子どものいじめと自殺を防止するための署名イベント開催 ～子どもたちが個人の尊厳を表現「なかよしの木」を制作します～

大津市の中２男子のいじめによる自殺や川西市の高２の事件など、子どものいじめと自殺が社会問題となっている中、ロサンゼルスに本部を置くNPO団体「ユース・フォー・ヒューマンライツ・ジャパン（旧称：人権のための国際青年団）」は、９月の国際平和デーを記念し、２９，３０日と東京・代々木公園でのNPOまつり内紹介ブースにて、国連の定めた世界人権宣言に基づく、さらなる人権教育・啓発を請願する署名運動を行います。

署名運動と並行して、ブースでは難解な言葉を使わず子どもたちでも理解できるよう、当会が制作した国連の定めた世界人権宣言の小冊子を配布しながら、「平和と寛容」のメッセージを子どもたちに書いてもらい、「なかよしの木」（メッセージが書かれたしおりをボードに貼ってもらう）を制作します。

※ 世界人権宣言は１９４８年１２月１０日、国際連合総会において採択、宣言されました。この歴史的な決議に続いて、国連総会はすべての加盟国に呼びかけ、この宣言文を広く知らしめ「国や地域の政治情勢に基づいて区別されることなく、それが主に学校その他の教育機関において、普及され、掲示され、読まれ、説明されるようにする」ことを要請しました。今の日本の教育現場で実施されている人権教育は、しばしば限定された主題の差別意識の解消にとどまり、根本的・普遍的な人権という主題そのものへの理解に結び付いていません。

詳しくはhttp://jp.youthforhumanrights.org/