ジョニーウォーカーがトラベル・リテールトップ100で首位をキープし、スコッチカテゴリーの復活を牽引
2014年のトラベル・リテール部門トップ10のランキングに大きな変動はなく、前年1位のディアジオ社のジョニーウォーカーが2,230,000ケースを売り上げ(前年比47,000ケース増)首位の座をキープした。ウォッカのフィンランディアはロシアでの売上不振がひびきトップ10から姿を消し、代わりに前年11位だったスコッチウイスキーのフェイマスグラウスが10位に滑り込んだ。2014年のトラベル・リテール部門において注目すべきことは、スコッチウイスキーの販売量が大きく回復し、この年のトラベル・リテール部門におけるスピリッツ販売量の増加分のうち40%(217,000ケース)を占めたことである。2013年に落ち込んだ販売量が2014年には2012年の水準を上回るなど、首位のジョニーウォーカーを筆頭に、上位100位以内にランクインしたスコッチウイスキーのブランド16が販売量を伸ばしている。
Insights4 Pharma:SDMJコンサルティング合同会社
- !2015年12月21日 10時
- a食品関連
- a研究・調査報告