多くの企業が“グローバル人材”が必要と感じている グローバル人材は社内でも活躍していると評価!活躍の理由として「他国の人との交渉力」、「海外事業での実務能力」
トレンド総研では、社内の「グローバル人材(※)」に対する評価や採用ニーズなどを知るため、「グローバル人材に対する企業のニーズに関する意識・実態調査」を実施し、その結果、多くの企業が“グローバル人材”が必要と感じている、社内でも活躍していると評価されていることが明らかに。
生活者の意識・実態に関するトレンドを調査する機関「トレンド総研」(東京都渋谷区)は、新卒・中途採用面接の最終決裁に携わっている社員500名に、社内の「グローバル人材(※)」に対する評価や採用ニーズなどを知るため、「グローバル人材に対する企業のニーズに関する意識・実態調査」を実施しました。
※海外での就業・留学・ボランティア経験等を通じて、異文化を受容し、高い問題意識とコミュニケーション力を有する人材
調査期間:2012年8月30日~9月3日 調査方法:インターネット調査
調査対象:会社の新卒・中途の採用面接の最終決裁者500名
■ グローバル人材の採用を増やしている理由は、“国際競争力の強化”、“即戦力となる人材”
グローバル化社会と言われて久しく、海外に留学したり、海外ボランティアとしての活動を経験した人も増えています。そこで、そういった海外での就業・留学・ボランティア経験等を通じて、異文化を受容し、高い問題意識とコミュニケーション力を有する人材を「グローバル人材」とし、そのような人材に対する企業のニーズを、新卒・中途の採用面接の最終決裁者500名に聞いてみました。
まず、「あなたの勤めている会社でグローバル人材を社内に確保することは必要だと思いますか?」と聞いたところ、「そう思う」が61%と6割以上の企業が必要だと感じています。【グラフ1】
次に、「あなたの会社でグローバル人材の採用数は以前に比べて増えてきていると思いますか?」と聞くと、「増えてきていると思う」という意見が40%で、具体的に「ここ数年でどれくらい増えていますか?」と聞いたところ、平均すると約21%の増加で、多いところではグローバル人材の採用数は2倍に増えているという企業もありました。
そこで、増えてきている理由について聞いたところ、「グループ内各企業とのコミュニケーションが必要不可欠なので」、「海外との契約業務を遂行する上で、正確に意思疎通が図れることが極めて重要なので」と、今の業務において高いコミュニケーション能力を有する人材が必須という意見や「現時点は国内担当の採用ポジションでも、将来的にグローバルな役割が必要となってくるので」、「海外との取引業務が増えてきて、グローバルな考えを持った人材が必要であると感じるので」、「国際的な視野で会社の運営を検討する場合、即戦力となりえる人材の確保が必要なので」と、企業の未来を据えて海外展開を考えていく場合にグローバル人材は必要という意見がありました。他にも、「海外の人々の考え方を受け入れる力がないと、海外企業と戦えないので」、「複数の国の複数の社会を経験しているので、新しいひらめきを基にした発想にすぐれているので」、「グロ-バルな経験をした人材は即戦力になりやすいので」と、グローバル人材が即戦力となりやすいため採用が増えているという声もありました。
■ グローバル人材の“コミュニケーション能力”、“主体性”、“リーダーシップ”を評価
では、企業はグローバル人材のどのような点に期待をして採用をしているのでしょうか?「グローバル人材のどのような点に期待しますか?」と複数回答で聞いたところ、「コミュニケーション能力」が最も多く59%、続いて「語学力」(58%)、「主体的な行動力」(38%)、「交渉力」(34%)という結果になりました。【グラフ2】
グローバル人材の採用が増えていると回答した方に「グローバル人材は社内でも活躍をしていると思いますか?」と聞いたところ、「そう思う」と回答した人が74%と、社内でグローバル人材は活躍していると評価しました。そのように評価される具体的な理由として、「現地交渉や国内との調整、異文化と異言語の中で、同じ目的の達成と製品づくりの完遂に貢献しているので」、「海外企業に対し、自社との提携によるメリットとデメリットを明確に伝えられ、相手の反応に対して柔軟に対応できたり、機微なニュアンスを伝えられるので」というように、他国の文化や言語をしっかりと受容できているからこその能力が評価されていたり、「主体的で活発でコミュニケーション能力の高い人材が多く、他の社員にいい影響を与えているので」、「高い問題意識やコミュニケーション力があり、リーダーシップを発揮して活躍しているので」という意見から、グローバル人材のコミュニケーション能力の高さや主体性が評価されています。
今回の調査により、グローバル人材は語学力だけでなく、総合的なコミュニケーション力の高さや主体性ある行動力を発揮して実務でも活躍していると企業からも高く評価をされており、また、企業のこれからの海外展開においてもグローバル人材を確保することが重要な時代になっていると考えられます。
※海外での就業・留学・ボランティア経験等を通じて、異文化を受容し、高い問題意識とコミュニケーション力を有する人材
調査期間:2012年8月30日~9月3日 調査方法:インターネット調査
調査対象:会社の新卒・中途の採用面接の最終決裁者500名
■ グローバル人材の採用を増やしている理由は、“国際競争力の強化”、“即戦力となる人材”
グローバル化社会と言われて久しく、海外に留学したり、海外ボランティアとしての活動を経験した人も増えています。そこで、そういった海外での就業・留学・ボランティア経験等を通じて、異文化を受容し、高い問題意識とコミュニケーション力を有する人材を「グローバル人材」とし、そのような人材に対する企業のニーズを、新卒・中途の採用面接の最終決裁者500名に聞いてみました。
まず、「あなたの勤めている会社でグローバル人材を社内に確保することは必要だと思いますか?」と聞いたところ、「そう思う」が61%と6割以上の企業が必要だと感じています。【グラフ1】
次に、「あなたの会社でグローバル人材の採用数は以前に比べて増えてきていると思いますか?」と聞くと、「増えてきていると思う」という意見が40%で、具体的に「ここ数年でどれくらい増えていますか?」と聞いたところ、平均すると約21%の増加で、多いところではグローバル人材の採用数は2倍に増えているという企業もありました。
そこで、増えてきている理由について聞いたところ、「グループ内各企業とのコミュニケーションが必要不可欠なので」、「海外との契約業務を遂行する上で、正確に意思疎通が図れることが極めて重要なので」と、今の業務において高いコミュニケーション能力を有する人材が必須という意見や「現時点は国内担当の採用ポジションでも、将来的にグローバルな役割が必要となってくるので」、「海外との取引業務が増えてきて、グローバルな考えを持った人材が必要であると感じるので」、「国際的な視野で会社の運営を検討する場合、即戦力となりえる人材の確保が必要なので」と、企業の未来を据えて海外展開を考えていく場合にグローバル人材は必要という意見がありました。他にも、「海外の人々の考え方を受け入れる力がないと、海外企業と戦えないので」、「複数の国の複数の社会を経験しているので、新しいひらめきを基にした発想にすぐれているので」、「グロ-バルな経験をした人材は即戦力になりやすいので」と、グローバル人材が即戦力となりやすいため採用が増えているという声もありました。
■ グローバル人材の“コミュニケーション能力”、“主体性”、“リーダーシップ”を評価
では、企業はグローバル人材のどのような点に期待をして採用をしているのでしょうか?「グローバル人材のどのような点に期待しますか?」と複数回答で聞いたところ、「コミュニケーション能力」が最も多く59%、続いて「語学力」(58%)、「主体的な行動力」(38%)、「交渉力」(34%)という結果になりました。【グラフ2】
グローバル人材の採用が増えていると回答した方に「グローバル人材は社内でも活躍をしていると思いますか?」と聞いたところ、「そう思う」と回答した人が74%と、社内でグローバル人材は活躍していると評価しました。そのように評価される具体的な理由として、「現地交渉や国内との調整、異文化と異言語の中で、同じ目的の達成と製品づくりの完遂に貢献しているので」、「海外企業に対し、自社との提携によるメリットとデメリットを明確に伝えられ、相手の反応に対して柔軟に対応できたり、機微なニュアンスを伝えられるので」というように、他国の文化や言語をしっかりと受容できているからこその能力が評価されていたり、「主体的で活発でコミュニケーション能力の高い人材が多く、他の社員にいい影響を与えているので」、「高い問題意識やコミュニケーション力があり、リーダーシップを発揮して活躍しているので」という意見から、グローバル人材のコミュニケーション能力の高さや主体性が評価されています。
今回の調査により、グローバル人材は語学力だけでなく、総合的なコミュニケーション力の高さや主体性ある行動力を発揮して実務でも活躍していると企業からも高く評価をされており、また、企業のこれからの海外展開においてもグローバル人材を確保することが重要な時代になっていると考えられます。
企業情報
企業名 | トレンド総研 |
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代表者名 | ---- |
業種 | その他サービス |
コラム
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