令和2年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)に採択 ~政府の支援を受けて「新規PDXモデル作出方法」の開発に着手~
株式会社特殊免疫研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:伊藤行夫)は、新規がん治療薬の開発に有効な「新規PDX(患者由来がん組織異種移植)モデル作出方法」の開発プロジェクトが、経済産業省の令和2年度戦略的基盤技術高度化支援事業(通称サポイン)に採択されましたので、お知らせいたします。 当社は、今年度から3年間に渡って政府の支援を受けて、熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター、および株式会社キュオールと共同で、「アームドマクロファージ」を持つ新規マウスを作出し、従来の技術では樹立が困難であった癌腫の腫瘍組織移植モデルを効率よく作製する方法を確立する研究開発を推進いたします。
2020年6月 30日
株式会社特殊免疫研究所
令和2年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)に採択
政府の支援を受けて「新規PDXモデル作出方法」の開発に着手
株式会社特殊免疫研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:伊藤行夫)は、新規がん治療薬の開発に有効な「新規PDX(患者由来がん組織異種移植)モデル作出方法」の開発プロジェクトが、経済産業省の令和2年度戦略的基盤技術高度化支援事業(通称サポイン)に採択されました。
当社は、今年度から3年間に渡って政府の支援を受けて、熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター、および株式会社キュオールと共同で、「アームドマクロファージ」を持つ新規マウスを作出し、従来の技術では樹立が困難であった癌腫の腫瘍組織移植モデルを効率よく作製する方法を確立する研究開発を推進いたします。
採択結果発表URL
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2020/200622mono.html
PDXモデルの作製にNOGマウス、NSGマウスなど超高度免疫不全マウスを用いた異種移植技術が利用されていますが、がん種やがん患者の腫瘍の持つ個別の性質によってPDXモデルの樹立成功率が影響を受けることが報告されています。当社が特許権を保有する特殊なトランスジェニックマウス作製技術を応用して、ヒト由来貪食促進・抑制レセプターを発現する「アームドマクロファージ」を持つマウスを系統化することに成功しました。
今後当社は、共同開発を実施するパートナーとともに優れたPDXモデルを樹立し、新規がん治療法の探索、薬効薬理、安全性を確認するためのツールを安定的に供給することを通じて、世界中で開発が加速している腫瘍免疫活性化医薬、CAR-Tを始めとする遺伝子組換細胞療法、あるいは、がんワクチン療法などの臨床試験開始に貢献できる事業開発を進めて参ります。
▼令和2年度戦略的基盤技術高度化支援事業
戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)は、「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」に関する支援策の一環として、中小企業者等が産学官連携などにより、ものづくり基盤技術の高度化を図るための研究開発、試作品開発及び販路開拓等の取組を促進することを目的として行うものです。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社特殊免疫研究所
部署名:シナジー事業開発部
電話:028-683-1153
E-mail : akira.shiota@tokumen.co.jp
担当者名:塩田、小川
【株式会社特殊免疫研究所について】
本社:〒112-0004 東京都文京区後楽一丁目1番10号 日本生命水道橋ビル8階
代表者:代表取締役社長 伊藤 行夫
設立:1979年8月18日
資本金:1億円
Tel :03-3814-4081
Fax :03-3814-5957
URL:https://www.tokumen.co.jp/
事業内容:体外診断薬、モノクローナル抗体、各種研究用試薬の製造販売・輸入販売
遺伝子改変動物作製、iPS細胞の樹立及び細胞の遺伝子改変サービス
抗体医薬評価用動物モデルの開発・販売
その他、医療・バイオ領域における研究及び開発
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企業情報
企業名 | 株式会社特殊免疫研究所 |
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代表者名 | 伊藤 行夫 |
業種 | 医療・健康 |
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