株式会社教育情報サービスとゼッタリンクス株式会社の 「質の高い教育効果と円滑な運営を提供する初めての教育システムの事業化」が 経済産業省の「新連携事業」に認定

本事業は、学習記録ソフト「ThinkBoard」を教育支援システム「リモコン倶楽部Z」に組み込むことで、情報通信技術(ICT)を活用した質の高い教育効果と円滑な運営を学校教育現場や、社内研修等の企業教育現場へ提供する初めての教育システムです。

株式会社教育情報サービス(宮崎市)の「手書き」と「声」を記録するソフトウェア『ThinkBoard』と、ゼッタリンクス株式会社(東京都荒川区)の授業支援ソフトウェア『リモコン倶楽部Z』を有機的に連携させる、「質の高い教育効果と円滑な運営を提供する初めての教育システムの事業化」が、経済産業省の新連携事業として認定されました。教育現場においてICT活用の課題となっている「学力向上効果」「操作性」「安定性」を高度に保ち、使われることの少ない電子黒板をはじめとするハードウェアの有効活用を促進します。
ThinkBoardは平成23年度、特に九州管内の教育機関において研究授業が頻繁に行われ、その活用による学習効果は定評を得ています。また、リモコン倶楽部Zは全国の教育機関の4,000校以上に採択され、操作性や安定性に高い評価が寄せられています。本事業によりThinkBoardをリモコン倶楽部Zに組み込むことで、文部科学省「教育の情報化ビジョン(平成23年4月28日)」に提唱された、一斉指導による学び(一斉学習)に加え、子どもたち一人一人の能力や特性に応じた学び(個別学習)、子どもたち同士が教え合い学び合う協働的な学び(協働学習)を強力に推進することが可能となります。
また、受動的な学びが多い教育現場にあって、ThinkBoardの機能により学習者自身が「手書き」と「声」でデジタル学習記録を残していくことで、「主体的な学び」を構築することができます。さらにリモコン倶楽部Zの機能により、デジタル学習記録を制作する際に配布,回収,比較,検討が円滑に行えます。主体的な学びを円滑に推進することで、更に学習効果が高まります。
 この新しい学びの形は学校教育のみならず、近年、その重要性を増している企業の教育・研修にも応用することができます。例えば、単に企業のコンプライアンスについてただ聴講するのではなく、模擬の場面を設定してその対処法を「話し」「書く」ことで記録します。更に記録された各人の対処法を対比対照することにより、効果的な研修が実現します。
 このように、経済産業省認定の「質の高い教育効果と円滑な運営を提供する初めての教育システムの事業化」は「新たな学びの形」を創出し、学校教育のICT化と企業教育の効率化を実現します。

企業情報

企業名 株式会社教育情報サービス
代表者名 荻野次信
業種 その他サービス

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