士のためのソーシャル献立作成サービス『 buono 』が11月8日より無料公開

WEB企画開発の株式会社エッセンティア（所在地：東京都目黒区、代表取締役：鈴木秀明）は、2016年11月8日より栄養士のソーシャル献立作成サービス『 buono（ボーノ）』をリリースいたしました。

▼buono｜株式会社エッセンティア：http://www.essentia.co.jp/buono/

■美味しいだけでなく、栄養と予算のことも考えたプロのためのツール

新しくリリースした『 buono 』は、日々の栄養士業務に必要な機能に絞り込み、食材や料理メニューの新規登録や検索など、シンプルで使いやすいインターフェイスを備えたソーシャル献立作成サービスです（※本サービスを利用するにはWindows専用アプリのインストールが必要です）。

医療、介護施設や学校で提供される給食献立は、栄養士法に基づく国家試験をクリアした管理栄養士や栄養士養成施設を卒業した栄養士が一定の予算の中でベストな主食、主菜、副菜などの料理を選択し組み立てています。各現場では、これまで引き継がれてきた献立や栄養士が生み出した献立もありますが、飽きのこない献立を毎日提供するのは難しい課題でした。

本サービスは献立作成機能に加えて、これまで個々の施設・栄養士が経験値として持っていた献立を共有（閲覧、転記）できる特長を有してます（特許出願中）。これにより管理栄養士、栄養士の作成する献立品質を高めることや業務効率の向上に寄与する他、各施設の自慢の一皿や歴史や文化とともに受け継がれてきた郷土料理など施設内にとどまっていた献立情報を給食現場に発信し日本中に広めることができると考えております。

このたびのプレリリース版では、献立作成の他、発注書や週間献立の帳票出力といったすべての機能を無料で提供しています（※基本機能は今後もすべて無料提供します）。

■食材発注や調理指示等、その他の管理業務にも対応しました

また、献立作成以外にも食材の発注や簡易調理基準書等、日常的に発生する管理業務もフォローしています。弊社がこれまで開発を請け負ってきた、社会福祉法人、医療法人、給食委託会社向け献立作成ソフト開発で培ったノウハウが活かされています。

■みんなの工夫をもっと便利に、ビッグデータ活用も視野に入れています

弊社では、本サービスを無料で提供することで、毎食の献立に悩む栄養士の皆様を支援するとともに、共有されたデータを集約しビッグデータとしての活用も視野に入れています。

具体的には、シーズンごと、地域ごとに発生する食材の需要予測や、AI（人工知能）を組み合わせることで自動献立作成も目指しています。自動献立作成についてはアレルギー食材の置き換えや、食文化の違うアジア圏に対応したメニュー開発といった分野を想定しています。

■日本再興戦略２０１６「世界最先端の健康立国へ」に則った事業展開を指向してます

介護保険外サービスにおける介護食ビジネスや健康寿命延長産業への参入、企業の健康経営支援等、日本再興戦略２０１６で掲げる社会的な課題解決にbuonoを通じて得たデータと利用者（管理栄養士、栄養士）、各施設の皆様と一緒になってチャレンジしたいと考えてます。

【製品概要】

名称：buono（ボーノ）

料金：無料

機能：オリジナル食材登録、料理登録、献立作成、発注先登録、週間献立の帳票出力など

＜推奨環境＞

対応PC：Windows® 32bit/64bit版　.Net Framework 4.5 以上

CPU：Intel Core 2 Duo 2GHz（または同等）以上

メモリ：2GB以上

画面解像度：XGA（1024×768）以上

インストールに必要なディスク空き容量：約10MB

その他：インターネット接続環境

「buono」事業計画.pdf