資源総合システム、「太陽光発電マーケット2024」 発行のお知らせ「市場レビュー・ビジネスモデル・将来見通し」を網羅した最新調査レポート

太陽光発電とその関連事業のコンサルティング業務を行う株式会社資源総合システム（本社：東京都中央区、代表取締役：一木修 以降「当社」または「資源総合システム」）は、2024年9月12日に「太陽光発電マーケット2024 ～市場レビュー・ビジネスモデル・将来見通し～」を発行しました。

本レポートは、国内外の太陽光発電システムに関する生産量、導入量、出荷量、価格動向、技術開発、関連産業、市場動向を網羅した総合調査レポートです。「太陽光発電マーケット2024」では、2023年までの実績と2024年の展望に加え、太陽光発電の事業環境の多様化に伴う新たなビジネスモデルやプレーヤーなどの情報も収録しています。

世界の太陽光発電市場は、脱炭素社会やエネルギーセキュリティの向上を背景に各国政府の普及インセンティブと入札による市場原理の導入、発電コストの低下により、力強く成長を続けています。2023年には、太陽電池関連製品の供給不足が解消され、価格も下落したことにより、世界の太陽光発電システムの年間導入量は前年比73%増の407GW、累積導入量は1.6TW規模へと大きく増加しました。太陽電池の年間生産量も前年比で60%以上増加し600GWを超え、2023年末には生産能力は1TW/年に到達したとみられます。世界の太陽光発電産業の事業環境は毎年大きく変化しており、年間500GW～TW時代を見据えたビジネス展開と技術開発へと大きな転換期に入っています。 

＊DCベースの設置容量
図1 世界における地域別太陽光発電システム年間導入量推移および累積導入量（2023年末）出典：㈱資源総合システム調

日本においても、「2030年温室効果ガス46%削減」、「2050年カーボンニュートラル」という目標に向けて、「グリーントランスフォーメーション（GX）実現」など新たな取組が進んでいます。さらに2040年の電源構成を視野に入れた第7次エネルギー基本計画の策定に向けた議論も開始され、脱炭素化に向けた多様な政策が進行中です。

太陽光発電の事業環境も多様化し、FIT/FIP制度に頼らない太陽光発電によるコーポレートPPAや、自家消費ベースの需給一体型建物市場、売電をベースとする発電事業市場に加え、農地、水上、駐車場などの用地を複合的に利用する設置形態や、建材一体型太陽光発電、EV充電に対応するための設備などの新市場が拡大しています。次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた官民協議会も創設され、量産技術の確立、生産体制整備、需要の創出への取り組みが始まっています。さらに、蓄電システムとの融合による仮想発電所（VPP）やアグリゲーションサービスなどの新たな事業ビジネスも生まれ、太陽光発電の活用範囲はますます広がる見込みです。

本レポートは、これらの動向を包括的に分析し、今後の市場展望を体系的にまとめています。
詳細については、弊社ウェブサイトhttps://www.rts-pv.com/business/report/ をご覧ください。

【本書の概要】
「太陽光発電マーケット2024 ～市場レビュー・ビジネスモデル・将来見通し～」」
・ 発行者： 株式会社資源総合システム
・ 発行日： 2024年9月12日
・ページ数： 約 350 ページ 〈媒体〉：PDF（ダウンロード形式）（冊子も追加注文可能）・価格（消費税別）：
○電子データ（PDF） 会員： 80,000円 一般：100,000円：
○冊子（電子データ購入者様限定）20,000円 （送料込み）

【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社資源総合システム URL：https://www.rts-pv.com/
担当： 鈴木（すずき）、栗原（くりはら） e-mail： info@rts-pv.com
〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-19-2 キューアス八丁堀 第一ビル4階

【株式会社 資源総合システムについて】
株式会社資源総合システムは、日本国内唯一の太陽光発電専門シンクタンク・コンサルティング企業として、40年以上にわたって培ってきた太陽光発電に関する経験と知見をもとに、関連情報の発信と、お客様の太陽光発電に関わる事業の支援及び強化を行っており、国内外に対して太陽光発電に関する各種レポート等も発刊しております。「太陽光発電」を石油代替エネルギーから基幹エネルギーの一つに発展させるために、その本格普及の実現と太陽光発電産業の更なる成長に貢献しております。そして、お客様のビジネスに価値ある各種サービスを提供し続けるため、今後も全社一丸となって取り組んで参ります。