日本GPUコンピューティングパートナーシップ(G-DEP)と共同でマーケティング活動を推進することに合意
株式会社構造計画研究所と、日本 GPU コンピューティングパートナーシップ(G-DEP)は、GPU を利用した電磁界解析ソフトウェアニーズへの高まりを受け、顧客への最適なシミュレーション環境の提供を目的として、共同でマーケティング活動を推進していくことに合意しました。
株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長 CEO:服部正太)と、日本GPU コンピューティングパートナーシップ(G-DEP)は、GPU を利用した電磁界解析ソフトウェアニーズへの高まりを受け、顧客への最適なシミュレーション環境の提供を目的として、共同でマーケティング活動を推進していくことに合意しました。
今回の合意により、3 次元電磁界シミュレータ「XFdtd」の販売・技術サポートにおいて、ハードウェアおよび GPU を含めた最適なシミュレーション環境の構築・提案および技術サポートの提供が可能となり、これまで以上に高度な付加価値サービスを展開していく方針です。
■ 背景と目的
今日、無線通信をはじめとする多くの電波環境において電磁界解析の需要が高まっており、ソフトウェアを用いたシミュレーションでの電子機器の設計や EMC 対策等が行われています。また、近年のGPUをはじめとするハードウェアの進歩に伴い、高速なシミュレーションが実現可能になってきています。シミュレーションソフトウェアのパフォーマンスを最大限に発揮するためには、ソフトウェアに適したハードウェアをトータルコーディネートすることが必要不可欠です。
こうした課題に応えるため、当社はこれまでGPU 対応の3 次元電磁界解析シミュレータ「XFdtd」の販売・技術サポートに際し、ハードウェア(マシン及びGPU)を含めたトータルなシミュレーション環境のご提案を行ってきました。今回の新たな合意により、G-DEP との協力体制のもと、当社はこれまで以上に迅速かつ専門的な電磁界シミュレーション環境の構築・提案および技術サポートが可能となります。
■ 「日本GPU コンピューティングパートナーシップ(G-DEP)」について
日本GPU コンピューティングパートナーシップ(G-DEP、本社:宮城県仙台市、代表理事:河野孝史)は、次世代のパーソナルHPC の一大トレンドであるGPU やマルチコアCPU といったメニーコア・プロセッサを、研究開発や産業の実務で幅広く活用するための総合ソリューションをご提供することを目的に、GPU コンピューティングとパーソナルHPC 事業に携わる複数の専門企業がパートナーシップを組んだアライアンスです。
G-DEP 紹介サイト : http://www.gdep.jp/
■ 3 次元電磁界解析シミュレータ「XFdtd」について
XFdtd は、米国Remcom 社が開発し当社が販売および技術サポートを行っている3 次元電磁界解析シミュレータです。マルチコア・マルチGPU に対応し、高速なシミュレーションを実現します。最新のバージョン「XFdtd Ver7.3」では、高速化処理の強化やWaveguide Ports 機能が実装されています。
XFdtd 紹介サイト : http://www.kke.co.jp/network/xfdtd/
■ セミナー及び展示会情報
XFdtd は、以下のセミナー・展示会でご覧いただけます。展示ブースではシミュレーション環境導入のご相談も承ります。
【2012 International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP2012)】
日 時:2012 年10 月30 日(火)~11 月1 日(木)(※ 会期5 日間中、3 日間のみ出展)
場 所:名古屋国際会議場
詳細情報:ISAP2012 公式サイト http://www.isap12.org/
【2012 Microwave Workshops & Exhibition (MWE 2012)】
日 時:2012 年11 月28 日(水)~11 月30 日(金)
場 所:パシフィコ横浜 展示ホールD(ブース No. D103)
詳細情報:MWE 2012 公式サイト 出展企業ページ http://apmc-mwe.org/mwe2012/kigyo/data/A03500.html
■ 会社情報( http://www.kke.co.jp )
構造計画研究所は1956 年に建物の構造設計業務からスタートし、それら人工構築物を取り巻く自然現象(地震、津波、風など)の解析やシミュレーションを行う業務を手がけ、さらにはソフトウェア開発をはじめとする情報通信分野、CAD/CAE などの製造分野、そして人間の意思決定支援分野にまで事業領域を広げてきました。当社は知の循環から生まれる「工学知」を用いてより高い付加価値を提供する知識テクノロジー企業として、また「プロフェッショナル・エンジニアリング・デザイン・ファーム」として、組織や社会が抱える課題を解決いたします。現在は、特に「防災」「スマート」「ビッグデータ」を重点テーマとしてとらえ、高い品質を強く意識したエンジニアリングコンサルティングを展開しています。
※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※ 当社では、お客様やパートナーから発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
企業情報
企業名 | 株式会社構造計画研究所 |
---|---|
代表者名 | 服部 正太 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
コラム
株式会社構造計画研究所の
関連プレスリリース
-
お客様が見て比べて楽しめるレコメンドシステム「ビジュアル・ナビ・レコメンド」 プレマーケティング結果について
2013年7月2日 15時
-
地域特性を考慮した津波避難の施策検討支援 ~ 鎌倉市の導入事例 ~
2013年7月1日 12時
-
サプライチェーンAPSシステム「ADAP Ver.5.0」をリリース ~ ABC原価計算機能を追加し、コストの無駄を「見える化」 ~
2013年6月20日 15時
-
産官学で津波対策を考える。「津波避難シンポジウム」を開催 ~基調講演には津波研究の第一人者 東北大学の今村文彦教授~
2013年5月9日 11時
株式会社構造計画研究所の
関連プレスリリースをもっと見る