リモートデスクトップに対応した帳票印刷支援ツール「デルバイ－Ｒ」発売のお知らせ

「企業の基幹システムをクラウド化する」ことを旗印として事業拡大中の株式会社ピー・ビーシステムズ （福岡県福岡市、代表取締役社長：冨田和久、福証Q-Board・証券コード：4447 、以下、弊社）は、マイクロソフトのリモートデスクトップ環境における業務システムの帳票印刷を最適化する新製品「デルバイ-R」を８月3日に販売開始します。

クラウドや仮想化の浸透によりサーバ集中化が進行した業務システムは帳票印刷処理における様々な課題を抱えるようになりました。印刷処理集中によるサーバダウン、プリンタドライバ同士の干渉・相性による印刷不能、大量印刷が月末など特定の日時に集中することによるネットワークの渋滞（輻輳）、そしてペーパーレス化へのシステム移行の課題などは、その代表的なものです。月末や決算月など業務繁忙時期の印刷トラブルは、円滑な業務を妨げ、納期遅延やクレーム増加、顧客満足度と業績の低下にもつながるため、多くの企業にとってリスク要因となっています。

弊社が2001年に発売開始した「デルバイ」シリーズは、クラウドやデータセンター上の業務システムからラベルや伝票などのリアルな紙の印刷を必要とする現場に向け効率的に高速印刷を行う弊社独自製品です。PDF出力（*1）や、クラウド型FAXサービス連携にも対応するなど、伝統的な紙への印刷出力方式からペーパーレス化への移行を見据えた帳票運用支援まで、時代のニーズに合わせて進化してきました。発売以来20年にわたり物流倉庫や公共サービス、社会インフラ企業等を支えるエッセンシャルワーカーの現場を中心に、シトリックスを利用したユーザーの支持を得ています。その「デルバイ」シリーズで初めてマイクロソフトのリモートデスクトップ環境(＝仮想化環境)にも、導入を可能にした製品が「デルバイ-R」です。

現行製品の「デルバイゲナー」はCitrix Virtual Appsなどのシトリックス製品をサポートしていましたが、新製品の「デルバイ-R」はマイクロソフトの仮想デスクトップサービス（Windows Virtual Desktop （WVD））やマイクロソフトのリモートデスクトップに対応し、広範な業務システムの帳票出力を迅速化することはもちろん、伝統的な紙への印刷からPDFによるペーパーレス化までサポートします。

「デルバイ-R」の登場により「デルバイ」シリーズはシトリックスとマイクロソフト、両方のプラットフォームに導入できるようになり、パブリッククラウド型システム、プライベートクラウド型システム、オンプレミス型システムを問わず、物流倉庫や公共サービス、社会インフラ企業等の幅広い業務システムが抱える印刷の問題を解決、改善し、ペーパーレス化へと移行する橋渡しができるようになりました。

「デルバイ-R」を含む、弊社の「デルバイ」シリーズは、今後も全国の社会経済活動を支えてまいります。

デルバイ-Rの詳しい情報は以下のURLをご覧ください。

URL　https://www.pbsystems.co.jp/service/product/dr/

（*1）外部連携I/Fオプションの利用によりPDFによるペーパーレス化に対応。

※本プレスリリースの記載内容につきましては、予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

※Citrixは、Citrix Systems,Inc.の米国あるいはその他の国における登録商標または商標です。

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