STRグローバル アジア・パシフィック 2012年11月期ホテルパフォーマンス調査を発表
STRグローバル(本社:ロンドン)は2012年11月期アジア・パシフィックのホテルパフォーマンス調査を発表しました。今回の調査においてアジア・パシフィックの稼働率は低下していましたが、客室平均単価(以下ADR)・販売可能客室一室あたり収益(以下RevPAR)は上昇していることがわかりました。
2012年11月期のアジア・パシフィックの稼働率は72.1%(-1.1%)、ADRはUS$132.25(+2.5%)、RevPARはUS$95.34(+1.4%)でした。(USドル換算、カッコ内は昨年同月比増減率)
今回の調査にあたり、STRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール・ウィンクル(Elizabeth Randall Winkle)は次のようにコメントしています。「アジア・パシフィック11ヶ月累計の稼働率成長率は68.4%(+0.6%)と、ほぼ横ばいです。ADRも同様の傾向があり、US$129.25(+0.9%)でした。アジア・パシフィックの販売可能室数は+2.9%と、過去6年で最も低い成長率を示しています。宿泊総需要数は2012年1-11月累計で6億9900万室(+3.5%)と、上昇し続けています。」
「11月のタイのパフォーマンスは昨年被災した洪水の影響から大幅に回復しました。バンコクの稼働率は82.5%を記録し、2007年以降11月期で最も高い稼働率を更新しました。」
2012年11月のアジア・パシフィックの主な市場動向は以下の通りです。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比増減率)
-バンコク(タイ)は全ての数値において最も上昇しました。市場の稼働率は82.5%(+45.1%)、THB3,082.25(+35.4%)、RevPARはTHB2,541.74(+96.4%)でした。
-次の2都市で稼働率が2桁減少しました。ムンバイ(インド)64.3%(-14.4%)、ソウル(韓国)78.8%(-13.2%)。
-デリー(インド)のADRは最も下落し、INR8,164.37(-9.8%)でした。
-次の2都市でRevPARが最も下落しました。ムンバイINR5,426.43(-18.6%)、デリーINR5,593.92(-15.1%)
-日本のパフォーマンスは 稼働率82.3%(+3.4%)、ADR12,006.94円(+7.0%)、RevPAR 9,876.52円(+10.7%)となりました。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
オーストラリア:
稼働率 80.1% (+1.3%) ADR AUD182.39(+3.0%)RevPAR AUD146.07(+4.4%)
中国
稼働率 67.5% (-3.2%) ADR CNY650.99 (-1.6%) RevPAR CNY439.10 (-4.7%)
インド:
稼働率 62.0% (-8.6%) ADR INR6,733.14 (-3.5%) RevPAR INR4,173.09 (-11.8%)
日本:
稼働率 82.3% (+3.4%) ADR JPY12,006.94 (+7.0%) RevPAR JPY9,876.52 (+10.7%)
シンガポール:
稼働率 86.6% (-1.5%) ADR SGD297.92 (+1.4%) RevPAR SGD257.86 (-0.2%)
※昨年比増減率は2012年と2011年を比較した増減率。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の45,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計しています。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表しています。日本のホテルは2012年10月現在約500軒が参画し、日本最大のデータベースとしてホスピタリティ業界の発展に寄与しています。
STRグローバル(STR Global, Ltd)について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者(ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等
)に対し様々なデータを提供しています。北米地区をSTR(Smith Travel Research, Inc.)が、北米以外のヨーロッパ、中東、アジアパシフィック、アフリカ、中南米をSTRグローバルが調査しています。 世界最大のホテルデータベースを保有し、ホテルベンチマークレポート、グローバルホテルレビュー、マーケットフォーキャストレポート、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を発行しています。また、日本語を含む多言語によるサービスを展開しています。
参考URL
http://www.strglobal.com?lang=Japanese
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)
今回の調査にあたり、STRグローバルのマネージングディレクターであるエリザベス・ランダール・ウィンクル(Elizabeth Randall Winkle)は次のようにコメントしています。「アジア・パシフィック11ヶ月累計の稼働率成長率は68.4%(+0.6%)と、ほぼ横ばいです。ADRも同様の傾向があり、US$129.25(+0.9%)でした。アジア・パシフィックの販売可能室数は+2.9%と、過去6年で最も低い成長率を示しています。宿泊総需要数は2012年1-11月累計で6億9900万室(+3.5%)と、上昇し続けています。」
「11月のタイのパフォーマンスは昨年被災した洪水の影響から大幅に回復しました。バンコクの稼働率は82.5%を記録し、2007年以降11月期で最も高い稼働率を更新しました。」
2012年11月のアジア・パシフィックの主な市場動向は以下の通りです。(ADR・RevPARは現地通貨換算。カッコ内は昨年比増減率)
-バンコク(タイ)は全ての数値において最も上昇しました。市場の稼働率は82.5%(+45.1%)、THB3,082.25(+35.4%)、RevPARはTHB2,541.74(+96.4%)でした。
-次の2都市で稼働率が2桁減少しました。ムンバイ(インド)64.3%(-14.4%)、ソウル(韓国)78.8%(-13.2%)。
-デリー(インド)のADRは最も下落し、INR8,164.37(-9.8%)でした。
-次の2都市でRevPARが最も下落しました。ムンバイINR5,426.43(-18.6%)、デリーINR5,593.92(-15.1%)
-日本のパフォーマンスは 稼働率82.3%(+3.4%)、ADR12,006.94円(+7.0%)、RevPAR 9,876.52円(+10.7%)となりました。
各国のパフォーマンスは以下の通り。
オーストラリア:
稼働率 80.1% (+1.3%) ADR AUD182.39(+3.0%)RevPAR AUD146.07(+4.4%)
中国
稼働率 67.5% (-3.2%) ADR CNY650.99 (-1.6%) RevPAR CNY439.10 (-4.7%)
インド:
稼働率 62.0% (-8.6%) ADR INR6,733.14 (-3.5%) RevPAR INR4,173.09 (-11.8%)
日本:
稼働率 82.3% (+3.4%) ADR JPY12,006.94 (+7.0%) RevPAR JPY9,876.52 (+10.7%)
シンガポール:
稼働率 86.6% (-1.5%) ADR SGD297.92 (+1.4%) RevPAR SGD257.86 (-0.2%)
※昨年比増減率は2012年と2011年を比較した増減率。
STRグローバル ホテルパフォーマンス調査について
STRグローバルのホテルパフォーマンス調査は世界中の45,000軒以上のホテルがSTRグローバルに直接実績を報告し専門チームが集計しています。STRグローバルは毎月世界各地の稼働率・ADR・RevPARを調査し、メディア関係者に発表しています。日本のホテルは2012年10月現在約500軒が参画し、日本最大のデータベースとしてホスピタリティ業界の発展に寄与しています。
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参考URL
http://www.strglobal.com?lang=Japanese
(系列会社のHotelNewsNow.comよりホテル業界関連のニュースを配信中。英語のみ。)
企業情報
企業名 | STRグローバル |
---|---|
代表者名 | 石田恵 |
業種 | 旅行・観光・地域情報 |
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